なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年07月17日(水) |
ハゲマッチョに手取り足取り教わったこと |
会社と自宅の通勤路の途中に新しくジムができました。で、ビールっ腹が気になる今日このごろ、プールもあるそうなので早速メンバーになり、本日行ってきました。「グループインストラクション」に。
グループインストラクション。要するに、ジムの器具の正しい使い方を知らないと話にならないから、10人くらいの小人数のグループで正しい使い方を学ぼうというもの。きっと体がきれいに引き締まったきれいなおねえさんが親切に手取り足取り教えてくれるに違いない…とわけのわからん妄想を胸に今朝出かけてきました。そう、出勤前にジムに行こうという無謀な計画。
で、くだんのジム。外から見るとあからさまに未だ工事中をいう趣。外には未だに建設用の機材がうろうろしているし、このくそ寒い中上半身裸のとび職のおにいさん方も多数。入り口のドアは未だに取っ手がついておらずその代わりに紐がくっついており…本当にオープンしとるんかいなと不安にさせてくれるには十分でして。
で、中に入るとほとんど人はおらず、これまた誰もいない更衣室で着替えてレセプションに戻ると受け付けの暇そうなおねえさんが
「インストラクション?あっそう。じゃあ、そこで待ってて」
と指差すのは受け付け脇の休憩室のような場所。見るとそこにおばさんが暇そうに早朝だというのにポテトチップスを食っている。
そうこうしているうちにインストラクター登場。インストラクターは体の引き締まったきれいなおねえさん…のはずはなく、そこにいたのは中年ハゲマッチョ。まあ、世の中そんなもんですよね。
で、ハゲマッチョは私たちふたりと握手して
マッチョ:「じゃあ、始めましょうか」
え?実は私たちふたりだけ?
マッチョ:「まず始める前にひとこと。(ポテトチップスを食べていたおばさんに向かい)ジムには運動靴を履いてきてくださいね。そういうサンダルではなく」
そう、このこのポテトチップスおばさんはジムにサンダル履きで来ていたのでした。…いったい何しに来たんだか。
で、ジムに行くと、中には一人かふたりの利用者、暇そうな3人くらいのインストラクター、さらには大勢の建設作業員のおにいさん方。なんだか建設中のマンションのモデルルームを見に来たような気分になる。
で、このポテトチップスおばさんはサンダル履きなのでジムの器械に触ることを許されず、私だけが実験台にされ、ハゲマッチョは彼のマッチョぶりを自慢するかのようなデモンストレーション。なんだかすんごい濃い時間でした。あ、ハゲマッチョはすんごく親切丁寧だったので感謝をしております(じゃあ、ハゲマッチョとか書くなよ)。
というわけで、これからはジムでも人間観察をしていこうと思っています。…良かった。ネタが増えた。
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