なべて世はこともなし
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2002年01月20日(日) 日本だけじゃあない。ダブリンにもいるぞ、放火魔。

日本の冬の風物詩といえば放火ですが…って、それじゃああまりに問題のある表現だな。


ま、何にせよ、冬になると増えるのが放火。これは事実ですよね。考えてみたらなんでなんでしょうねえ。寒いから暖をとるため?んなわけないですよね。やはり気候が人を落ち込ませて、人の気を狂わせたりするところがあるのでしょうか。ともあれ、何の罪のない人の家財や命を奪う卑劣で憎むべき犯罪であることは議論の余地のないところだと思います。


で、なんとなく、放火って日本特有のもの、あるいは特に日本で多く発生していることのような気がしていたのですが、実際はそうでもないようです。というのも、今日(日曜日)、こんなチラシがうちのポストに投げ込まれていたのです。


お手紙

WARNING




DUE TO THE BURNING OF MANY REFUSE BINS OVER THE LAST FEW WEEKENDS AND AN ATTAMPTED ARSON ATTACK ON THE HOUSE INVOLVING A REFUSE BIN, RESIDENTS ARE WARNED NOT TO PUT OUT BINS BEFORE 8am ON THE MORNING OF COLLECTION.


THIS MATTER IS NOW IN THE HANDS OF THE GARDAI. FURTHER INFORMATION WILL BE PROVIDED IN OUR FORTHCOMING NEWSLETTER.



ええと、言葉の解説。 まず、arsonとは放火。Arsonistはご賢察の通り放火魔。Gardaiは警察。警察官はGarda。英語ではなくアイルランド語です。


資源ごみ箱<去年からほかの国に遅れること数十年、ダブリンでもようやくゴミの分別回収が始まりまして、写真ようなごみ箱を使っての回収が始まっています。ちなみに右の緑のごみ箱は資源ゴミ用。で、これに火をつける輩がいるらしい。


で、まあ、「この事件は警察当局により調査中」なんて言われても、この国の警察なんて全然信用できないし(1/7の日記参照)、消防だって怪しいもの(1/14の日記参照)。結局自衛するしかないわけで。仕方がないので、いつもは前庭に置いてあった二つのごみ箱を今裏庭に持って行ったところ。


何にせよ、ロクな事件じゃないことは確かです。


全然関係ないのですが、今、これを書いてたら、突然玄関に誰かがたずねてきた。行ってみると、「タクシーでーす」…って呼んでねえよ。お前なんか。



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