自分のことは棚に上げといて・・・
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2002年01月21日(月) 「赤いカメオ」はどこへいったのか? 「ミッシングパーツ」第二話「赤いカメオ」

 表題にさしたる意味はありません。

 「ミッシングパーツ」第二話の感想を・・・今日は簡潔に書ければいいなぁ・・・。
 (行き当たり場当たり的な書き方は少し考えたほうがいいね)
 前半はネタばれなしの感想でも。

 素直に第一話よりは、好みでした。
 キャラクターも立ちだしたし、成美さんの暴君ぶりや、奈々子のつかみようのない性格とか、読んでて楽しくなるようなところもありました。

 美幸さんがどう見ても久遠の螢に見えてしまったのは内緒ですけど(笑)
 
 ただ、カメオの話が当然前面に出てきてしまって「本来主人公が追い求めていた問題」の方にあまり進展が感じられなかった。

 流れとしてはひとつの事件の謎を解いていく過程で、その事件の真相の断片があらわになっていく、という展開を期待していたのですが・・・。

 この辺は(ソフトが出るのであれば)
 3話以降の展開に期待せざるをえないのかな?








 ということで、以下ネタばれ感想。


 結局は昨日も言ったけど片目を閉じてプレイすれば・・・
 という答えにいきついてしまう。

 それって、私の中に「みちのく」「久遠の絆」「風雨来記」という今までのFOG作品の延長線上でこのゲームを見てしまうからいけないのかもしれないが、どうしても詰めの甘さというか、設定のいい加減さが目についてしまう。

 物語は主人公視点で進んでいく以上、謎のまま終わってしまう設定部分というのは確かに存在するのだろうが、前述の作品に関しては疑問に思ったことにきちんと設定上回答が用意されていた。

 作った人間がそこまで煮つめて話を展開させていたのがなんとなくわかるんですが、このゲームに関してはなんとなく「シナリオ優先」の雰囲気が漂っていて、いまいち納得のいかない部分が気になってしまう。

 登場人物たちの性格ならこうゆう行動をとるだろう・・・
 ではなくて、話の展開上このキャラにはこうゆう役どころを割り振った、という印象を拭い去れない。
 これって普通のゲームなら当たり前のことなのだろうか?


 この話で一番私が残念に思ったこと。


 なんで、あそこで美幸の幽霊(らしきもの)をだして、事件の犯人である専務を転落死させてしまったのだろう?

 たしかに、その方が綺麗に話はまとまるかもしれない。
 でも、個人的な印象としていってしまえば、


 あまりにも陳腐すぎる。


 多分このゲームをプレイした大多数の人は、あの展開に納得してるとは思う。
 けれども、あまりにありきたりで「美幸」というキャラクターがかわいそうになった。

 最後に幽霊として登場させて、自分を殺した専務を同じビルの屋上から転落させる。
 プレイするものとしては納得はできる。

 できるけど、そこに出てきた美幸は本当に唯が語っていた「美幸」の姿なのだろうか?

 自分が殺されたから殺し返す。
 唯の語っていた本当の「美幸」だったらそんな行動をとったのだろうか?
 (当たり前だろう、といわれたら身も蓋もないけどさ・・・)

 だって、たとえ幽霊だったとしてもその行為は立派な「人殺し」です。

 たとえ黒幕の専務であっても「生かして、きちんと罪を償わせる」のが美幸の本意だと思っていた私は浅はかな人なんでしょうか?


 まあ、重要な結果を引き起こしたのが「幽霊」というところがいまひとつ納得しない部分でもあるんですけど。



 久美沙織が某文章書きを目指す人向けに書いた本の中での言葉を思い出してしまいました。

 「探偵物作品の密室殺人トリックに、壁を通り抜けることができるエスパーが犯人でした、という設定はあまりにもお粗末過ぎる」
 といった内容のことを書いていたのですが、まさにこれがドンぴしゃりの心情だったりします。

 探偵物で、幽霊に人殺しをさせるのはやめようよ・・・


で、俺的妄想としては
 あそこで専務の注意をそらす、あるいは動揺を誘うという言う意図のもとに京香さんに美幸のコスプレをしてもらい、動揺した専務がビルから転落しそうになったところを、人質になっていた唯が必死になって手を伸ばす。
 自身も転落しそうになるが、一瞬専務の体が浮いたような感覚にとらわれる。
 気がつくと、恭介と京香が走り寄り専務の体を引き上げていた。
 京香の横顔に一瞬美幸の姿を見出す唯。

 どうしてあんな無茶をしたのか問われた唯が「だって美幸ちゃんなら『生きて罪は償うべきだ』って言うと思ったの・・・」
 泣き崩れる専務。



 ・・・え、こっちの方が陳腐ですか?(苦笑)


 最後にトリックで疑問に思ったこと。

 幽霊騒ぎを起こせば、警察が「自殺」と断定したものを覆すきっかけになると考えた唯の思考能力はああ、キャラとしては妥当かもしれないが、そん彼女に配電盤をあんな風にいじれる技術力があることが正直信じられません。

 それ以前に、靴がそろえてあっただけで「自殺」と断定してしまう警察の無能っぷりに頭を抱えてしまうけどね(爆)

 ビル全体を停電させ、なおかつテレビのコンセント部分だけを通電させておく配電盤の配線図はどんなものになるのかぜひとも見てみたいのですが・・・。唯ちゃんの技術力では絶対に作業途中に感電死してると思うんですけど。

 種明かしの中で停電直後に唯が配電盤のところに行ってブレーカーを上げなおして戻ったといっていますが、唯がどうやって停電を起こしたかを考えればこの行動自体がおかしいことになると思うんですが。

 ブレーカーを上げれば、電気の流れが元に戻るのですから当然唯の部屋の電気も元に戻るはずです。
 すると、話の前提として用意されていた電化製品たちはまた電気が流れ停電が起きるぐらいの付加をブレーカーに与えてしまうはずです。

 一度電源が落ちたからといって自動で電源がオフになったりしませんよね。
 そうゆう設定だったとすれば、そもそもタイマーで電源がオンになるような接続はすることができないはずです。


 つまりブレーカーを上げるためには、一度唯の部屋までいって電化製品のコンセントを抜いてからブレーカーを上げなければならないはずです。

 まあ、そんなことしてたら唯ちゃんの計画自体破綻しますけど(苦笑)


 ん〜どこが簡潔なんだこの文章(爆)
 そんな感じで思ったことつらつらと書いてきましたけど、自分のことを棚にあげとくと、こうも筆が進むものかと・・・。

 単にいいがかりじゃん!


 PS.
 日の光が嫌いだと言っていた成美ねーさんですが、まさか「ポルフィリン症」じゃあないだろうな?と一瞬疑った私。
 状況的にはそれほど紫外線に当たることに神経質ではないようなので、心的外傷ストレスの一種かな?と
 まあ、そのうちわかるしょう。



 3話以降が発売されればですけど(爆)




 そんなところで、レビュー終了。



 え、レビューだったの?

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川崎ゆう |HomePage

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