もう愛だとか 恋だとかむずかしく言わないで・・・...川崎 憂

 

 

「その ひぐらしのなく頃に」〜白川郷探訪物語〜 - 2005年09月04日(日)

 9月に入ってやっと取得できた夏休み。
 旅行のひとつにも出かけたいと思いつつ、旅行会社は相変わらず
ひとり旅に冷たい。
 単独で無目的に旅立つ事も考えたものの、そこまでの元気もなかった。
 で、結局は舞台探訪がらみで、長期休暇でないといけそうにない場所へ行こうと
思い立ち目的地として「白川郷」が浮上した。

 いわずと知れた世界遺産、というだけでなく同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」
ゲームの背景写真に使われている場所だというのは一部では有名な話(苦笑)

 ただ、思い立ったのが8月末と急だった為、橘くんとはスケジュールが合わなかった。
 で、犬神くんに声をかけた。
 彼には既に「ひぐらしのなく頃に」は渡していたものの、電話で話した
感じではそのことはわかっていなかった様子だ。
 まぁ、お薦めゲームを最低1年半は寝かさないとやらない男だから、
それも想定の範囲内だった。

 きみ望、月姫、家族計画・・・もう慣れたよ(笑)

 そんなわけで電話を切った後、買ったばかりのノートパソコンに
「ひぐらしのなく頃に」をインストールしていたヲイラだった。

 探訪予定地は岐阜県の白川村。
 関東から訪れるには、微妙な位置にある。
 月、火の一泊二日を予定していたが、移動時間や水曜日には犬神くんの
用事があるということなので、本来は月曜日早朝に自宅を出発する予定を
考えていた。
 日曜日に仕事のある犬神くんが一度帰宅して再度自宅を出るとすると、
その日のうちに合流するのが難しいということで、仕事帰りに直接家に来て
もらうことになった。

 丁度「雲のむこう約束の場所」のサントラCDを上げる約束をしていた
梅さんも時間が取れたということで出発まで雑談をしながら過ごすことに。

 まぁ、この辺まではいつものパターンだったのですが、あの台風の接近は
想定の範囲外だったのです。
 0時を過ぎたあたりから、豪雨と雷が激しくなりだした。
 コレは夜明けまで待って、月曜日中に現地に着く感じで行かないと
まずいかとも考えたのですが、逆に交通量の少ない深夜のうちに距離を
稼いでしまおうということになった。

 とにかく台風が前線を刺激した関係で土砂降りとなっていた深夜、
迷える子羊を乗せた車は一路、北西の方へ向かって走っていたらしい。

 結局、空が白み始めた頃までには、何度か小人さんに助けられていた
ようだが♪
 まぁ、ナビの人もこの頃には爆睡していたので特にトラブルのなかった
フリをして、朝7時半頃には自宅から約450kmを走破して荘川ICから一般道へ
と降りていた。

 ここからは北上して白川村を目指すかたちとなります。

 で、最初の予定では白川郷の手前にあるダムが撮影ポイントの予定でた。

「ひぐらしのなく頃に」での白川郷探訪は既に多くの人が行っていて、
その辺のレポートも各所のHPでUPされています。
 それでも、わりと直前に旅行先を決定したこともあり、私はさほど詳しく
下調べをしていなかったのです。

 後述しますが、そのために今回も結構な撮影ポイントをスルーすることと
なるのですが(苦笑)

 で、そんななか位置的に最初の撮影場所はダムだと思っていた私は、
はるか手前の位置で視界の隅を横切った風景に面食らってしまったのです。





続く。
39210


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