いいことあった
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2005年10月28日(金) ナノ粒子>安全検証を カーボンチューブ「生みの親」言及

(毎日新聞社)
ニカラグア沖で23番目の熱帯暴風雨「ベータ」、観測史上最多を更新 (ロイター)
 #23番目ということはXがつく名前じゃないの?と疑問。
景気は緩やかに回復、企業から家計に波及している=竹中担当相 (ロイター)
大流行など6段階行動計画=厚労省、大集会自粛も (共同通信)
異常気象レポート>100年後の海面水位16センチ上昇 (毎日新聞社)
小笠原・父島に空港検討 超高速船代替で石原都知事 (共同通信)
キトラ壁画、天井ではく落 天文図への影響に懸念 (共同通信)
インド洋大津波>実証「マングローブ効果」 (毎日新聞社)
国交省>地震時のエレベーター停止問題で新対策案 (毎日新聞社)

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ユニセフ繋がりで「アグネス論争」というキーワードにぶつかり、「ああそういうの聞いた気がするけどどんな話だったっけ?」とぐぐってみたら(とうとう愛する「何でも知ってるgoogle君」フレーズにさよならだ!)、こういうページがみつかった。

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/kokugo/agunesu_text.html
(「教育の職人」http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nobu-nisi/index.html内のコーナー資料。)

興味深かった。アグネス・チャン(以下全員敬称略)の存在意義については全く関心のない分野なので読み飛ばしたが、それぞれの立場からの主張がかみ合わなくて面白かったし、この問題をきっかけに様々な意見が披露されていてそれぞれ感じるものがあった。ここにあるテキスト以外にもっと色々とあったようだが。

中野翠の喫茶店についての主張には「じゃあ子連れの母は出先でくつろいではいけないのか?ベンチで子どもとジュース飲めってか?」と思いつつも、喫煙の習慣がないので、自分が子連れの時に周囲が喫煙を我慢しているなんて考えもしなかった。目から鱗ぽろり。1988年当時とは喫茶店事情もだいぶ変わって「スタバでタバコが吸えなくて苦しくて外へ出たらそこは千代田区」みたいな笑い話(実話)も今はあるけど。

そして中野翠の「アグネスが『職場に託児所を』というならまず自分の会社で育児中の女性を雇い実現してみたら」、上野千鶴子「女性に向けた正論はしばしば女性への抑圧」、竹内好美「職場に託児所を作ることは女性の解放には結びつかない(育児が女性だけの負担になる)」というそれぞれの主張も頷ける。それに対し林真理子の文章はアグネス・チャンやジャーナリストへの批判が主、そしてアグネス・チャン本人の反論は「論」になってなくて読んでも?がいっぱいついちゃうので、それらは読み流す。この論争の価値は「周囲が気を使っていることに気付け、この無神経子連れ母」という箇所ではなく、それを機に盛り上がった労働問題・女性問題だったと思うので。

自分は賃金が発生する仕事には子どもを連れて行かないが、無償のマンション理事会とか自治会とか保育園の父母会ボランティアとかは「子連れでよければ」という前提で連れて行っている。それは「子どもがいるから○○できない」という言い訳をしたくないのもあるし(もし相手が迷惑なら「それじゃ大変だからいいよ」と断るだろうとか)、無償奉仕のために有償で子どもの世話を外注したくないというのもある。
個人的には有償無償問わず「子どもと一緒でも来てくれ」と言われる価値のある働きができるようになりたいが、もしかして「自分で察して子ども預けて来いよ」と迷惑がられているかもしれない。果たして社会生活の中に子連れ母の余地はあるんだろうか。

昨日営利企業じゃないところのユルさ(不愉快になった人いたらごめんなさいね)と書いたけど、それが悪いとばかりも言えないと思う。例えば障害者雇用。キチキチに働くことを要求する営利企業では枠が狭いけど、もっと受け入れ枠が必要だ。非営利団体にはその枠を提供する社会的価値があると思う。障害を育児や介護などと一緒にしてはいけないかもしれないけれど、働ける範囲で働きたい人を労働力として取り込む方法を社会全体で考えないと、高齢化社会の労働力不足なども解消しないと思うのよ。働きたくない人を無理やり働かせるのではない方法で。

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というような形而上のこともつらつら考えつつ、形而下のこと。

今日もばたばた仕事して20分残業。お昼も12時半に電話する約束があったので職場でコンビニ食。どこかで勤務時間以外を侵食する仕事。しかし私は昼は昼で家の用事をしたり買物したりするし、めいっぱい働く気なんかないんだが。(そのために安い時給に甘んじて勤務形態を選んでいるのだし。)私の要領が悪いといえばそれまでの話だけど。そして決まったフォーマットの保存場所が分からなくていちいちマネージャーに教わったりするのは、慣れてくればなくなる時間の筈だけれど。(マネージャーの仕事時間を侵食してる私。)

仕事するのは面白い。でも「1日1時間でもいいから空いた時間があれば来て仕事してくれて構わないから。そういう勤務でいいから。」と言われても、私には空いた時間なんかないんだよーと舌を出したくなるのだわ。時給が上がった分で毎月1日自分のためのリフレッシュ休暇を取りたいとか思ってる人間を馬車馬のように働かせるのは無理です社長。パート使いの上手かった筈の社長がなんで社員並みに働かせようとするかな。時給上がったってサービス残業30分すればチャラなんだけど。(日々1時間未満は切り捨て計算。本来違法だが。)

このご時世に(じゃなくても)仕事してくれって頼まれるなんて、大変ありがたいお話だとは思うんですけどね。お客さんにとっては私がパートだろうと正社員だろうと関係ないから、その仕事に就いてるからにはサービス内容が変わってはいけないと思うけど、社内向けにはできる仕事量をはやく把握してそれ以上は断ろう。そうしよう。(←それでは成長しないのでは?)
私が便利だからといって、社内フォーマットの作り直しとか住所録入力とか、いろんな仕事を思いついては「(ぴ)さん○○(期間)でできるかな?」「私の入力は普通の人より速いほうですけど、このソフトの処理能力が分かりませんので試しに10件入力して時間を計ってみないことには分かりません」とか問答を続けて、1ヶ月後に実績上がってないとか言うなよ。

ああ、社長に不満が溜まってるようにみえるけど、実は自分のキャパオーバーで苛々してるんだから自分の問題だよな。キャパがもっとあれば余裕でこなせるんだろうし。

あら素敵。日記を書いて自省するなんて本来の使い方だわ。

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保育園帰りにケロの耳鼻科に立ち寄り。同じ薬をもう5日分。快方傾向だった風邪がまたぶり返してきたのは、次の風邪を拾ってきたんじゃないかしら、どきっ。

そして家で落ち着く暇もなく、ケロに帰りに買ったおにぎりを食べさせてマンションの理事会へ。しばらく間が空いたので議題が沢山あり、いつもより早く始めたけど丸2時間。最後はケロは部屋の隅で一人で走り回り、転んで泣いて抱っこ。幸いあとは総会で理事会の任期は終了。積み残しはあるが、1年任期って慣れた頃に終わるのね。2巡目ではもっとうまくできることでしょう。10年後だけど。


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