なべて世はこともなし
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2002年04月26日(金) 「この程度の客にこの程度の散髪」

ええと、上での日付は金曜日になってますが、現在ダブリンは土曜日の朝9時です。今日も土曜出勤をして、お金を稼がせていただこうと思っていたのですが、


「もうバックログは片付いたから来なくていいよ」


というスーパーバイザーの冷たい言葉のもとに、私の野望はもろくも崩れ去ってしまったのでした。


ということは当然早起きをする必然性などなかったのですが、悲しいかな毎朝6時30分に起きる習性はそう簡単には抜けず、しかも目覚し時計を切り忘れ、気がつけば起きてました。損した気分です。


ぼーっと台所でお茶を飲んでいると、やってきたのはひでかす。シフトワークの彼は今週の土日仕事(ざまみろ)。彼を見た瞬間、私は床で笑い転げてしまいました。


まことちゃんカット。


彼は行きつけの近所の床屋に行ったらしいのですが、いつもに増して、前髪が眉毛の上数ミリのところで―――――――――そう、見事に一直線。どうやったらそんな髪型に出来るんだ?てゆうか、あんた、どうやったらその髪型で床屋から出てこれるんだ?彼の解答は…


「うるさい!すぐにぼさぼさになるからいいの!」


その昔、「この程度の国民にこの程度の政治」と言い放った政治家がいましたが、「この程度の客にこの程度の散髪」という法則が、アイルランドでは成り立つようです。考えてみると、アイルランドの男におしゃれな髪型をしたやつなんていないもんなあ。会社で同じチームのDerekも見事なビートルズのきのこカットだし。


ひでかすがこの日記を見た日には私の命がキケンが危ないので(日本語になっていない)、以下の一文を最後に加えさせていただきます。


今日の日記はフィクションであり、実在の会社・団体・個人等とは一切関係ありません。




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