なべて世はこともなし
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2001年07月09日(月) 男のロマンを追う(恥ずかしいタイトルやなあ…)

さて、土曜日にUSITに行き、苦労の末(??)ドイツ行きのチケットを手にしたおいら。実は、これが一番安いチケットと言うわけではなかったのだ。フランクフルトに飛んで、ICE(ドイツの新幹線)でHanoverに向かった方が、時間は余計にかかるが、それでもいくらかは安くついた。それをしなかった理由はたった一つ。

男のロマン…なんだな。これが。

はいはいはい、何が男のロマンだって?おいらの友人に言わせりゃ、「宇宙戦艦ヤマトこそが男のロマン」だそうだが(若いおいらには「ヤマト」の記憶はほとんどない)、そんなことはまあいい。おいらにとって、ヒコーキに乗ることは男のロマンなのだ。…と言っても、機材とかに詳しい、いわゆるマニアとは違う。いろんな会社のサービスなどを見るのが好きなのだ。機内食を比較したり、いろいろ楽しむ。

で、私がいくらか余計にお金を出してでも得たかった「男のロマン」とは「シルバークラス」の夢なのだ。

国内線では全日空が参加している「スターアライアンスグループ」。(確か、ニュースステーションでコマーシャルをしてた)ルフトハンサやユナイテッド航空など世界の航空会社十数社の連合で、そこのフレクエントフライヤーズカード(マイレージカード)は参加各社のほぼどの便に乗ってもマイルが溜まる。カードは大人ならば誰にでもただでもらえる。飛ぶたびにマイレージが溜まり、一定のマイレージで無料航空券などがもらえるのはご存知の通り。

で、一年以内に25000マイル以上飛ぶと、「シルバークラス」、50000マイル以上飛ぶと「ゴールドクラス」にそれぞれアップグレードされる。アップグレードされると、ラウンジが使えたりとか、空席待ちの時に優先権をもらえたりとか、空港のチェックインの長い列をジャンプできたりとか、まあ要するに、お得意様特典をもらえるわけですわ。で、おいら、去年から今年にかけて、月に一度はドイツを始めどっかに行っていたので、気がつけば、8月までにもう一度どこかに飛べば、シルバークラス…という状況になっていたのだ。

考えてみたら、会社の金などでなく、自分の金で、年に25000マイル以上も飛ぶというのは尋常ではない。(だって、東京−大阪間、45往復相当でっせ)しかも、「スターアライアンス」のライバル「ワンワールド」のフレクエントフライヤーズカードも持っているのだから…自分でも呆れる。

で、「じゃあシルバークラスになるとどうなるねん」という質問が当然来ると思う。答え…

「ばっかだなー、それが男のロマンじゃあないか!」

…そう、知らないんです。ははは。ま、ダテや酔狂でシルバークラスなどを設けているわけではないでしょうから、なんかいいことあるでしょう。あ、スターアライアンスグループの空港カウンターにお勤めのあなた、最低の運賃クラスのチケットを持ちながらシルバークラスのカードを持っている挙動不審な奴がいたらそいつがおいらですので、どうか何も言わずにアップグレードしてやってください。

なお、シルバークラスになるのは9月の話ですので、その御威光は9月にレポートします。




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