2004年08月28日(土) |
ナノ粒子に健康影響懸念=米政府が毒性評価研究へ |
「異常あり」最悪の47%=サラリーマンの健康診断 (共同通信) 五輪=シンクロチーム、日本は銀メダル (ロイター) 米マイクロソフト>06年に次期ウィンドウズ発売へ (毎日新聞社)
* * *
ケロがTV台の後ろの隙間から色んなものを引っ張り出しているうちに、開けていない下の段の背板をばきっと開けてしまった。(途中まで開いたところに手首を挟んで泣いてるところを引っ張り出したんだが。)あーあ。子供は手加減を知らないから困るわね。せっかく苦労して塗った背板がなくなっちゃった。ケロは嬉しそうに私が仕舞っておいたケーブルやDVDなど全部引っ張り出してくれた。
折りたたんだ携帯電話を欲しがるので渡すと、自分で開閉できるようになった。開くとQの待受画面が出るので嬉しいようだ。いつか逆にばきっと折られるんじゃないかと思いつつ泣かれるので渡してしまうヘタレ。
割と評判のよいオリジン弁当が近所に出来たので、竜田揚げとぎょうざとおこわを買ってみた。・・・いまいちだった。でもお店で作ってるのでこの店だけがいまいちなのかな?こんどお弁当を買ってまた判断してみようか。
ローズマリー・サトクリフ「夜明けの風」(2004-110) ほるぷ出版
気持ちのいい本だった。 「落日の剣」から100年も後、ブリテン最後の戦いでキンダイラン王の軍勢で戦ったオウェインは、一人生き残り、戦場の父の亡骸から形見にイルカの紋章の指輪を取り(アクイラ家の子孫なのだ)、生き残りを探してさまよううちに少女レジナに出会い、彼女の命を救うためサクソン人の奴隷となる。その後もお人好しのあまりに色々なことに耐えるが、やがて風向きが変わり、最初は奴隷として、その後は自由民として、サクソン人の農場とその家族を守り、やがて全ての運命に耐えたおかげのように幸せをつかむ話。 主人公の性格(お人好し)がいいし、勧善懲悪な感じもいい。それに加えて「命をかけて最後のともしびを守り、落日の中にいたと思ったブリテンは、夜明けを迎えていた」というのがね、今まで読んだ本で死んだ人達が浮かばれるようでちょっと胸が熱くなった。 実際にはこっちの「夜明けの風(Dawn Wind)」の方が「落日の剣(Sword at Sunset)」の2年前に出版されているのだけど、「落日の剣」があまりに暗かったのでちょっと救われた。
ローズマリー・サトクリフ「ベーオウルフ」(2004-111) 沖積舎
英文学を齧った人なら名前はよく知ってる、しかしたぶん内容は知らない人が多いベーオウルフを、サトクリフが書き直したもの。岩波文庫の奴より読みやすくなっていた。しかしこれはスウェーデンとデンマークを舞台にした話なのだった。前半はグレンデルとグレンデルの母親退治、後半は竜退治とベーオウルフの死。
|