ミス・リード「村の学校の40人―ミス・リード小品集」(2005-014)「ドリー先生の歳月」(2005-015) 中村妙子訳 日向房(2003年11月、1999年8月)
ロザモンド・ピルチャーと同じ人が翻訳しているのね。この人の選ぶ話はみんなこういう読んで嫌な気持ちにならないものが多いのかしら。 村の学校の40人は、「村の学校」の習作のような短編集。個々のエピソードのどこまでが創作で、どこまでが事実を基にしているか不明だけどほのぼのして面白かった。 ドリー先生の方は、19世紀末からのドリー先生(ミス・クレア)の思い出として語られるイギリス農村と本人のクロニクル。イギリスの小作農が衰退した理由についてとか、エリザベス調末期の人々の暮らしについての話が面白かった。 あと老女2人の楽しい二人暮しの様子が、独身主義者に日本より寛容そうなイギリスで楽しそうで良かった。
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ケロの声がかすれているので、家で暖かくしていた。私も一緒にのんびり。昼寝したのなんて久しぶりだ。ケロはすっかりテレビっ子に戻ってしまい、朝になるとTVの前に手をひっぱってきて、リモコンを指してみせる。その割に前にがっつり座ってみてるわけでもないんだよな。適当に3チャンネル見せてると満足してどっか行っちゃうし。
夜はマンションの理事会に、ケロをベビーカーに乗せて参加。預けるべきか色々悩んだんだけど、家人が「ケロ連れてってあげてよ。(ぴ)はケロが(ぴ)がいない時にどんなに泣くか知らないだろうけど、可哀想だよ。」と主張するのもあり、前回の役員決めの時に「子連れですけど」と断っておいたし、理事会ごときでというのもあり。 ケロはおしゃぶりくわえておとなしくしていたが、進行役の管理会社の人の身振りを真似するのが見てて可笑しくて「皆気づかないでー!」と心の中で叫んだ。チャップリンじゃないんだから。 会議の席では若輩者なのであまり発言しないようにと思ってたけど、色々気になる部分があってそうもいかず。私ともう一人の人で交互に管理会社の人に質問してたような感じ。私は会議で発言しない人の気持ちが分からないので想像するしかないんだけど、発言しない人は本当に何も思いつかないのか?それとも面倒で聞いてないのか?はたまた会議の席上で発言することを良しとしていないのか?(会議が終わってから意見をいう人とかいるよね。)
ショックだったのは理事会の役員は全員自治会の役員も兼ねるという話。活動したい人がやるのは構わないけど(もちつき大会とかラジオ体操とか花火大会とか)、ごみ処理などは管理費を払って管理人さんに任せてあるんだから、自治会はボランタリーでいいのでは。っていうか私はやりたくないです。実際活動するっていうとケロ背負っていかなきゃいけないんだけどなぁ。
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