いいことあった
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2006年12月09日(土)

朝から雨。「雨が止んだらお出かけしよう」とケロをだまして一日蟄居。いやケロの鼻喉風邪ひどいんだ。某所でもちつき大会だったが、「ちょっとだけやって帰る」とかは多分今日のケロには無理だと思い、黙っていた。

それでDVDでミッフィーとカーズとトーマス見て、私は脇で着物解き。ほら、始まったわよ、着物熱の症状。

以下、だらだらと暑く語る。
これは縮緬のクリーム色の地に、花火と言うか落書きというか、な抽象柄が黒と朱っぽいオレンジと金で描かれていた小紋だが、金の部分がハゲてきていてみっともないので、もう表着にはできないだろうと解いたもの。解いてみてびっくり。八掛がベンベルグだった(耳に書いてあった)。胴裏はやや黄ばんでいるものの(いや、ので、か)正絹だが、取って置くかどうするか。
表は水を流しながら金彩部分を歯ブラシでこする荒技で全部金を落としたら落ち着いたいい雰囲気になった。(抱きジミとかも出てきたけど。)しかし26cm前後まで反物幅が縮まってしまったので、アイロンで少し伸ばしてみたが全部で12mあるのを思い出して断念。洗い張りに出してもいいんだけど、家で洗える絹襦袢を作るんだったらこれはNGだろう。縮んだ分を足してもいいけど伸びる心配があるから寸法が決まらないもんな。これは細工物でバッグ作ったり半衿作ったりしようか。

それからまた思い出して引っ張り出してきたのは銘仙の紫。これを繰り回してもう一度着物に仕立てることはできるんだろうかと。洗い張りに出すにも数箇所裂けてるから断られそうだし、ヤケもあるし、これに手をかけるくらいなら色無地と江戸小紋が先だろうと思う半面、ここまで惜しげがなかったら、自分で縫う練習に使っちまおうかとかも。その場合はやっぱり洗い張りに出すか・・・。


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