自分のことは棚に上げといて・・・
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2002年01月20日(日) 鳴らないオルゴールの旋律を、どうやって把握すればいいのか? 「ミッシングパーツ」第一話「鳴らないオルゴール」

 しかもMIDIで(爆)

 FOGの最新作というか、最新「販売」作品というか、とりあえず『ミッシングパーツ』をプレイしてみました。
 (どうでもいいが「ミッシングブルー」と混同してしまいそうで仕方がないんですけど・・・)


 感想としては・・・

 『梨沙さん萌え!』

 で、終わりにしていいですか?













 ・・・ダメ?
 じゃあ、書きます。
当然ネタばれですから、注意しましょう。


 「探偵物」と呼ばれるゲームをやったこともないし、探偵物の小説をよく読んでるわけでもないので、比較する材料がないんですよ・・・。

 まあ、総じて言えば
『心の目を片方閉じてプレイすれば、良い作品として評価できる』
というのが私見。

 『FOG作品』だから・・・
 という意識でプレイすると、なんとなく肩透かしをくったような気にさせられます。

 大筋の流れにのって軽い気分でプレイする分には、ストレスもなく進められると思います。

 虫メガネが登場するまではね(爆)

 あれは、検索場所がシビアすぎるような気がします。
 一部で話に出てましたが、和江の死体の頭部の検索なんかがそれですね。
 (私もかなりここは苦労しました)

 全体の印象としては「久遠」の時のように一気にプレイしてしまおう、という気にはならなかったこと。
 久遠のときは少なくともひとつの時代が終了するまではゲームを中断する気にはなれなかったのですが、このゲームはさくっと中断してました。

 ジャンル的に違うのだからといってしまえばそれまでですが、FOG作品である以上今まで発売されているタイトルと比較してしまうの仕方がないのです。

 そうゆう意味も含めて「片目を閉じて」と書いたんですよね。

 
 一気に引き込むというのは、ゲームとして重要だと思います。そういった魅力が、本来目に付くであろう「短所」や「気にかかる」ところを覆い隠してくれるから。
 (久遠の「はあと」等がそれにあたるかな?)

 けど「ミッシングパーツ」の場合は「ミクロな場所」が気になりだすと、話し自体を破綻させてしまいそうな気がして(苦笑)


簡単に例をあげてみましょう(私が気になった部分という意味で)

・「猫の目のように態度が変わる」
 たしか作中で潤の態度の変わり方ついての描写だったと思うのですが、表情が変わるという意味合いで使ったのかと思うのですが、猫の目のように変わる「態度」ってどんな態度なんでしょう?
 申し訳ないですけど、私には理解できませんでした。
 (う〜ん、いかにも揚げ足とりだわな・・・)

 もう少しわかり易いものだと、御曹司が廃工場に立てこもった際に恭介くんが「灯油缶のようなもの」という記述をしているのですが「灯油」単独では火がつかないはずです。
 せめて単独で燃やすのであれば「ガソリン」ぐらい揮発性のあるものでないと、脅す材料にはなりません。
 あとはライターにしても「ZI○PO」等でなければ手を離れた瞬間に火は消えてしまうはずなんですけど・・・。

 仮にかれの持っていたライターがZIPPOだったとしても、ライターの火だけで廃工場ひとつが吹っ飛ぶことはどう考えて無理だと思う。

 缶の中身が「ニトログリセリン」だった・・・というのならどうかとは思うけど(苦笑)
 あと、考えられそうなのは『ガス爆発』だけど、ガラスの破片が飛び散っている、もう何年も稼動していない廃工場にガスが来ているとは思えない。

 「どうゆう理由かわからないが工場が吹き飛んだ!」

 で、話を終わらせていいものなのか?
 しかも探偵物で(苦笑)


 次に、いくら元の夫がゆすりの常習者だからといって、お手伝いのおばさんが簡単に拳銃を手に入れられるというのもいかがなものかと・・・。

 常識の届かないところで事件が起こるといわれりゃ、それまでですが。
刑事の森川くんなんか、いくら銃を手にしているからといって威嚇も、警告もなしに人に銃をぶっ放して、なおかつ撃ち殺しておいて平気というのは、とても日本の警察として考えられないんですけど。

 まえふりとして、射撃の腕が良くないという振りはありましたけど「肩を狙ったんだ」というのは言い訳にもなりゃしないでしょうが?

