なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年03月12日(火) |
買うぞ車!渡しに船のローンに隠されたアホタレアイルランドの銀行の罠とは?(その2) |
3/6の日記でBank of Irelandからモーターローンのオファーが来て、それに申込んだという話をしました。で、その話の続きです。(ゆえに、3/6の日記をお読みでない方はまずはそちらをご覧くださいませ)
今日になってBank of Irelandから手紙が来た。
Dear Mr. Snigel
With regard to your resent loan application to Banking 365 I must inform you that, after careful consideration, we are unable to facilitate your application on this occasion.
英語の部分を読むのがめんどいという方のために一言で言えば、「審査の結果お金は貸さないよーん」と言っているわけ。
やっぱりな。
…というのが私の正直な感想。だいたい、百万円近い金をぽんと貸してくれるほどBank of Irelandの気前がいいはずがない。だいたい前回の手紙すら話が出来すぎている。
というわけで、おちょくり半分で午後6時30分過ぎに家に帰るなりに、Bank of Irelandのテレフォンバンキングセンターに電話をしてみた。
私:「かくかくしかじかで、ローンの審査が通らなかったのだけどどうなってるの?」 係:「そうですね。今回はご期待に添えなかったということで」 私:「でもねえ、問題はねえ、先週『ローンの審査はすでに通ってます』という手紙が来てそれで私は申込んだわけよ。いったいどうなってるの?」 係:「そのような手紙を送ったという記録はこちらにはありませんが…」
…おまえなー、じゃあ、ここにあるこの手紙はなんなんだ?
係:「私どもが送った手紙は『当座貸越(オーバードラフト)』の手紙でして。ローンについての手紙は送っておりませんが」 私:「その手紙は去年の12月に受け取ったまったく別の手紙なの」 係:「しかし私どもはそのような手紙を送っておらず」
…と意味のない永劫回帰な堂々巡りの会話をすること5分か10分、私は…
私:「わかった。あんたが何も分かってないことが分かった。んじゃあ、誰にこの話をすればいいの?」
…私は明日、誰か私の支店の担当者か誰かに話をしたいと思って、こう聞いたのだが、電話の向こうのおねえさん
係:「いま、スーパーバイザーと代わります」
待つこと数分。賭けてもいいが係のおねえさんは
「…てなわけで、訳のわかんないことを言ってるのよ。適当にあしらってやってくんない?」
なんてスーパーバイザーに言っていたに違いない。
で、スーパーバイザーのブリジットというおねえさんが出てきて、言ったこと。私は我が耳を疑った。
スーパーバイザー:「申し訳ありません。その(ローンの審査が通ったという)手紙は間違いです」
今まで温和だった私もこの時点でキレた。
私:「明日まで待つから、ちゃんと調査をして解答しろ!」
…というわけで現在解答待ちです。言うまでもなく、文句を言ったところでこの決定が覆るとは思いません。ただ、プロのお仕事として、「その手紙は間違いでした」というのは通用しないのではないかと。いくらアイリッシュがいい加減とはいえ、ものにはいつも限度があるのです。まあ、この続きは逐一報告しますね。
…この日記を読んでもあなたはまだアイルランドに住みたいですか?
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