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2008年12月18日(木) 友の幸せ(オマエノモノ)はワタシの幸せ(オレノモノ)

先日は友人カップルと会って、たっぷりとお喋りしてまいりました。翌日声が枯れた。
このふたり、M某さんとA子ちゃん、としましょう。
M某さんについては、この後敬称略で失礼させていただきます。

そもそもは、ネット上でM某と知り合い、だんだんと親しくなっていきまして。
このM某、ワタシより随分と年が下なんですが、年に似合わず大人でしっかりしていて・・・と書いてもいいんですが、嘘書いてもアレなんで正直に書きますと、知り合った当初は20代前半で、年頃らしい幼さ(ってのも変かしら)のあるかわいらしい小坊主でした。(女ですけど)
素直さと賢さのあるかわいいあんちくしょうで、ワタシたちはあっと言う間に恋に落ち  たりはしなかったんですが。
そのうちオフで会ったりもするようになり、仲良くさせていただいております。

そしてA子ちゃんは、そのM某の彼女であります。
M某がA子ちゃんとつきあうようになって、(おそらく)にへにへと鼻の下を伸ばしながら送ってきてくれた彼女の写真が、実にワタシのストライクゾーン。
でもほら、そういう写真て、特別かわゆいのを送ってきたりするものではないですか。
M某も「かわいいんですよ〜(*´∀`*)」なんてしゃあしゃあと言いやがっていたのですが、自分の彼女なんてみんなかわいいモンですからね。
はいはい、はいよ、と、まあ、微笑みつつ相手をしておったですよ。

そして、ええと、半年くらい前だったかしら。もっと前かな?
ひょっこりそのA子ちゃんに会うことになりまして。
と言ってもふたりきりでとかそういう恵まれた状況ではなく、いろんな偶然が重なりまして、M某&A子ちゃん、それに美貌の某おねえさまと4人で飲んだのであります。

会ってみたらこれがぶっさいくでねー、A子ちゃん。
性格も悪い。

とかなら、話は誰が聞いてもおもしろかったんですが。

ワタシの感想は

くやしい。きいっ。

でございました。
だってホントにかわいいんだもんA子ちゃん。あんまりかわいい言うと本人に怒られそうでキョドキョドしながら言ってますがワタシ。
話もおもしろいですし利発ですし。しっかりしてますし。うっかりもしているようですが。
ワタシ好みの毒もありますし。
割とモノをハッキリ言うところも「いいなー」と思ったりして。
M某、とぼけた顔してこんないい子つかまえちゃって、ずるいずるい!ヽ(`Д´)ノ とな。
なんかもう、地団駄踏むほどくやしがった。

そして。
会って1時間ほど話した頃でしょうか。
A子ちゃん、「じょりぃさんに聞きたいことがあるんです」と。
はいはい、なんでしょうナ(*´∀`*)

「きょんさんとナナさん、どっちが大事なんですか?」

すげえ直球! Σ(°▽°)

それも「どっちが大事なんですかぁ〜?(´∀`)あは」な感じじゃないんですよ。
笑顔なんですが、目がきっとして、まっすぐワタシを見て発されたこの言葉。
アナウンサー並に滑舌もハッキリしてた!(先日なんてベトナム語話してるのかと思うほど滑舌悪いときあったのに!)
しかもA子ちゃんの発するこの雰囲気。
興味半分で、とかおもしろ半分で、という感じではなく、「こ、この子には嘘とか適当、通用しなそう・・・」と思わせる力強さ。

たじたじ、しどろもどろになりながら、マジメにお答えさせていただきました。
「A子ちゃんがいちばん大事(*´∀`*)」と。(これは冗談です)(ちゃんと「どっちも」ってマジメに答えました)(厳密に言えば違ったけど)

で、ワタシはA子ちゃんに一目置くことになりましてね。
良い彼女つかまえたM某の株も今まで以上に上がっちゃいます。
そしてまた、このふたりが仲良しでしてねえ(目を細めつつ)。
ヘタにベタベタされるとムカついて、ふたりの仲が悪くなるような意地の悪い話の展開をしかけたくなったりする極悪非道なじょりぃなんですが、
このカップルと一緒に過ごすと、その仲良し具合にワタシまでほっこりとしあわせな気持ちになるという、これまたなんとも妬ましい限りでございますよ。
一瞬にしてほっこりしたり妬んだり、相反する感情を一手に引き受ける大忙しのじょりぃでありますが。