 あきらかに、銃口のライン上には恭介も潤もいたわけですから・・・。

 どう考えても懲戒解雇コースですけど、平気で第二話にも下僕3号として登場してるし(爆)



 で、決定的に気になって、ある意味気になって夜も眠れなかったこと(苦笑)

 遺言状を送った財閥のおやぢさんですが、作中でも音楽の素養はないような記述があったにもかかわらず、なぜ楽譜を使った暗号を考えつけたのでしょうか?

 しかも、オルゴールに関しては一点もので、ひとつのオルゴールにひとつの曲。つまりオルゴール音としてはオリジナルの音を絶対に聞くことができないんですよね。

 テープで送られてきたのは「ピアノ」の演奏。そして、オルゴールの音に関してはHPかからDLしてきた、低圧縮でなおかつ機種性能に依存してしまうMIDI演奏。
 しまも、MIDIに関してはテープに曲と比べると途中で終わってしまっている。

 そんな状況下で、楽譜の違いを聞き取れるんだろうか?
 (風水さんならできるのかな?)

 ぶっちゃっけた話、物語中に流れているオルゴールの曲に暗号の内容で楽譜を付け足してきちんと音楽として成立するのかどうかどうも疑問に思ってしまう。

 ・・・そこまでいわなくても、と思わなくはないけど活字ではなくゲームとして実際にその曲が流れている以上はそこまできちんと詰め込んで作るのが礼儀だと思うんだけどな・・・。

 暗号のとおり楽譜を足して演奏したら、曲としては違和感の感じるものになってしまいました、では興ざめなんですけど。

 後は、裏帳簿とオルゴールの部品を隠した場所。



 おやぢが高級オルゴールをオークションで落札して、部品を抜いて潤の母親に渡した意味がわからない。

 遺品から部品が出てきてオルゴールの音が流れ出す。
 そのメロディに涙する潤。
 確かにラストを飾るにはきれいな流れですけど、いかんせんスタート地点があやふや過ぎる。
 作中の流れではどう読んでも、遺品として見つかったオルゴールの部品はオリジナルから抜き取っておいた物としか思えない。

 なんで、そんなことしたのおやぢ?
 もう、かあさんさっぱりわからないわよ陽一


 たとえば、これが俺妄想だと、
 本当はきちんと動いていたオルゴールを、子供のころ潤が落としたりして壊してしまった。
 修理しようとしたものアンティークのため普通の店ではどうすることもできない。
 そのまま月日はながれ、おやぢに引き取られた潤がそのことを、何かの折におやぢに話す。
 おやぢは海外の工房にあたり何とか部品を取り寄せるが、潤に渡すタイミングを逸してしまう。
 (たとえば、潤の誕生日にわたそうとしていたがその前に死期が迫っていたとか)
 そうこうするうちに病魔に襲われた、おやぢは遺品にその部品を入れる。
 



 遺品を収納していた空間のある柱ですが、

 いつの間につくって、どうやって柱の中に隠したんでしょう?


 普通に部屋で生活していて違和感を感じない柱で、なおかつスコップでたたき壊さないと中から遺品を取り出せないようなものを、おやぢひとりで作れるわけないじゃん(爆)
 あの建物、どうみてもかなり年代物だしさ・・・。


 と、細かい部分で気になりだすときりがありません。
「探偵物」だからといって、世間一般の常識を持ち出して考えるのはいけないんでしょうか?


 まあ、いい話ですよ「ファンタジー」だと思えば(苦笑)


 ・・・だから片目閉じてやれば、って言ったじゃん。


 1915

 次回第二話考察。


川崎ゆう |HomePage

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