なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2001年05月20日(日) |
Paddy's day |
実は(と、秘密めかして書く必要は全然ないんですが)今日はSt Patricks Dayだったんです。アイルランド通の方は「え?」と言われると思う。「Paddy's Dayって3月じゃあないの?」って。
…その意見は正しいです。はい。ただし今年は例外だったのです。
ことの起こりは例の口蹄疫(英語で言うとこの"Foot and Mouse Disease")これが3月アイルランドをヒットしてまして、とてもとてもそんなお祭りをするような状況じゃなかったのです。実際Paddy's Dayを強行していた場合、イギリスからの多数の観光客が、菌をアイルランドに持ち込んでたとも限らない。この決定自体は非常に正しかったと思う。
ところが、口蹄疫が落ち着いてくるに連れて、観光業界等から観光客激減(=収入激減)という悲鳴が上がってくるに連れて、ちょっと「もうアイルランドは大丈夫」とアピールする必要がでてきた、てなわけで5月に急慮Paddy's Dayを決行した。…これが真実かどうかは知りませんが、おそらく当たらずしも遠からず、そんな訳で、史上初のPaddy's Dayを5月に決行、ということになったようです。
んで、おいらははっきり言って行きたくなかった。「興味ないね」の一言で片付いた。…が、なんとなく、こんなホームページを持っている以上、アイルランド一のお祭りを無視する訳には行かない。そんないわば義務感から、行って来ました。Paddy's Dayのパレード。
んで、午後2時からパレード開始ということだったので、午後2時過ぎに市内はO’Connell Streetにバスで到着。…まあすごい人でして。どこから湧いて出てきたのだか、人人人。こんなに混んでたらパレードもクソも見れない!という訳で、O’Connell Streetを北上、当然の帰結として、Parnell Squareにたどり着く。
ここはちょっと空いてて、おいらの身長(169センチ)でも何とか前が見える。そこで待つこと30分。ようやくパレードが始まりました。
いわば義務感で写真を撮って来ました。最初からフィルムを使いすぎちゃいけないと思いセーブしながら5-6枚撮ったところで、
あれ、
もう、
しゅうりょ〜〜〜???
まじ?
そう、まだまだ続くかと思ったパレードはわずか1時間で終了…。フィルム、いつになったら使い切るやら…。という訳で、数少ない写真、現像し次第アップロードしますんで気長に待っててください。
で、パレード自体の感想ですが、いつもと同じで退屈でした。こんなもんを見に海外から人が来るなどおいらには信じられません。聞いたところによれば、海外のパレード、例えばニューヨーク、とかの方がはるかに面白いらしいですよ。そいえば、東京は表参道でもやるんですよね。もしかしたらそっちの方が面白いんじゃあないかと思ったりなんかもした。
でその後は、あたかもそれが当然かのようにパブに直行。んで、腹が減ったと、D’Olier Streetの新しくできたイタメシ屋(…のくせになぜか”Irish Bistro”と書いてあった)でピザを食って帰って来ました。5時から6時30分は半額ということで、かなりコストパフォーマンスに優れた店でした。味は、…値段に比して合格。
その後、出社(爆)。え?飲んでるのかって?それは聞かない約束でしょ?
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