なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2001年12月17日(月) |
目が点!本場のアイルランドのパブでのとんでもないビールの飲み方とは? |
会社帰りに「ちょっと一杯」に行ってきました。何かの歌なら「…いつの間にやら朝帰り」となるとこですが、何せ月曜日のお話。午後5時過ぎにパブに行き、9時には自宅に帰ってました。
行ったパブはClontarfのYachtというパブ。昔、この界隈に住んでいたこと、会社から程近いパブということもあり、結構お世話になる機会が多いです。
align="right">で、ここのバーに行くと、珍しくMaisel's Weisseというドイツの瓶ビール(右の写真) があったので、それを注文。Erdingerみたいな少し重めのビール。
で、このテのビールには写真のような感じの特殊な形のグラス(写真は下に出てきます)でないといけないらしい。どうしてかとか聞かないように。知ったかぶりしてるだけなんだから。…マジメな話、ふつうのパイントグラスに注ぐと、泡が天井まで届くのではないかというくらい(大げさ)立ってしまうのだ。
で、このビールを注文して出てきたのがハーフパイントグラス。
へ?
へ?
目が点になったが、文句を言っても始まらないと思い、そのハーフパイントグラスをもらってすごすご退散。
で、しばらくしておなかが空いてきたので、みんなでディナーを頼む。この時のウェイトレスさん、古きよきアイルランド人の生き残りで陽気で親切なおばちゃん。
「へえ、あなた日本人?このパブにも日本人が勤めていてねえ…。」
…と話し出したら最後止まらない。
で、彼女がディナーを持ってきた時に、ビールがなくなっていたので、空き瓶を指しながら、
「悪いけど、このビールもう1本ちょうだい」
と言う。数分後、彼女は持ってきてくれました。Erdingerを(それは違うビールだろ!右の写真参照)まあ、彼女親切だし、Erdingerも好きなので、ま、いっかと思うと、彼女は凶器攻撃を仕掛けてきたのでした。
そこにあったもの。正直言って私は絶句しました。
再びハーフパイントグラス。
…これはさっきももらったものだからまあ驚かない。で、そのハープパイントグラスの中には、氷がなみなみと入れてありました。
…アイルランドではビールに氷を入れて飲むようです。おい、誰が「アイルランドはビールの国だ」なんて言った?
ここまで書いて思い出したんですが、確か、タイとかどこかでは、ビールに氷を入れて飲む国があるんですよね。誰か海外旅行経験豊富な方、教えてくれい。
で、この時のディナーテーブルで話題になったこと。世間に疎い私は全く知らなかったのだが、何でも来年から就労許可証の発給条件がより厳格になるらしい。要するに、ワークパーミションがおりずらくなるらしい。
確かに、今までの条件が簡単すぎて、それこそ申請さえすれば発給されるような状態だったから、そっちの方がおかしかったと言えなくもない。今後、語学学校経由で就職をしようと思っている人などを中心に、おそらく今まで以上に就職は難しくなるというお話。確かにバブルが弾けたアイルランド、今後聞く話はこんな感じの暗い話ばかりなんだろなと思う。
…まあ、アイルランドの政府の決定なんて、どこかいい加減だから、これが末端(私たち)にどれだけ影響してくるかは蓋を開けてみないことには分かりませんが…。
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