もう愛だとか 恋だとかむずかしく言わないで・・・...川崎 憂

 

 

「その ひぐらしのなく頃に」〜白川郷探訪物語2 - 2005年09月05日(月)

 睡眠不足のドライバーの視界を横切ったのは、つり橋、
営林署あたりで昔使っていた物置兼用の事務所らしき建物、
そして、またつり橋だった。

 しかし、その場では後ろに別の車がいたこともあり、
そのままやり過ごしてしまった。

 しかし、走れば走るほど一瞬で通り過ぎたあの風景が脳裏から離れない。
 結局は、御母衣ダムの手前まで来たにもかかわらす、
Uターンすることになった。
 まぁ、この判断が吉となったわけですが・・・。

 小雨の中、車から外へ出た僕の目の前には確かにあの
「学校」がそびえたっていた。
 そこは誰がなんと言おうと、
『営林署あたりで昔使っていた物置兼用の事務所』
などではない(しつこい!)
 校舎があり、その奥にはあのつり橋が見えた。




 ただ、この撮影ポイント間の距離感というものに、僕は
最後まで違和感を覚えながらこの旅を続ける事になる。

 ゲームの中に存在する雛見沢での世界と、現実の白川郷での
背景の配置が当然といえば当然なのであるが、どうしても
合わない。

 探訪をしていれば、こういったことは当然のことだと
頭ではわかっているはずだったのだが、それが身体の感覚として
今回は最後まで実感できなかった。

 それくらいに、僕の中で雛見沢村という架空の世界が
確かな現実感を持って存在していたためかもしれない。

 学校とつり橋の撮影を終えた僕たちは、当初の第一目的地
御母衣ダムへと向かった。
 「ひぐらしのく頃に」の中ではダム建設反対闘争が行われていた場所。
 一説には「僕と僕らの夏」で登場する「ロックフィルダム」はここがモデルとのうわさもあります。



 ダムを出発した僕らはいよいよ白川郷のメインストリート
萩町地区へと車を進めていった。
 子供達の夏休みも終了した9月の平日月曜日。
 雨が降り続ける村内には私が想像していた以上に観光客の
姿があった。

 車は駐車場を探しながら、狭い村内を進んでいく。
 村内を往復したもの駐車スペースを見つけられなかった
僕たち。
 道をずれて156号へ抜ければ「せせらぎ公園駐車場」と
いう場所があったようなのですが、そのときはそこまで気が
回っていなかったので地図を見直すこともなく、ただだらだら
と道を通り過ぎ道路を右に折れ、小さな山へ車を進めていく
ことしか出来なかった。

 その先に、今夜宿泊する「大田屋」さんがあるとも知らずに・・・。

続く!
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