なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2003年02月17日(月) |
「ダブリン家がない」から2年。現在のダブリンは... |
すいません。かれこれ1週間近く日記の更新をサボっております。週末はアイルランドから脱出しておりまして、あ、この話はそのうちオチのないだらだら旅行記にするかも…で、木・金・月曜日は会社で私はひとり忙しくパニクっており、家ではドイツ語のコースの宿題にひいひい言っておりまして。
ちなみに現在、火曜日の午前10時45分です。今日は11時からのシフトで今日も忙しくなるの羽目にみえております。そう、現実逃避。嵐の前の静けさというやつ。
ところで、新設したマターリ進行中(…だと自分では思っている)の「よしなごと掲示板」に私が「部屋あります」という掲示を出したのをご覧になられたでしょうか。実はこれ、今月末にオランダに行ってしまうドイツ人の同僚の女の子が私の机に来て、
「ねえ、Snigel、誰か部屋を探している人いない?」
というので私が調子に乗って、
「おっしゃー、俺に任せておけ!」
とあそこにカキコしたのですが。
あれから3日。反応は0です。まあ、あの掲示板自体の知名度がまだまだ低いというのも理由だと思うのですが、それ以上にどうも今、部屋探しはかなり楽なようです。
ちなみに、まあ契約書にもよりますが、ダブリンで家のシェアをしている場合はとりわけ、退去時に新しい店子を見つけてくるというのは契約時の条件に入っていることが(契約書に書いてある書いていないを別にして)多いようです。かくして、彼女も誰かを探さねばいけないわけ。
私が「ダブリン家がない!」を書いたのはかれこれ2年以上昔のこと。で、あこ頃に比べると家探しはだいぶ楽になったような印象を受けます。で、特に今時期、くそ寒い2月の半ばにダブリンに来て部屋を探そうという人間などほとんどいないらしく、いつまでこの状況が続くかは全く分かりませんが、今、この瞬間、ダブリンでは割と簡単に部屋を探せるようです。
で、ドイツ人の彼女、インターネットの家探しの情報板に情報を出したものの反応は鈍く、ついに30ユーロだかを払って、Evening Herald(ご存知ダブリンの夕刊紙)に広告を出したようです。それが昨日の話なので、それからどうなったかは知りませんが。
彼女いわく、
「今、どこの会社も社員数を減らすことはあっても、社員を募集しているところなんかないわよ。Eastpoint Business ParkにあるA社にも掲示を出したけど、あそこ、今、自主的な退職者を募集しているらしいし、B社も新しい人を募集するつもりはないらしいし…」
そういえばうちの会社もいなくなった分を穴埋めしているけど、去年、私を採用した時みたいに大体的に募集をかけていないし。数日前の会議でも、景気のいい話は全く聞こえてこなかったし。総務の部長いわく、
「誰か知ってる人いない?XXさんが辞めた後がまを探さなきゃいけないんだけど、いま、リクルートエージェンシーに依頼を出すお金なんてないわ」
…そうはっきり言う総務の部長もある意味すごいが。
ましてや前の会社、ただいま、大々的にリストラの真っ只中だそうな。数ヶ月前になるけど、ラジオのニュースを聞いていたら、
「XX社はン十人の解雇を発表」
…と自分が前に勤めていた会社の名前を聞き、思わずハンドル操作を誤りそうになったりしました。
という訳で、現在、ダブリンもご多分に漏れず不況の真っ只中のようです。
メール・掲示板のお返事遅れております。申し訳ないの一言です。
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