なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年03月13日(水) |
誰がためにバスは走る? 最新ダブリンバス事情 |
何度かこの日記にかいている通り、私は感心にもドイツ語のコースに週2回通っている。で、学校はO’Connell Bridgeより約2キロのところのPembroke Streetの近くにある。まあ、たかが2キロくらい歩けるのだが、仕事の後に授業開始に間に合うように学校に行こうとすると、どうしてもバスの方が早くなる。
というわけで、怠け者とは知りつつ、町から学校までたかが2キロの距離をバスで移動するわけだが、今日も(2度目)7Dという妙なバスに乗った。
だいたい7Dという系統番号が怪しい。Dは言うまでもなく7の枝番。AとかB、まあ、Cまでは聞いたことはあっても、Dというのは聞いたことがない。で、今調べたところ、このサービスは一日1本のみ。ますます怪しい。
で、このバスにO'Connell Bridgeより乗ったのだが、バス停には長蛇の列が出来ていたにも拘らず、このバスに乗ったのは私のみ。しかも、バスには誰も乗っていない。そう言えば前回乗った時も私以外に乗客はいなかった。夕方のラッシュ時、他のバスが100人近くの乗客を運んでいる中でこの私以外に乗客がいないという状況はあからさまに異常。で、一言多い私は運転手に言った。
私:「このバスはいつ乗っても空だねえ」 運転手:「ボクのせいじゃあないよ」
で、まあここから運転手と私の会話が弾みまして。次のバス停College Greenでは運転手が、
運転手:「誰か乗ってくれるかなあ。ああ、誰も乗ってくれない!」
と言う。確かに一見30人以上の客がバスを待っているのに、このバスはまさに「お呼びでない」状態。で、次のバス停Nassau Streetでは、一人の客が乗りそうな気配。
運転手:「ああ、見て見て。あそこに客がいる!!」 私:「良かったねえ」
…考えてみると異常な状況ですな。
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