なべて世はこともなし
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2002年02月04日(月) 学生必見。物理のテストで0点を免れる方法

このページの古い読者さんならご記憶にあるかもしれませんが、私は去年の夏、「ドイツ語夏季集中コース」なるものを酔狂に受講し、仕事の後に毎日4時間、3週間にわたってドイツ語の集中レッスンを受けたことがありました。で、それっきりになっていたのですが、これじゃあいかんというわけで、月曜日から再びドイツ語のコースに通い始めました。今回は週に2回、1回2時間と前回3週間で終わらせた半年分の内容を今回は半年かけてゆっくり終わらせようという計画。言うまでもなく、前回の続きです。


で、久しぶりにFitzsimons Squareにある学校の教室へ。行ってみると、クラスにいる10人弱の生徒のほとんどは昨年9月に始まったコースからそのまま受講を続けている模様。つまり、私は転校生状態


転校生状態なのはいいとして、何だか先生、ドイツ語で言うとそれに対し生徒は何の苦なくドイツ語で答えている。


コース間違えたんじゃあないだろうか?


そんな不安を打ち消すように、私が持っているテキストから講義を始める先生。…やば、いきなり落ちこぼれ状態。まあ、「こんなコース簡単すぎる」と思うよりいいんだろうけどねえ…。


で、久しぶりに学校なんかに行ったせいか、自分が塾の先生をしている夢を見た。ちなみに学生時代に場末の個人経営塾で塾の先生なぞをやっていた経験がある。で、教室なんか狭くて生徒も少ないのに、大きな声を出して授業してたなあ。…で、よく声がかれていた。


で、夢の中で声がかれてきたなあ、喉が痛いなあと思ったら、目が覚めた。…風邪をひいて喉が痛かった


ちなみに、塾の先生になりたかった時期があった。なぜ学校の先生ではないかと言えば理由は簡単で、中学そして特に高校の時に学校という名の監獄にとことん嫌気が差したから。学校が本気で嫌いだった。まあ、この話をすれば長いから書かないのだけど、私の通っていたイナカの学校、所詮片田舎の学校に過ぎないのに、やれ進学率がいいだの何だので毎日7時間の授業などをやっていた。で、私はとある事件を契機に全く学校の勉強をやめてしまった。その代わり、塾の勉強だけはしっかりやって、何とか某私大に滑り込んだ。


そんな高校時代の小話の一つ。理科に全く興味のない私は特に物理など全く興味がなかった。しかも高校一年の時に物理を選択せねばならず、さらに悪いことにはこの物理の教諭はただ黒板にぶつぶつ言っているだけ。で、私は当然何も聞いていない。


季節は流れ期末試験がやってきた。全く勉強をしないで臨んだ試験。案の定何も分からない。特に物理の試験はなんとかキログラム重とか良くは知らんがやたらと難しい単位をつけたがる。その単位が何になるかとんと想像がつかない。で、仕方がないので、25問くらいあった問題のすべての答えを


0(ゼロ)


にして提出した。すると、おそらくサービス問題だったのだろう


「ボールを投げ上げた時、最高点にあるボールの速度は何か」


とかいう問題があり、見事に0点だけは免れましたとさ。で、科学の方で若干の点を稼ぎ、赤点だけは免れたという実話があります。これ以外にも、とにかく学校の試験は一切無視しておりまして、しまいにゃあ学年末試験で進学コース90人中89番ブービー賞とも言う)という香ばしい記録を残し、進学コースから追い出されましたとさ。それでいて、業者テストはいつでもかなり上の方だったのだから本気で嫌な生徒だったと思います。ま、過去の話ですけどね。




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