なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2001年09月19日(水) |
イタリア人二人無事帰還。果たして車は原形をとどめているのか?? |
おいらが勤めるビジネスパーク内に新しくパブができました。これで昼間からビールが飲める!…というのはやはりおダイエット上問題だから自粛しようと思っています。今日のお昼にさっそく行って来ました。ちょっと高かったし、ビールはぬるかったので少し不満ですが(何で知っているのかは突っ込まない)仕事帰りにそのままパブに行けるようになったというのは、なかなかの進歩です。
昨日のお話。9/8の日記(←先に読んでね)に登場したイタリア人カップルがダブリンに戻って来ました。きっと今ごろヒコーキに乗ってしまった頃だと思いますが、とりあえず、昨夜夕食を一緒に食べようということになって街で会ったのです。行ったのはダブリン城の近所にあるイタリアンレストランPino。ここ、イタリアンレストランのくせして、おいしいパエリア(米に肉や魚介類を入れ、オリーブ油とサフランを加えて煮込んだスペイン料理。)が食べれるという不思議なレストラン。(おいしいのでダブリンご在住の方はぜひお試しを。ただし、週末など混む時は予約を入れた方がよさそうです。)
話はおのずと彼らの旅行のことに。彼らは計画通り、アイルランドを時計周りにほぼ一周。10日間で3000キロも走ってきたそうな。
…あの運転で3000キロ。
背中に寒いものを感じつつも、「これは明日の日記のいいネタになるな」と思いインタビュー。案の定といえば案の定、イナカ道で対向車と離合をする際にぬかるみにはまってトラクターに救出されたという話。ふむ、それはまあいい。おいらの気になるところは、あの「吹っ飛んでいったドアミラー」はどうなったのだろうか?
聞けば、見ている見ていないは別にして、やはり左のドアミラーなしじゃあ運転しづらいということで、道中どこかの修理工場に持ち込んだんだそうな。で、ミラーを交換したのだが、なんでも、ドアミラーのフレームは生きていたので、ミラーそのものの交換ですんで、修理代もかなり安くついたそうな。「ふう、これで、弁償だとかそうことにならない」と二人で一安心。
これで話が終わると思ったあなたは甘い。さらに続きがあるのだ。で、旅も佳境に入り、着いたのは北アイルランドの首都ベルファスト。ここで、例の警察官はいつもの通り荒い運転をしてたんだそうな。で、助手席の彼女が
「気をつけて!」
といった時には、
スッコーン
と、左のドアミラーは再び宙を舞ったそうな。今度は駐車中のダンプが相手。
…こいつらに学習機能はないのだろうか。
で、どんな様子か気になったので駐車場に行ってみると、アイルランドを10日間疾走しただけあって、車は泥だらけ。問題の左のドアミラーは完全になくなってしまっている。さらによく見ると、左のドアミラーの脇のボディに長さ5センチ以上幅5ミリ以上にわたって塗装がはげている。大げさでなく、かなり目立つ。誰がどう見ても、ドアミラーを引っかけた時に傷を入れたに違いない。
…どうすんのよ。これ。
この辺はさすがはイタリア人とある意味うならされたのだが、彼女は
「こんな傷、私たちはつけていない!駐車している時に誰かにやられたに違いない!!」
と真顔で主張。で、さらには
「ゆえに、わたしはこの傷に対してはびた一文も払わない」
と高らかに宣言。空港のレンタカーの事務所でケンカすると言ってましたから、さあ、いったいどうなったやら。
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