なべて世はこともなし
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2001年10月24日(水) 海外に働くようになって初めて気がついた。日本って高い国なのね。

昔、旅行の計画を立てるのが大好きでした。こういうふうに書くと、なんだか鉄ちゃん(鉄道オタク)のように思われますが…別に、列車がどんな型式かとかはどうでもよくて、ただ、遠くへ行きたいという願望が、「いざどこかに行こう」となると爆発して、ずっと時刻表とにらめっこしながら計画を立てることがありました。


ところが、今になってはそんなことはまったく面倒になってしまいました。何でこんなことを話し始めたかというと、日本に行った時に、地元のQ州から東京までなんとか帰って来なくてはいけないのです(行きは、格安の航空券を買いました)。で、できれば、彼女に京都にでも連れていってあげたい。で、新幹線の運賃を何気なく調べたら…


た、高い


ということに気がついてしまったのです。


この日記にしょっちゅう書いているように、いつもどこに行くにせよ、どこかに行く時に払う金額は、日本のそれに比べてはるかに安いです。ライアンエアーのブリュッセルズまで往復2000円は例外にしても、エアリンガスでもフランクフルト往復2万円くらい。どうも、そんな感覚が身についてしまっているので、京都から東京までの新幹線の片道の運賃が13000円と聞くと、一気に引いてしまうのです。


そんな訳で、「何とか運賃を安くできないものだろうか」と思い始め、今日、忙しい中を縫いつつ、本当に久しぶりに旅行の計画を立て始めました。


自宅→(親に車で送ってもらう…と勝手に決める)→別府→(フェリー)→神戸→(電車)→京都→(夜行列車)→東京


そう、二晩分の宿もなんとか削ろうと、フェリーと夜行列車を使おうと画策。トシがトシだけに疲れるだろうなあ…などと考えるも、まあ、金がないんだから仕方がない。


で、この京都から東京までの夜行列車。私が若かりし頃2度ばかし使ったことがあります。ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、「青春18きっぷ」なるものがあります。一日当たり2500円くらいでJRの各駅停車と快速が乗り放題というきっぷ。実は大学時代、この切符を使って当時入っていたクラブの合宿とやらで、和歌山まで行ったことがあるのです。当時は「もう2度とやるものか」と心に誓ったのですが、このトシになってまたやる羽目になるとは。トホホです。あ、今回は、この切符は使えません。年齢制限ではなく、この切符は春夏冬休みの期間中しか売っていないのです。




さてさて、昨日の問題は、未だに解決をしてませんで。まさに、「払った」「払ってない」の水掛け論になりそうな気配。だいたい1年前に払った領収書なんて、普通の人は取ってませんよねえ。で、世の中の多くの人は、


「あら、私払ってなかったかしら。イヤだわ。ホホホ」


なんて言って、払っちゃうんですよねえ。で、こちらは平身低頭平謝りしつつ返金となってます。


で、いつもかかさずチェックしている電気売場店員のクレーム日誌ではないですが、どうも世の中の不条理を感じざるにいられません。こういう時って、大きなクレームを起こした方が、相手がすぐに対応しちゃうんですよね。起こったことは同じなのに、ある方は「私払ったと思うのですが…」とメールを書き、ある方は「ふざけんな」と電話口で怒鳴る。で、怒鳴った人の方が、すばやい対応を受けられて、しかも、お詫びの金品までもらえるかもしれない。なんだか不平等だと思いませんか。




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