今日も今日とて
INDEX過去未来


2011年06月13日(月) ロボコップ誕生

昨年の6月、ワタシは携帯電話をiPhoneに買い換えたんですけれども。
iPhone買うのとほぼ同時に、iPhoneケースも必死に物色いたしまして。
なぜなら。

ワタシ、とっても携帯を落とすんです。変な日本語。
ワタシ、携帯をよく落とすんです。うん、これでいい。

落とすとほら、壊れたりするんでしょ? ウワサによると。
で、なんか、壊すととんでもなくお金がかかるって聞きましてね、iPhone。
困るではないですか、お金かかると。
なもんで、ワタシのお金を保護してくれるケース、
そういうモンが必要だと。
ホントは裸で持つのがいちばんカッコイイらしいんですけど。
おそろしくて、ワタシには無理です。

さらに、ワタシは携帯の上に手を置いて「よっこいしょ」と立ち上がるという暴挙をおかすことがよくあるんですわ。
こうね、床に座ってるでしょ。ソファーでもいいんですけど。
で、携帯をカジュアルに、自分の座っている脇に置くわけですよ。ぽいっと。
それを忘れて、立ち上がるときに「よっこいしょ」って手をつくと、携帯がかわいそうなことに、下敷きになっている、と。

この点、二つ折りのガラケーは非常に頑丈だったんです。
どんなに下敷きになろうとも、ゾウが乗っても壊れない筆箱みたいにがんばってくれていたんですが。
でもiPhoneたら、恥ずかしげもなく、液晶画面むきだしでございましょ?
ワタシがよっこいしょしちゃったらですね、たぶん液晶、「ぐぅ」とか言ったまま意識不明になります。
それは避けたい。
ワタシのかよわそうなiPhoneの液晶を守ってくれるような、そんなケースが必要だったんですよ。


てことで、悩みに悩んだ結果、ワタシが選んだケースがこれだったんです。

 

フタもついてて、淫らに露出されている液晶を守ってくれます。
ちなみにこの1年でもう何度も「よっこいしょ」しちゃってますが、
このフタのおかげでiPhoneは意識不明になることなく生きております。



裏側はこんな感じ。



リンゴマークだけちゃっかり露出するようになっている、
股の部分だけ布のない全身タイツのようなデザイン。



しかしこうして見ると、おっさんくさい色合いを選んでしまったものです。
これは、ワタシがiPhoneを買うきっかけになった、初対面だというのに
「好きに触っていいですよ( ^ ω ^ )」
とにこやかに微笑んでワタシに自分のiPhoneを貸してくれた若くて細身でカッコイイ男子が、こんな感じのケースをつけていたので、それに洗脳されたと思われます。
で、彼のは本革だったんですよ。似たようなデザインで。カッコよかった。
ワタシも本革探してまして、「やったー、あった(・∀・)しかも革の割りに安いー」なんつってアマゾンさんをポチしたら、
届いた結果、安っぽい合皮だったことが判明して地団駄踏んだんですが。
合皮なんてどこにも書いてなくて、「革」って書いてあったのにーーーー。(「レザー」だったかしら・・・)

と、ちょっとした後悔はあったものの、つくり自体は非常に気に入ったので、まーいっかと。
液晶を包むようにホールドするタイプのケースだと操作性に難が生じる、って聞いていたんですが、
このケースは液晶にまったく干渉しないんです。
さらに、フタを占めるのに、マグネットもボタンも使っていないところも気に入ってます。

気に入っていたんですが。

1年経ってきたら、角をメインにかなりぼろぼろになってまいりましてね。
ビニールみたいな合皮をアルミの本体に貼り付けてあるだけのシロモノでございますから、まあ無理もないんですが。
でもワタシって、ぼろっちいものがよく似合うので、「ワタシらしい☆」なんつって気にせず使っていたんですが、
ここ最近、さすがのワタシも「ワタシよりぼろいよこれ・・・」と気になってまいりましてね。
ちなみに上記の画像は、買ってすぐに撮影したものなのでぼろくない はず です。

で、本日なっちゃんに、「見てこれ。すごくぼろくなってきてしまった」と見せてみましたら、
遠目に見ていたなっちゃん、「えー。まだ全然平気じゃん」と。
そこで「手に持って、見て」と渡しましたら、「わ。ぼろいね(笑)」と。やはりそうか。

