なべて世はこともなし
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2001年10月13日(土) どれが正しい情報なのか。誰も知らないホントのミニマムコネクションタイム

朝から感心にも、洗濯をして、自分の部屋をきれいに片づけて、ついでにトイレとお風呂もきれいに磨き上げて…苦労した本人以外には面白くも何ともない日記だな。


で、部屋を掃除している最中に、Laserカード(日本でいえば「デビットカード」)領収書を見つける。古いものなら捨てようと何気なく見たら…


10/01


という表示。するってえとなんですか。このカード、今月で有効期限切れるんですか?


…なんで銀行は新しいカードを送っても来なきゃ、何も言ってこないんだ?


ま、アイルランドのいい加減さなんて、今始まったことじゃないけど、でも、おいら、これ持って今月の終わりから日本に行くつもりだったのよ。もし日本で機械から「このカードはご利用になれません」なんて言われたら、おいら間違いなく逆上してたな。それ以前に、成田空港から動けなくなってたな。こわ。


で、まあ、アイルランド人のいい加減さが出たついでにこんなきのうのお話。実はきのうUSITに行ってきたのだ。もう、9月以来どハマリになっているおいらの日本行きの航空券。まずは別に手配した一緒に日本に行くMausi(おいらの彼女)の航空券が旅行会社の手違いでキャンセルの危機に。で、こんどはおいらの方が「ミニマムコネクションタイム」(乗り換えに必要な最低所用時間)で引っかかってしまったのだ。


これじゃあ何が言いたいのかわからないだろうからもう少し説明。おいらの今回の日本行き、ダブリン=ロンドンヒースロー=フランクフルトという経由で飛ぶ。で、最初のヒコーキがダブリンを出るのは朝の6時30分と激早。そしてロンドンヒースローに着くのは午前8時。で、ロンドンヒースローを出るのは午前9時5分


つまり、ロンドンヒースローでの乗り換え時間は65分。これは大問題。なぜなら、ロンドンヒースローでのターミナル1から2へのミニマムコネクションタイムは75分。そう、10分足りない


そもそも、ミニマムコネクションタイムが確保されていないこのチケット、USITは売ってはいけなかったのだ。(…たぶん、間違ってたら掲示版かメールで指摘してください)なのに、このチケットはおいらに売られた。まず、これが「いい加減な点」その1。


で、「世界が変わった」とさんざん言われる9/11のテロ以降、各空港では新たなテロ対策へまさに厳戒態勢が敷かれており、ロンドンヒースローもその例外ではなく。9/26の日記にもちらっと書いた通り、一時期ここでの乗り換えには3時間が必要となった。で、それ以降、誰も正しい情報を知らないのだ。


ある日、おいらの飛ぶ航空会社に電話をかけてみた。

「今は乗り換え時間は60分です。スーパーバイザーに確認したので間違いないです」

で、USITは

「現状では最低2時間が必要です」


…おまえらどれが本当なんだよ。いい加減にも程があるぞ。どうも信用できないから、おいらの自前のコネを使って、このおいらの使う航空会社のコールセンターのスーパーバイザーに聞いてみた。すると、


「すぐにUSITに連絡をしなさい!」

と言われてしまった。

ま、そういう訳で、USITのテレセールスに電話をかけたところ、「とりあえずチケットを持ってオフィスに来い!」ということになった。で、きのう、労をいとわずUSITまで行ってきたのです。そこで言われたこと。


「コピーじゃよく映らないからチケット預かるね」

あのー、ホントにチケットなくさないですか?露骨に不安なんですが…。だいたい、テロさえ起こらなきゃ、例えミニマムコネクションタイムが10分くらい足りなくても、ロンドンヒースローはかって知りたる我が家のようなもの。何の問題もなかったんだ。テロの影響は末端ではこんなところまで来ています。






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