そんなこんなで、家に帰ってから、きょんにこの日のことをあれこれ話したじょりぃなわけですよ。
で、しばらくそのふたりの話題が続いていたのかもしれません。
そうしたらある日きょんが言いました。

「ずいぶんA子ちゃんにご執心なんじゃないの?」

ご執心て、ご愁傷様?  違う。全然違う。
って、ええええええええええええ???!!!Σ (゚Д゚;)

きょんは寛容なのとワタシにあまりかまわないのとで、日頃ワタシはずいぶんと楽をさせていただいているわけですが。
ナナのことだってうるさく言わないきょんですよ。
特定のレズ友とちょくちょく会ってた、なんてときだって、一抹の疑いも持たなかったきょんですよ。

なのに

A子ちゃんには、なんだか、ヤキモチを妬いている・・・・のかな? まさかねー ァ'`,、('∀`)
でもこのときちょっときょんが怖かったのは事実(・_・)


そんなことがあり、つい先日のM&Aカップルとのデエト、実はちょっときょんの顔色をうかがっていたわけなんですが。
前日の時点で
「明日楽しみ?」ときょんに聞かれ
「うん(´∀`)」と素直に答えましたら
「あら。じゃあよかったわねー。楽しんできなー」
と言ってもらえたので、なんだかその件に関してはいつの間にやら一件落着していたようで、安心して出かけてまいったのですが。

またこの日も仲が良くてですね、M&Aったら。
テーブル席にむこうは2人、ワタシは1人で向かい合って座ってるわけですけど、なんか、ぴとっと寄り添って座ってやがるんですよ。たぶん無意識。それがまた憎い。
M某もですねえ、なんていうんですか、こう、1時間に1回くらいは

「あ、じょりぃさんの隣に、A子ちゃんどうぞ(´∀`)」

くらいの気を利かせてくれてもいいんじゃないかな、ってちょっと思ったりしたんですが、M某にそんなこと言う権限はないというのは見ていてひしひしと感じたのであきらめまして。
でもなんか、あんまり仲が良くてあんまり幸せそうにぴとっとしているので、ワタシ、自分の横がなんだかスースーとさびしい気持ちになりましてね。
テーブルに設置してある呼び出しボタンをピッと押して「あ、すみません、誰かひとりワタシの横に」って注文しちゃおうかなとか思ったんですが、かわいい店員さんがいなかったのが無念。
かわいければそのへんをうろうろしている浮遊霊でもいいから、ワタシの隣に来てぴとっと寄り添ってくれないかしら、なんて思ったりして。
しかし浮遊霊すら、ワタシの隣には来てくれない。世の中間違ってます!
なんでワタシだけ独り身なんだ!(この時点で家に帰れば自分にも彼女がいることはアタマからすっ飛んでおります)

まあ、ワタシがひとりでスースーしている話はさておき、始終キュートなはにかみ笑いで心和ませてくれるM某(要するに、あまり喋らん)とはまた違い、A子ちゃんはワタシの話を引き出してくれるのが実に上手なんであります。
マジメに質問してくれるので、ワタシもマジメに答えます。
気が付けば、いつもならリアルではあまり人に話さないようなことまで話しております。

で、おふたりの「泣く」状況やパターンについての話を微笑ましく聞いておりましたら、「じょりぃさんは泣かないんですか?」みたいなことを聞かれましてね。

ワタシ、なんだか泣けないんだよね、と、ここでも素直に心情吐露するじょりぃ。

ワタシたぶん、人一倍気持ち的には泣き虫なんです。
気持ち的には「ぶわっ(´;ω;)」と気持ちがたかぶることは多いのですが。
「泣く」ということに対してものすごく抵抗があって、えらい苦しい思いをしてでも涙を阻止してしまうんですよね。

