2003年04月13日(日) |
戻ってきた? 江戸前のアユ 多摩川遡上110万匹に |
イラストシール張り図書室の本分類 各地の小学校 松下電器、海外で「ナショナル」ブランド廃止へ(asahi.com)
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今日は家事日の予定が何故かオークションで3つも落札しちゃったりして。何をやっているんだか。読みかけだったも本いろいろ読了。昨日の散策でちょっと心配だった筋肉痛には幸いにしてならなかった。
ルーマー・ゴッテン「ふしぎなお人形」(2003-050) 偕成社 世界のどうわ傑作集12(1986年4月改訂)
これは4月5日の日記にも書いた、去年の12月から気になっていた本ビンゴだった。ぱちぱちぱち。これも小学校低学年(旧校舎の図書室だったから)の時に読んだ本だったけど内容は覚えていた通り。ぱちぱちぱち。ルーマー・ゴッテンらしい展開で主人公は色々な工夫をするのだ。(「人形の家」しかり、「トウシューズ」しかり、「ディダコイ」もそうだったな。)やや低学年向けだった。 国際アンデルセン賞優秀賞受賞作品。
デーヴィッド・チェンバレン「誕生を記憶する子どもたち」(2003-051) 春秋社(2002年4月新装版)
巡回しているある日記で紹介されていて読んだ。小さな子供に生まれた時や胎内の記憶があるという話を過去にも聞いたことがあるが、その時のエピソードから考えるにこの本を元にして作った番組だったよう。 前半は子供の驚異的な能力について語り、後半は過去に催眠療法で集めた出生当時の記憶に関するエピソードを延々と収録してある。最後には前世を語る子供まで出てきてちょっと困っちゃうんだけど(何故?いや段々に信じ難くなってくるからさ)。柳田国男の話なんかも思い出しちゃうわね。ぶるっ。 まとめると「赤ちゃん(胎児)を一人前の人間として尊重しなさい」という話だったよ。
庄野潤三「懐しきオハイオ」(2003-052) 文藝春秋(1991年9月)
ロックフェラー財団の研究員として庄野さんが奥さんを連れ、3人の子供は日本に残して、ガンビアのケニオンカレッジに滞在していた時のことを書いたもの。「ガンビア滞在記」「シェリー酒と楓の葉」等の間を埋めるものらしい。隣人達との交流を描いているのだが、普段の落ちついた生活と離れて人の出入りが激しいのと、アメリカでの生活を読んでも私が和まないという理由で読んでちょっと疲れた。庄野夫妻はいつも通りなのだけどね。庄野家の年代記を年代順に読んでいきたいのだが、だれか並べてくれないかね。
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