2003年04月12日(土) |
樹齢1500年の淡墨桜が満開 岐阜・根尾村 |
(asahi.com) ブラックホールを利用した宇宙旅行、空想から科学へ?(Hotwired Japan)
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R隊の活動で京王百草園(もぐさえん)へ行ってきた。(何だか友達に会うのがすごく久しぶりの気がする。風邪やら花粉症やらで引っ込んでいるせいか。)予報では午後から降水確率50%だったのでレインコートに雨靴で万全の準備を整え、いざ百草園へ。
「長崎の主婦は心肺機能が高い」話をする位に急な坂を登っていったところの門から300円を払って入った。何の木だか分からないけど綺麗なピンク色の花が咲いている。桜は散りかけだけど他にも色々な花が咲いていた。さすが百草園。
茶店でとろろ蕎麦を食べた。あま酒アイスのプレーンとブルーベリー、ちょっと食べてみたかったけど、お昼食べてなかったんで。
そこから「カタクリの花が咲きました」と看板も出ていたカタクリの群生地へ。思ったよりずっとずっと小さな花(矮性のシクラメンより更に1/3位の花)で、楚々としているというか見落としそう。最盛期を過ぎていたのかしら。眼下には多摩の町と多摩川がひろがり、はるか向こうには新宿○都心(新か副の文字が消されていた)と何だか分からない高層ビル群。あれは恵比寿かお台場か。雨で煙っているせいかよく分からず、東京タワーも見えず。(本当は見えるらしい。) 庄野さんの「夕べの雲」は、多摩丘陵の丘の上の家に引っ越して見晴らしはいいが四方八方からの風がきつくてどうしよう、というところから始まるので「こんな感じか」と感慨深い。何だか鳥の声も聞きなれないし、すごく山深いところに来たみたいだ。神代植物公園のようなところを想像してきたけど、来てみると斜面に作った回遊式庭園で、でも見えるところへ行くのにアップダウンが多いのでかなり歩いた。 八幡神社を抜けて(両方口を閉じたうんうんの狛犬がいた)また駅へ向かう道で、やっぱり庄野さんの本の「いろんな用事を片付けるために山から駆け下り、駆け上っている間に」というくだりを思い出した。こういう所だったのね。本で読むのと実感するのとは、やはり違う(笑)。
それから場所を移動しようかといいつつも、駅前のパン屋さんが喫茶店になっていたのでお茶を飲みに入った。お茶とパンまたはケーキはセルフサービスだったが店の作りがもっとしっかり食事をする風で、2階のいくつかの引戸で区切ったコーナーが居心地がよくてものすごーく長居した。ぱぴちゃんの旅行土産の画像をスライドショーで見せてもらったりしつつ。近況の報告なども。
日が暮れるより少し前にお店を出て、京王線に乗って明大前で解散。そこで都営新宿の電車を待とうと思ったらR隊長に「笹塚でも乗換できる」と言われて普通電車に乗り換えた。(さすが、隊長!)おかげで笹塚についたら都営新宿の電車が向かいのホームで待っていてくれたので、乗り継ぎばっちりで、もう一度乗換して帰宅。あー楽しかった。
帰宅後、某オークションに出来心で入札。半端なところで引っ込んだおかげで他人の買物の値を吊り上げてしまった。ごめんなさい。少し暇になったら、家にあるモロモロも出品しよう。
追記)乗換駅名を間違えていて隊長から訂正がはいったので修整(4/13)
行きかえりに読んだ本。
アーサー・C・クラーク「白鹿亭綺譚」(2003-049) ハヤカワSF文庫(昭和55年8月初版)
ロンドンの某所にある白鹿亭綺譚で水曜日の晩にくりひろげられたトールテイルをまとめた形の連作集。科学的な使ったデタラメなので(このパブに水曜日に集まるのは科学者と活字関係者と素人の3種類)科学的なごまかしがあるのかもしれないけど分からない。書いてて楽しかったでしょう。私もexの積分解けないけど。
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