朝からレイアウト変更。そして床を這うケーブルの養生なんかは私の得意とするところなので嬉々として作業。本来の仕事の方はあんまり成果がでないんだけれども。
そして帰り際に新人じゃないTさんから「新人Tさんが二人になった途端『ばっかばかしくってやってらんない』と開口一番言っていた」と聞く。うん、またやる気がなくなってたのは下向いて喋ってたから知ってたけど。なんで辞めないんだろうな。個人ノルマがないけれど全体目標(インセンティブ)ができたのではっぱをかけられるのとか、社長が語るのが嫌らしい。 でもこんなに小さい会社だと、人件費と事務所代と弁護士や税理士への顧問料とあれこれ考えるとやはりそれくらいはできないと赤字になると思うんだ。 そんなことパートが考えることじゃないかもしれないけど、そういう考え方は「どこかに頭のいい人たちがいて、資源問題も人口問題も政治問題もいつかその人たちが解決してくれる」みたいな思い込みにも繋がるようで、嫌なんだ。
暫く休むので図書館で本を借りまくってよろよろして帰宅。
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ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔女通り26番地」(2006-093)
大魔法使いクレストマンシーシリーズの執筆順第一作目。現在は「魔女と暮らせば」という題名で徳間書店から出ているのと同じ本。 シリーズものは、執筆順で読むか、時系列で読むか、悩むところだけど、これについては「クリストファーの魔法の旅」を読んでからの方が面白かったかもしれないと思う。 設定が「クリストファーの魔法の旅」の方がぼかされている(これは意図的にだと思うけど)し、クリストファーが(略)なのかも先にこっちを読んじゃうと分かっちゃうから。
「ダークホルムの闇の君」のような大人向けのふざけた感はないけど、魔法を使ったファンタジーとしては結構シビアに書かれている気がする。最後の大団円がこれでよかったのかどうかはちょっと疑問だけど。
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