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2005年11月22日(火) ヤンバルクイナ“食事中” カタツムリを石で割り

(共同通信)
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某行のI課長から、朝の8時に電話。「自己資金分〜万を入金して頂きたいんですが」と言われたので「昼に抵当権抹消の書類を持って伺いますので、その時で宜しいですか?」と聞くと「それでも結構です」とな。

昼休み。着物を見に行きたい気持ちをぐっとこらえて某行へ。今日は昨日電話してきた担当者O氏は休みなので、上司のI課長に取次ぎを依頼したが接客中のため隣のブースへ。そこへ女子行員が出てきて「Oが昨日このファックスを送っていると思うんですが」と昨日届いていなかった書類を出し「はよ現金出せ」というような空気を漂わせる。
「ええ、ただこの件何もご説明がなかったので、ちょっとどういうことなのかIさんにお聞きしてからにしようと思いまして。このファックスも昨日表紙しか届いていなかったんで。」と現金(の入ったバッグ)を握り締めて話すと、隣のブースのお客さんが「お隣で待ってるみたいだから、また来ます」と帰っていった。

I課長がやってきて、「今回この分の自己資金をご用意頂きたいということなんですが…」「ええ、ちょっとその件ご説明が伺いたいと思いまして。」「自己資金が必要だという説明はありませんでしたか?」「ありません。余ると思うと言われていました。」で、こちらも面倒臭くなって「先に書いてお渡ししてあった振込用紙の金額と手数料をOさんは一度も合計されてなかったんですよね?こちらでも確認すればよかったんですが、余ると言われてましたし。それで前日になって処理をしようと思ったら足りなくなったんですよね?でも昨日のファックスは表紙しか届いていませんでしたし、留守番電話でもご説明が要領を得なかったので、いちどきちんとお話をお伺いしてからと思いまして来たんですが。」と「謝れ!まず謝れ!」モードながら冷静に言ってみた。

I課長、商売柄得意そうな平謝り。「いきなり不足分を入金してくれじゃ失礼でしたよね。どうも申し訳ございません。本日Oは休暇なんですが…。」「ええ、ですからI課長さんから怒ってもらおうと思いまして。」「よく言っておきます。」「ミス自体は誰でもあることですから、仕方ないですけど、その後のフォローがちょっと…。今後もお付き合いあるんであまり言いたくないんですけど。宜しくお願いしますね。もし私が今日来なかったらどうなったんですか?」「いえ、その時は司法書士への振込を」「日付をずらすんですか。」ともし口座がバランスしないで締まる場合の対応もちゃんと考えてあったらしい。

部下のフォローも上司の仕事なのでI課長に言いたいことを言わせてもらったところで「昨日の今日で動かせる金額でよかったですけどね」と嫌味ったらしく不足額の5倍くらいの現金を取り出して、口座に入金してもらい(と同時におそらく今日中の処理でじりじり待っていたと思われる手数料引落と司法書士への振込も待ち構えていた女子行員によって処理され)通帳を返してもらった。そして「じゃあまた宜しくお願いします。」とお店を出てきた。

まぁ大きな都市銀じゃ低額ローンの借換え程度で客だと思って威張るなと内心思ってるかもしれないけどね、とりあえず最初に出てきた女子行員には何を言っても「私が怒られちゃいましたよー」で終わりだと思ったので(隣のブースの人には悪いけど)I課長にみっちり言って良かったよ。担当O氏は事前の説明でも敬語は怪しいは数字は間違えるはで、見てるほうがはらはらするキャラクターではあったんだが、やっぱりそういう人とは付き合わないようにしたいものだわ。
でももしかするとこの件で私(と家人)が怒る(そんなに怒ってないけど)ことが筋違いで、銀行の仕事はそういうものだから読む人が読むとこの日記も「勘違い丸出し」なのかもしれないとふと不安に思ったり。(でもあの電話でのO氏の慌てぶりからはやっぱりO氏の大チョンボだったんだと思うなー。)

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昼休みの残りはご飯食べて、帰り道で別のリサイクルショップだけさらっと覗いてみた。迷路のように洋服ハンガーが置いてある店の置くに、帯発見。でも時間切れだ。

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帯熱にうかされた私、仕事が終わってから保育園に行く前に昨日外から見た古道具屋さんとリサイクルショップだけ覗いてみようと回り道。

リサイクルショップの帯を見せてもらったら、金銀の刺繍入りでとても綺麗だけど普段使いには向かないような…でも綺麗。店内にいたおばちゃんたちがいきなり私を囲んで「それは良い帯よぉ〜」「ええでも普段着にはちょっと良すぎて」「あら帯は着物より良いものをしないと」と言い出したのには驚いた。着物サイトによく出てくる「着物おばちゃん」、外からでは分からないところが恐ろしい。「着付けがおかしい」とか突然無言で袖を握ってくる(素材と質を確かめている)とか、ダンジョンにはいろんなおばちゃんが潜んでいるらしい。

そして古道具屋さんへ。壁掛け時計とか、桐箪笥とか、福助とかのある昔ながらの古道具屋さんの奥に、着物も帯も色々あった。また綺麗で普段着に向かない帯や、普段着に使えそうだけど地味すぎるような帯も見つけたが、やっぱりこれも某身内にアドバイス頼らないと駄目みたい。

そのお店で可愛い花柄の反物を発見。広げてみると「毛100%」。ウールはかゆくて着られない、と数日前に書いた気がするのに、1000円という値段と柄の可愛さに思わず御買上げ。しかしこれもどの季節に着るもんだか分からない。何だか次々と意味のない買物をしている気がするけど、小花柄って好きなんだよねぇ。洋服だとラブリー過ぎて着られないけど、私はどうやら花柄の着物が着たいようだ。

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夜、某身内に電話。「私、着物を着られるようになろうと思うの。それで練習にポリエステルの着物を選ぶのを手伝って欲しいの。」と言うと喜んでいた。ここにもいたか「着物おばちゃん」。
私が買った帯は「単の帯じゃないの?」ウール反を自分で仕立てようかと思うと言うと「素人の縫った着物なんて着られたもんじゃない」とばっさり。うわーん、だって練習しないといつまでも素人だよう。
とにかくこれ以上意味のない買物を続ける前にレスキューに来てもらうことになった。滔々と薀蓄を聞かされることになると思うが我慢しよう。そして私がいいなと思った柄も全部ばっさり斬られたらどうしよう。でも着物着ること自体が余計なんだから、好きな柄着ればいいよね。


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