なべて世はこともなし
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2002年07月25日(木) クレーム電話?プロフェッショナルな対応とは?

ここ数日「コールセンタークレーム日記」になりつつあるこの日記ですが、…今日もコールセンターネタ。


午後。電話を取ると電話の向こうは中年の女性。名前を聞きコンピュータのディスプレイを見るとそこには…


要注意人物


の文字。緊張が走る。背中に汗一筋。


女性:「先日送ってもらった小切手の件でちょっと…」


かちゃかちゃかちゃ。…ディスプレイには


「担当:Snigel」


の文字。がーん。私はいったい何をしでかした?支払額を間違えた?名前を書き間違えた?それとももっと深刻な間違いをした?


おーこられるー
おーこられるー

こられるー
られるー
れるー
るー
るー
るー



ついさっき「電話の対応がフレンドリー過ぎる!もっとプロフェッショナルとして電話を取れ!」


なんてスーパーバイザーに怒られたばっか。これは性格だから仕方ないじゃあないか…とは言えるはずもなく。ともあれ、このクレームでまた怒られるネタが増えた。


と、考えること数秒。私は気を取り直して、


私:「はい。何か問題でも?」
女性:「そう。額面1520ポンドの小切手を送ってもらって、受け取ったはいいんだけど…」



…けど何?逆説の言葉の後には良くないことが来るのは常識で。私の背中に汗がもう一筋。


女性:「私ったらばかで小切手無くしちゃったの。えへっ」


脱力。


ちなみにこの後、この女性は町内会の日帰り温泉旅行のバスの中のおばさんのノリになり


女性:「いやー。家の中にあるのは間違い無いんだけどねえ。そう、家の中で何か問題があったら全部ダンナのせいなの!」


これに対し私は


私:「いえいえ。私は男性として言わせていただきますが、何かあったら女性…あなたのせいです」


ふたりで爆笑。


で、電話を切った後、スーパーバイザーに


「プロフェッショナルな対応をせんか!」


と怒られた。うん。この静かなフロアに私の笑い声は本気で響いてたもんなあ。


結論。私はコールセンターには向かない。はあぁぁぁぁぁ。




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