なべて世はこともなし
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2005年11月16日(水) 続:Bank of IrelandはBank of Idiotという読者さんは正しい

私の会社の直属の上司、Derek(仮名)は私とほぼ同い年のアイルランド人男性。彼、最後に床屋に行ったのは10歳のときだそうな。信じてもらえるかどうか、それ以来、ずーっと自分で髪を切ってるんだそうな。


自分のことはさておき、どんな髪型をしてるかというと、前髪は揃えられたマコトちゃん、横は耳まで伸びており一言で言えば、ビートルズカットのどうしようもない出来損ない。頭頂部から耳まで一気に長い髪が伸びていて突然切られている様は一見の価値あり。写真を公開できないのが本気で残念。


今朝、彼を見ると、どうやらひさびさに髪を切った(「切りに行った」ではなく「切った」)模様。声をかけてみました。


私:「おはよう。髪切ったの?」
Derek:「おはよう。そう言われるの今日もう2回目なんだよね。昨夜髪を洗っただけなんだけど…」



なんですと?


あーた一体どれくらいの割で髪を切ってるのよ?とのどの先まででかかったけど怖くて聞けなかった。






11月7日の日記に書いた、アホアホBank of Ireland。ネタにされた読者さんから抗議の電話が入りました。


読者さん:「口座から金が引き落とされたことを書いてないじゃないか!」


そうなのです。使ってもいない300ユーロ、「心配しなくても大丈夫」と言われたのに、しっかり金が口座から落とされているという罠。ここでも「アイルランド人のいう大丈夫ほど大丈夫じゃないものはない」という法則が成り立っている(詳しくは拙書、「指さし」をご参照くだされ)。


で、かくいう私のとこにも、新しいカードがきましたよ。






上が銀行の社用封筒を使った暗証番号を書いた手紙、下がクレジットカードが入った自称「社用封筒を使ってないセキリュティに配慮した手紙」


はい。ちゃんと着いたから良い。結果オーライ。でもさ、郵便局のスト紛いのおかげでこの二つが同じ日についたというのも事実。万一にも盗まれてたら、新しいカードはあるわ、暗証番号はあるわで、犯罪者にとっては願ったり叶ったりな状況になっていたはず。


11月7日と同じ結末で申し訳ないけどいわずにはおれない。


Bank of Idiotお前救いようのないバカだろう。




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