なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2002年01月18日(金) |
目指せ名幹事!アイルランドでパーティを企画 |
毎日代わり映えのない刺激のない日々が続いています。…特に会社では。で、なにか堂々とサボれる口実を作れないだろうかと思っていると、「パーティ幹事募集」とのメールが来た。社内の私が所属する部を含む50人くらいのパーティの幹事をやらないかとのこと。別に目的はない。アイルランド人は飲めればいいのだ。とくに、会社がその金を出してくれるというんだから何の文句があろうはずはない。すぐに応募したところ案の定そんなものをやりたがるアホはおらず、幹事になった。
物好きと言われればそれまでですが、こっちでパーティを企画するといくらくらいかかるか、どんな感じなのか一度体験してみたかったのだ。まあ、日本で大学生をやっていた頃を思い出すと、まあ、北の家族(←潰れたってば)にでも予約を入れて、ひとり5000円も出せば十分飲み食いができる。これで幹事をやったことがあるような気がするが昔の話なのでいまいち記憶が定かではない。で、会社は日本円にして4000円程度までだしてくれるそうだから、この4000円で何ができるかを考えないといけない。たかが4000円ながら、50人ものグループになるので、合わせて20万円。…結構な大金だね。
まずアイルランドの場合(ちょっとパーティのことは忘れてね)、パブは食べることよりも飲むことを中心に考える。で、お会計は、飲み物を買うたびにカウンターで払うのが普通。普通以外の状況としては、食べ物を一緒に頼んだ場合、食べ物と一緒に後で払うことも考えられるが、食い逃げをするやつがいるのか、食べ物すら前払いのパブすらある。しかも、不特定多数のやつがパブ内に居るから、日本のように、「ン万円に行くまでどんどん注文取って」なんてやり方は通用しない。
じゃあこっちのパーティではどうするかというと、まず、食べ物は、「フィンガーフード」というオードブルの皿にして、適当なテーブルに適当な量を置く。で、飲み物は、「ドリンクバウチャー」というまあ言わば「前売券」を配っておいて、それを個人が勝手にカウンターに持っていく…というのがよくあるやり方。日本でいえば、「立席パーティ」に近いかな。
で、このフィンガーフードにドリンクバウチャーにもし貸切の会場を借り、(パブには良く貸切の部屋がある)ついでに会社から会場までバスを借り切ると…うーん、いったいいくらになるんだ?20万じゃあ到底足りない気がしてきたぞ。
で、まずは手始めに、ダブリンバスに電話してみた。よく貸切のバスを街中で見かけるのでいくらくらいになるか興味本位で聞いてみようと思ったのだ。
私:「かくかくしかじかで、金曜日の夕方、会社(街からおよそ3キロ)から街までバスを貸切るといくらになる?」 おねえさん:「バスは出払っているわ」 私:「へ?まだ1ヶ月も先なのに?」 おねえさん:「その夕方の時間帯は、みんな路線バスに出払っていて、余力のバスはないの」
…ああそうですか。夕方のラッシュ時によく車庫行きの方向幕をつけて空で走っているバスを見かけますが、あれはきっと私の見間違いなのですね。
で、ついでに某大型の劇場(ストリップではない)にメールで問い合わせを書いてみた。もちろん書いたばかりだから返事は来てない。
で、そんなことをしているうちに時間は結構早く過ぎて行った。これは私の狙い通り、しばらく堂々とサボれそうだ。うまく行けば「名幹事」なんて言われたりして(その逆もありえるが)。
この話は、随時書いていきますね。
で、全然関係ないですが、最近掲示版の投稿が少なく作者はいささかへこんでおります。日記でいいネタを提供しないからだとか言うな。こらぁ。今カキコすると作者の熱烈歓迎を受けますのでぜひカキコしたことのない方はカキコしてみませんか。常連さんもいつも以上に歓迎です。
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