なべて世はこともなし
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2004年10月01日(金) Swiftcall、その後

金曜日です。週末です。


今日までに提出しなければいけない会社のレポート8月31日の小学生よろしく昼休み後に外部の情報を一切遮断して一気に仕上げ(内容は…ない)、定時に会社を出ました。


で、なぜか月曜日と金曜は渋滞が少ないダブリンの町中を抜け自宅に帰り着いたのは4時45分。冷蔵庫からNewryで買ってきたビールを取り出しコンピューターを立ちあげて自分のホムペを開ける。…ここまでは完全にいつもと同じ。


で、掲示板にこんなカキコを発見いたしました。


国際電話について

こんにちわ。

日記を拝見し、国際電話について書かれていらっしゃいましたので、不躾かと存じますが、書き込みをさせて頂いております。

USITで購入されているという事ですので、弊社の商品ではないかと思うのですが、正しいでしょうか?

弊社の商品であれば、商品に不具合が生じているの事、御知らせいただき有り難うございます。また、このようにお手数をかけましたことをお詫び申し上げます。

弊社のサービスは、日本へは直接回線を使い、回線に不具合が生じることは少ないのですが。どちらのお国へご利用でしょうか?

弊社では、コールカードであっても回線に不具合が生じた場合には、技術者とともに回線のチェックを行うなど、カスタマーサービスを(日本語)行っております。また、繋がらないラインに対して料金が課金された場合には、状況に応じて通話料金を返金をさせて頂くこともございます。

ぜひ、日本人カスタマーサービスも常時居りますので、弊社カスタマーサービス 131278 (Eircomの固定電話から)1800929727 (公衆電話や131278が繋がらない場合)*営業時間 平日 9AM〜5PM迄 ご連絡くださいませ。

また、弊社では個人アカウントのサービスも行っております。
日本へは 一分約18C(Weekday)、12C(Weekend)でご利用いただけます。また、その他のお国、ヨーロッパの国へは約7Cから、UKは約4c USAは5cでご利用いただけます。
ぜひご考慮くださいませ。

商業的となり、こちらのホームページに相応しくないとの判断であれば、削除していただいて結構でございます。

どうぞよろしくお願いいたします。



うーむ。ちゃんと読まれているんですね。Swiftcallさん。


このままではこっちが一方的に悪口を言っているだけで不平等だなと思い、時計を気にしつつ4時58分にSwiftcall社に電話。案の定テープが


「弊社の営業時間は平日午前9時から午後5時」


と言いはじめる。やはり5時2分前でも受付終了か…と思いきや、テープは続き、


「なんとかかんとかは1番…なんとかかんとかは…」


おおっ、まだ閉まってなかった。


今ごろ電話したら多分オペレーターが


「ああ、帰る準備ができてるのに電話がかかってきたよ」


なんて泣きそうな顔をしているんだろうなあと思いつつ(少なくともうちの会社ではそうです)、2を押すと、待ち時間0でオペレーターが出てくれた。で、カキコをして下さった本人以外の日本人オペレーターとカキコをして下さったご本人と話をすることができた。


さすが、Swiftcallはもともと日本の会社。日本人が何人もいらっしゃるんですねえ。


で、遅くにかけたにも拘らず嫌な顔一つせずに(私だったら機嫌の良さそうな声を出しつつ電話の前で中指立ててますが、彼女はきっとそんなことはなかったと思う)以下のことを教えて下さいました。ちなみに使っていたのは、日本まで3セント(ただし、アイルランド内のアクセスポイントまでの料金は別)とかいう格安のカードです。


(1)先方の電話番号に電話をしてテストコールをする。ただし、結果は遅いから月曜日以降。


はい、遅くにかけてすいません。ちなみに、先方の電話番号はドイツなんですが。


(2)日本への通話は直接回線を使っており信用度は高い。


これはまったくその通り。というのも、このカード、自分で買ったのではないのです。日本人の友人(とある一部での有名人)がこのカードは安くていい!と誉めるので頼んで買って来てもらったのです。彼いわく、「問題はただの一度も起こらない」とのこと。他の人に聞いても答えは同じ。


(3)一部の国・地域・回線によっては問題が起こる。


どういうことかと突っ込むと、直接の回線を使っていないところもあるので、そういうところでは相手側の回線の状況によって回線が不安定になることもあるとか。そういえば私は特定少数の番号にしかかけていないから、この番号につながらないからといって、このカードが絶望的に使えんとは言えないわけで。ま、逆に言えば、特定少数の番号については絶望的に使えなかったのは事実ですが。


(4)問題のある回線はチェックして改善を図る。


改善のしようなんてないんじゃないかと聞いてみたら、相手先での回線の提携の会社を変えたりすることもあるそう。そのほか、これは推理だけど、中継の場所を変えたりとかなるほど、改善できる余地はありそうだわ。


で、6時過ぎに、件の電話番号にテストも兼ねてかけてみた。


…一発でつながった。


で、先方いわく、午後6時ごろ(つまりアイルランドの午後5時ごろ)テストコールがかかってきて、家人が出たとのこと。


…どうやらテストコールも一発でつながったのね。


うわあ、最悪の事態。その昔、家電を修理に出したのだが、「異常なし」で返ってきたことがあった。異常はあったのだが、異常がいつも出ているわけではないのでその異常を発見できなかったわけ。それと同じだわ。


かくして、技術者が来週電話をして来るとのことですが、多分、「異常なし」と言われて終わりだろうなあ。

この日記でさらに絶望的だったのは、Talkshop。気になったので行ってみたら…ちゃんと営業してるし。…ってことは、なんで未だにウェブサイトが潰れてたり、カードがトップアップできなかったりするわけ?よーわからん。


とにもかくにも、Swiftcall関係者の皆様。想像もしていなかったごていねいな対応ありがとうございました。


ところで、2ちゃんに「アイルランド在住者スレ」というのがあるのを御存知でしょうか。向こうからリンクを気を使ってもらって貼ってもらってないので、こちらからも貼りませんが、ここの最初にこんな書き込みがあります。ちょっと自戒を込めてコピペさせてもらいます。


狭いアイルランドの日本人社会、うかつな書き込みに気をつけつつまたーり書き込んでください。では。


…はい、どうやらこの日記、意外とアイルランド在住の日本人の方にも読まれているようですので気をつけますです。



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