なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年07月23日(火) |
発見!コールセンター必勝テク |
コールセンター(サポセン)も二日目になるとだいぶ慣れてきました。お茶をすすりながら電話の向こうの話を聞いています。実は今だって仕事中だったりして。電話の合間に書いてます。…仕事はたまってますが…。
で、だんだん悪質なテクニックも身につけてきました。たとえば。うちの会社にかかってくる電話は英語50%、ドイツ語40%それ以外が10%という感じです。で、電話にはお客様が何語で話がしたいのかはっきり書いてます。よくある、「お電話ありがとうございます。日本語をご希望の方は1を…英語をご希望の方は2を…」てな感じのシステムがあるわけです。
私の悪質テク。ドイツ語の電話を優先的に取ること。と言っても私はドイツ語など話せません。ゆえに英語でやたらと元気良く
「XX社でーす。おっはようございまーす」(こう活字にするとどっかの失職した県知事みたいだな…)
とオフィス中に響くくらいの大声で答えます。すると相手はドイツ語で何たらかたら言ってきますから…
私:「英語をお話しになりますか?」
すると相手は流暢な英語で
相手:「あれ?私、ドイツ語を選んだはずだけど…」
私はすかさず
私:「申し訳ございません。ドイツ語オペレーターは忙しく私が英語で対応させて頂こうと思ったのですが…。もしドイツ語をご希望でしたらドイツ語オペレーターの順番待ちにお客様をお戻しいたしますが…」
と半ば脅迫すると、たいがいのお客様は
相手:「…あー、待って!英語でいいから!」
こうなれば私のものです。実はそれでも4人にひとりくらいは「いや、ドイツ語がいい!」という人もいますが、そんな人は放置。英語を流暢に話せるくせに(まれにそうでなくて本当にドイツ語でないといけないという場合もありますが)英語を話さない方というのはクレームかやたらと難しい問題を抱えているとみてまず間違いありません。そういう人はちゃっかりドイツ語オペレーターに回して、私は簡単な質問などまさにおいしいとこだけ一番搾り状態。けっけっけっ。
ちなみに。私の名誉のために書かせていただきますが、このテクは私の発明ではありません。某航空会社に勤めるひでかすが話していたことを少し応用しただけです。はい。それから、うちの会社の人間全員は英語を話せますが(当たり前だわな)ドイツ語を話せる人間は少ないので、当然ドイツ語オペレーターの方が不足してます。ゆえに、私は完全にウソを言っているわけでもないのです(←言い訳がましい)。
これは海外に住んだことのある方なら間違いなく同意してくださると思いますが、ネィティブの英語よりも、ノンネィティブの英語の方がはるかにわかりやすい。というわけで、ドイツ人からの電話を受けているときはお茶をすする余裕が出てくるわけです。ズズズという音が電話の向こうに聞こえてなけりゃいいけど。
さて、電話が鳴る前に今日の日記を書き終えるとしますか…。
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