なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年03月05日(火) |
何かが変わった。アイルランドのスーパーの大進歩とは? |
3/4は私が新しい仕事を始めた日ですが、実はアイルランドの国全体でも「初めての」日でした。
買い物袋が有料になった日。
この日から、スーパーなどで買い物用のポリ袋を買うと、袋一枚につき15セント(およそ20円)が政府によって課せられるようになったのです。エッセイのコーナーにある、「地球環境を守るために資源を無駄にするスーパーのアイロニー」(とかいう感じのタイトルだったような気がする…)という小話にもあるとおり、アイルランドのスーパーでは恐ろしい数のポリ袋が無駄に捨てられていたのです。
んで、これが有料になったのが月曜日の話。で、今日、火曜日、Javis CentreにあるTescoに会社帰りに行ってきました。ちょっとした買い物をしてレジの方に向かうと
長蛇の列
火曜日の午後6時過ぎという、普段ならレジに人など並んでいないような時間に長蛇の列。正直なところ、私は最初この理由が全然分かりませんでした。で、列が進むにつれてレジの様子が見えてきたのですが、どうもこの買い物袋の有料化が、レジで思わぬ混乱を呼んでいるようでした。
レジで自分の順番になると、レジ係はまず、「買い物袋はいるの?」と聞き、はいと答えると、「いくつ?」で、いくつ買い物袋がいるかなんて、詰めてみないと分かりませんから、結局そこでいらん時間がかかるわけで。まあ、ユーロが導入された1/2にも混乱があったものの、すぐに慣れたのと同じように、この買い物袋有料化もすぐに慣れるといいのですが。まあ、今まで買い物袋をあれだけ無駄にしていたのですから、有料化でその無駄が減るならば私は反対をしません。というか、今後買い物袋を持参しても化け物のような目で見られなくなる分、嬉しいことのような気がします。
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