某書評にて、サトクリフの歴史小説デビュー「 The Armourer's House(武具屋の家 」が「イルカの家」として翻訳が出たことを知る。わーいわーい。
いつか行ったものすごく寒い公園、午前中は陽があたって暖かかった。ケロは子ども用のすべり台の階段(大人も落ちるような急勾配の奴ではなく)を上ってすべり台を降りるところまで、ひとりでできて嬉しそう。 緑のガラスのかけらが落ちていて、拾っては埋めてまた拾い出して遊んでいた。親としては危険だからとりあげるべきかとも思ったが、そういう拾い物がすごく嬉しかった気持ちをまだ覚えているので、手が出せなかった。しかし口に入れたところで「それはお口に入れたら駄目」と没収。
家人が逆立ちをしたのを見て、ケロが一人で同じ場所で座ってコの字型になっていた。「ケロそれじゃ逆立ちできないよ」と足を持ち上げて逆立ちしてあげると喜んで、下ろすと怒られた。(が、そのあとまた一人でコの字になっていた。)いろいろケロ頭なりの知恵がついてきた。
ナンシー・スプリンガー「闇の月」アイルの書3(2005-012) 井辻朱美訳 ハヤカワFT文庫(1985年1月)
2作目「銀の陽」の続き。やや惰性で読む。生意気な王子がいるんですよ。最後の死と甦りの話はO.S.カードの「死者の代弁者」みたいで(いや違うんだけど)一応OK。私は死が全ての終わりなのかどうか期待せず疑っているのだな、きっと。
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