なべて世はこともなし
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2001年05月26日(土) 給料日なのにすでに金のないおいら

金曜日、ドイツマルクを両替しに行って気がついた。「給料入ってるー」月曜日が給料日のはずなのだが、なぜか金曜の午後の時点で給料が振り込まれていた。ついと調子に乗って必要以上に両替をしてしまった。で、入った給料をまじまじ見ながら、今月のつらかった日々を思い出そうとしたが、全然つらい日々ではなかったので何も思い出せなかった。

で、まだ来ぬ6月のことを考えた。「あれ?来月も、赤字じゃん」どこをどう間違えばそこまで貧乏になれるのやら。これで、また来月もドケチ生活と相成りました。もうすでに来月の給料日のことを考えているおいらは多分最バカ以外の何ものでもないでしょう。

で、その後、犬をうちに連れて帰り(昨日の日記を参照してねん)、夜は、同僚4人で、「さよなら夜勤パーティー」と題して、ベルゴという名のベルギーレストランへ。(日記の下の方を辿ればおわかりいただけると思いますが、うちの会社の夜勤が今月いっぱいで廃止になります。)

何がベルギーの名物かなど、去年2回もベルギーに行っていながら全然知らない。メニューを見るからにはどうもカキが名物らしくカキ料理がたくさんあった。ちなみに作者はカキ大嫌い。貝類はほぼ全滅なのでした。という訳で無難なチキンを食べました。

で、ベルギーと言えば、Chimayというビールが(おいらにとって)名物。このビールを飲んで結構楽しく過ごしました。

「それは違う」と反論される向きもあるでしょうが、個人的には、ベルギーには、「くすんだ黄昏の国」というイメージがあります。初めてベルギーに行った時は、アントワープへ。そして2度目はCharleroiからAachen(ドイツ)まで列車で旅したことがあります。どちらの時も、車窓から見えるのは、寂れた工場とか、薄汚れた家とかばかり。生活水準が低い訳ではない。むしろ高そうな印象だったのだが、何かが決定的にベルギーを寂れた印象にさせるのだ。それが何かはよくわからない。誰か詳しい人は教えておくれ。




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