なもんで、新しいケースを買いますかな!と、密林探索を始めたんですが。
まあまあいいかな・・・というのは見つかるんですが、どうもこう、今のぼろを振り捨ててでも欲しい!というものがうまいこと見つからず。


そこでじょりぃは考えました。
問題は、このケースそのものではない。
ぼろんぼろんに剥がれてきてしまった、合皮の部分である。
であるならば。


合皮、剥がしちゃえばいいんじゃね?(・∀・)d とな。


アルミ剥き出しっつーのも、なんかカッコ良さそうじゃんね。と。
なっちゃんに相談しましたらば

「そうだねー。・・・まあ、どうせ新しいの買おうと思ってたところだし、じょりぃちゃんのやりたいようにやってみれば?(´∀`)」
と、あんたどうせやめなっつったってやるんでしょめいたお返事が。
さらに「血が騒ぐんでしょ?」と。
たぶんなんでも改造しちゃう父親のことを言ってるんだと思います。


そこでワタシは、仕事を放って、ウキウキとぼろい合皮を剥がす作業に取りかかることに。
カッター使ってと。 よし、剥がせたぞ。

 

玄関に置くと、けものの皮を敷いているお金持ちの気分が味わえそうです。


しかし剥がしてみたら奥さん。
本体は、ボンドでべったべたのごっりごりでござる。
これをそぎ落とすのかー。うえーーー。

心が折れそうになりましたが、ここでやめてしまったら、なんだか今までがんばってくれたこのケースに申し訳が立たないです。
じょりたん、がんばってボンド落とすよ!


汗かきながらボンドと格闘するワタシになっちゃんは

「今晩のうちには、アマゾンで新しいケースを頼んでそうだね(´∀`)アハハ じゃあお先にー」

とやさしく辛辣に声をかけ、帰っていきました。


ワタシもなんかそんな気してきたー(´∀`)アハハ



カッター、彫刻刀、ラバークリーナー、サンドペーパー、・・・あと何を使ったっけな・・・といったもろもろを駆使しまして。


ついに


お父さん!お母さん!じょりぃはやり遂げましたよ!
ついこのあいだ、錆きった鉄のフライパンを復活させたじょりぃにかかれば、こんなもん、屁でもないですよ!
わははははははははははは! (しかし熱中しすぎたためか、このあと軽く貧血を起こしたじょりぃ)






こうなりました。

 じゃーーん


やだちょっと、硬派な感じでカッコイイじゃないのー。
なんかこれ、何かに似てない?
そうだ、あれですよ。



ロボコップーーーーー。






ほら、区別つかない。

 って全然似てねえよと。



・・・てか、どっちかというと、アイアンマンの初代機っぽい?
いや、もっと似ているものがある・・・なんだっけな・・・




そうだ(・∀・)





こっちでした。

 溶接工ーーーー。




ぼくたちきょうだい。

  違和感ゼロ。







( ^ ∀ ^ )






なんか疲れた・・・( ´_ゝ`)



合皮を剥がしたことにより、6gの軽量化にも成功いたしました。
もう少しがんばれば、ワタシのiPhoneを宙に浮かせることも可能かもしれません。
ということで、次に目指すのは、空飛ぶiPhoneケースです。
ロボコップみたいに銃撃できる装備もつけたいと思います。
ついでに、さびしいときにナナの声で「一緒に寝る?」とか言ってくれる装備も。
この調子なら、ケースがあればiPhone本体はいらなくなるかもしれません。


( ^ ∀ ^ )


ケースに費やした時間と労力、さらにこの記事をしたためるのに費やした時間と労力を考えると

ワタシ、なにやってんのかな、ってちょっと素に戻って、また貧血起こしそうです。



そして、
ここまで文章したためて、画像撮ったり、画像加工したりして、今思いついちゃったんですが。
このけったいなアルミ剥き出しケースは一点物だと思うので(ほかにもこんなアホなことする人いるかしら)、
この日記をご覧になっている地元の人がいらっしゃったら、ワタシ、もしかして身バレの危険がデンジャラス?!



・・・・(・_・)



やっぱりアマゾンに行ってきます(´∀`) ワタシってホントにアホだ











じょりぃ |HomePage