なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年02月05日(火) |
日本人として誇れること…暗算力の高さ |
さてさて、どうやら明日は先週の金曜日の「大ネタ」を含め、大ニュースを発表できそうです。ちょっと今日はまだ書けないのでもう少し待ってください(…引っ張りたい放題引っ張ってるなあ)。
私が日本人として誇れることの一つは「計算力」です。確かに「やってて良かった公文式」で、その昔算数は得意だった(でも高校の時に数学の授業をボイコットしてそれ以来駄目になった)のですが、まあそれを引き算に入れても、日本人の計算力の高さは称賛に値すると思います。
割に多くの人がご存知とは思いますが、こっちの人はお釣の計算を足し算でします。例えば140円の買物をして500円払った場合、日本人は500-140=360で360円のお釣と計算しますよね。こっちの人は、
「商品が140円で、50円、10円で200円。あと100円3枚で500円」
と足し算をするわけです。
で、今日の夕方郵便局に行き、41セントの切手10枚と、2.5ユーロのロト1枚を買いました。簡単です。0.41x10+2.5=6.6 計6.6ユーロですよね。この計算が郵便局のおばさんにはできない。このおばさんの場合、
「まず切手代をちょうだい。5ユーロと10セントコインある?」
で、私が合計の6.6ユーロを出すと、
「私は5ユーロ10セントちょうだいって言ったのよ!」
とひとりで怒っている。…こういうふうに少しでも自分の想定したシナリオと違うことをされるとパニくるのがアイルランド人の特徴だと思うのですが…。それにしても、もう少し応用力をつけてくれ。
そうかと思えばうちのマネージャーさん。キツネ目のドイツ人女性なのだが、彼女のもとに、例のパーティの予算を承認してもらうべく彼女の小部屋を訪ねた。
で、私は、
「某所の食事と1ドリンクを含む入場料25ユーロx40人で1000ユーロ。それからもう1ドリンクが別料金で4.5ユーロx40人で180ユーロ。計1180ユーロになります。予算内ですので問題ないと思いますが…」
と言ったところ、計算機で
「25x40+4.5x40=1180、それから1180÷40=29.5。ああ、ひとり29.5ユーロね」
…おい、どうしてそんな複雑な計算をしなくてはいかんのだ?25+4.5でいいじゃないか?
と心の中で思った。無論命が惜しいから口には出さなかったけど。
で、何だかんだで企画を練ったパーティですが、結局、某コメディショーに確定しました。この企画、大体の人に喜んでもらえたのですが、Howthに住むアイルランド女性から、
「私、そんな品のないところに行かない!」
とボイコットされてしまいました。まあ、みんながみんなを喜ばせることは不可能なんでしょうが、…アイルランド人に嫌われるアイリッシュジョークって何?と考えてしまいました。
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