なべて世はこともなし
日記アーカイブ(インデックス)へ前日の日記はこちら翌日の日記はこちらアイルランド真実紀行へ


2003年11月23日(日) おサカナ天国な週末

ああ、日曜日ももう終わり。なんだかよく分からんうちに貴重な週末が終わってしまいました。「いい加減王国」シリーズの続きを書く気力が残っていないので(もっと正直に書けばコンピュータの前でひとり晩酌をしてかなり酔っている)この続きは次回にするとしまして、今日はいつも以上に愚にもつかないことをつらつらと。正直に言って何を書くかまだ決めてません。長い日記にはならないと思います…眠いもん。


金曜日、私が愛してやまないスーパー、SuperquinnのSword店に行って来ました。Superquinnをご存じないという方。要はですね、TescoやDunnes Storeに比べて値段は高いけど、質の高いサービスと質の高い野菜や肉などが手に入るという店。考えてみるとちょっと金持ち向けの店ですな。私は最近どうでもいいようなものはドイツ形の格安スーパーLidlで買って、質にこだわるようなものはSuperquinnという使い分けができている。


金曜日の夕方、大渋滞をものともせずにわざわざSword(ダブリン空港から北へ数キロ行ったところにある村)まで行った理由は簡単。


本日限り。魚すべて半額。


ちょっとお隣りの高梨の奥様。魚が半額ですよ。は・ん・が・く。


アイルランド、四方を海に囲まれてついでに良い漁場に囲まれてさぞかし魚大国のように思われる人も多いと思うけど実際はそうではないです。アイルランド人、「魚なんて食べないよ」という人が余りに多い。味も匂いも嫌いという人の多いこと多いこと。


それでかどうかは知らんけど、魚の値段は冗談としか思えないほど高いのだ。で、魚が特売になったことなど聞いたこともない。なのに、今日に限って魚が半額。こりゃSuperquinnに急がねば。


で、行ってみるといい加減閉店前の夕方にも拘らず魚コーナーには多くの人がいる。というか魚コーナーにこれだけの人を見た試しがない。で、生鮭を4切れ、サバを2切れ、ついでにタラを二切れ買ってきました。


今まで知らなかったですが、タラって高いのね。そりゃ一切れが大きいけどでも二切れで6ユーロというのはいかがなものかと。半額で6ユーロというんだからたまらんわな。サバが二切れで1.6ユーロ、生鮭が4切れで3.8ユーロといえば以下にタラが高いかがわかっていただけるかと。


で、買ってきたはいいが大きな問題発生。


いったいどうやって料理するのよ?


そ、悲しきアホ男。珍しく魚を買ってきたはいいが、料理の仕方が分からない。こういう時はひでかすに頼もうとひでかすに聞くと…聞く人を間違っていた。ひでかすの魚料理に対する知識は私以下。


困った私たちはマンチェスターに移住した日本人Kさんに緊急電話(彼女はこの日記の初期にしょっちゅう出てきます)。主婦歴の長いKさんはさすがてきぱきとレシピを教えてくれました。結果…


金曜日の夜はサバ。小麦粉をつけて塩コショウして焼いただけですが激うま。
で、土曜日の昼はタラを使ってパイ。ちょっといまいち(作り方をどこかで間違ったと予測され)。で、本日日曜日の夜はタラを使ってなべとたった10ユーロほどで魚ざんまいの週末を過ごすことができました。


Superquinn様。私は改めてあなたのファンになりました。どうかまた魚の半額セールをやって下さい。もう二度とくされTescoには行きませんから。


日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)




Snigel |MAILアイルランド真実紀行へ掲示板へ