なべて世はこともなし
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2002年01月15日(火) ドイツの文化におけるバースデーケーキに立てるろうそくの数と実際の年齢の不一致の規則性とは?

ひでかすの誕生日でした。で、うちの住人の女の子が気を遣って、ひでかすのためにスーパーに行ってケーキを買ってきた。…まあこっちのスーパーで売っているケーキなんてフレッシュクリームを使ってないので、小学校の時に給食に出てきたクリスマスケーキ並みなのですが。で、サイズも両手の指で輪っかを作ったくらいの小さいもの。で、彼女はそれにご丁寧にろうそくまで立ててくれた。


で、そのケーキをまじまじを見詰めたひでかすが一言。


「ろうそくが1本多い!」


作者の身の安全のためにひでかすがいくつになったかは書かないが、いずれにせよ、その小さなケーキの上には相当な数のろうそくが。バースデーケーキというよりはほとんど墓標立ち並ぶ八ツ墓村状態。で、数えてみると、確かにひでかすの年齢X+1本のろうそくが立ててある。


「ボクはX+1歳じゃない!X歳だ!!」


とひとりでぷりぷりしている。ひでかすくらいのトシになれば、X歳もX+1歳も変わらないと思うのだが…。


で、ろうそくを立てたドイツ人本人に文句を言おうにも、本人は仕事の為不在。で、ひでかすは、そのケーキとタイカレーとビールを同時に食べ始める。…この人に味覚はないのだろうか。


で、後日、ろうそくを立てたドイツ人に聞いてみた。すると、


「ああ、あれはねえ、ドイツでは長寿を祈って年齢+1歳のろうそくを中心に立てるのよ。だからあれでいいの」


という答え。その時は、「ほっほー」(注:関口宏のマネではありません)と思ったのだが、この話を友人にしたところ、


「あんた、そのドイツ人、自分の間違いをごまかすためにテキトーなことを言ったんじゃないの?」


と一言。うーん、誰かドイツ人に聞いて見よう。




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