いいことあった
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2005年06月04日(土)

ケロには久しぶりの休日。色んなおもちゃを出しては私に参加を求めるので、一緒に遊んだ。
と書くといい人ぶってるが、実は私の左手には下記の本が。

ジョン・ダニング「失われた書庫(2005-093)
宮脇孝雄訳 ハヤカワミステリ文庫(2004年12月)

ケロと遊びながら一気に読んでしまった。以前このシリーズ(古本屋)はもう書かないと聞いていたように思ったので、本屋さんで平置きになってる新刊を(半年も経ってたが)みつけて、いそいそ図書館にリクエストしていたもの。私の思い違いなのか、作者が気を変えたのか、アメリカでは4冊目も刊行されたらしい。シリーズ最初の「死の蔵書」の内容はずいぶん忘れているが(犯人が思い出せない)、没頭して読んだ記憶に間違いはなかったと思う。

このシリーズは、中に挟まる古書の背景の大風呂敷に熱が入っている。本当はここが書きたくて、枠の方はストーリーのためじゃないかと思うくらい。いや主人公のいい人っぷりなんかに魅力がないわけじゃないんだけど、本好きじゃなかったら作者だって古本屋なんかやってないわよね、というエンスーな感じがするのだ。
今回の背景はリチャード・バートン卿と謎の3ヶ月について。こっちに力が入ってるが、現代の方もあとで思い返してみれば色々伏線がひいてあったなぁ。

* * *

たぶん1週間位前から、右手の指の間に痒いぶつぶつができる。2回目に、外出から帰るとできることに気づいた。何か家に帰るまでの間の動きでかぶれる原因に触れてるんだろうか?


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