と話す前に、「M某はA子ちゃんの前では、いろんなことで泣く」という話を聞きましてね。
「悲しくても怒っても、嬉しくても楽しくても、泣く」ということで。
他の人の前ではそんなことないらしいんですが。

その話を聞いて、なんだか良い話だなーというのと、「えー、嬉しいとか楽しいとかって、例えばどんなとき?」と興味が湧いてたずねてみましたら。


A子ちゃんがアイロンをかけている姿を見て、M某、泣いたそうなんですよ。


って聞いてもわけわからないですよね。ワタシも最初わからなかった。
泣いているM某を見て、A子ちゃんもびっくりしたそうなんですが。
だって、アイロンかけてただけですからね、A子ちゃん。

M某、A子ちゃんがアイロンかけてるの見たら、一緒にいられるのが嬉しくてしあわせで、泣けてきちゃったんだそうです。
体育座りで膝を抱えて泣いていたそうです。

ええええええええええ!!!!!
ワタシじゃありえない!考えられない!信じられない!でも!

なんてかわいらしい話なんだろう・・・。(思わず笑っちゃったけど・・・)


なんか、えらく心に残りましてね、その話。
M某にも「ワタシはそういうことで泣くことはないけど、その場面で泣けてきちゃうM某の気持ちは、なんかすごくわかる気がする」とお伝えし。

そしてこの日、家に帰ってきてから、きょんにその話をしたのです。
M某ねー、A子ちゃんがアイロンかけてる姿見てねー、・・・なんて具合に、なんてことなく話し始めたのですが。


話している途中で、しあわせに涙するM某に激しく気持ちがシンクロしてしまい、話しながら泣けてきちゃって、声が震えちゃいましてね。

あ、ヤバイ!このままじゃワタシ泣いちゃう!ヤダーーー!てか、ありえねえ。カッコ悪い。
どうしよう!


と思った瞬間、大きなくしゃみが出たおかげで、涙が引っ込みました(・∀・)あーよかった


「ワタシ、泣けないんだよね」
「ケンカして泣きそうになると、泣くのがイヤなばかりに、相手を罵倒しまくってでも気持ちを逸らす」とまでふたりに打ち明けたその日に、
こんなこと(M某、失礼)で泣いちゃうところでしたよワタシったら!

いやー、でも、しあわせそうなカップルというのは、ホントに見ていてこちらの気持ちまでしあわせになりますよね( ^ ∀ ^ )
友のしあわせはワタシのしあわせ。
おまえのものはオレのもの。


( ^ ∀ ^ )----な---も---ん---だ---か---ら----------------

「ふたりを見てるとさー、ワタシも恋人が欲しいなって思っちゃう」と、M&Aに話すじょりぃ。
「いるじゃないですか!(笑)」
「いやー、新しいのがさー」
「きょんさんとナナさんに、それぞれ100%・100%の気持ちなんでしょ?」とA子ちゃん。
「うん」
「そこでもうひとり増えたらどうなるんですか?」M某。
「また100で(´∀`)」
「タフだなーーーーーーっ」<ふたりして

ここでじょりぃが問題提議。

「ねえねえじゃあさ、仮に・・・ものすごく仮によ?(とM某に断り)
 ワタシがA子ちゃんを好きになりましたー。A子ちゃんもワタシを好きになりましたー。仮にね?(くどい)(このくどさにかえって下心を感じます)
 そうしたらさ、A子ちゃんは、ふたり(きょんナナ)と別れてよー!って思う?」

『もしA子ちゃんがワタシの彼女だったら・・・(*´∀`*)』という具合に、妄想だけでもしあわせを味わってみたくて、己の欲求を満たすためだけに、恋人を前にして不躾な質問をしてみました。
しかも、『もしワタシたちが恋人同士になったらさー』という、素直でかわいげのある不躾ならまだしも、
ワタシのことを好きでもない相手に「仮に」というおまけつきとはいえ、しょっぱなから「きょんナナ付だけどさー(*´∀`*)どお?」的なずうずうしさ。
2008年不躾大賞とかあったら、ワタシたぶん、イイ線いきます。


「えーーーー?」とA子ちゃん。


「あ、私ちょっとトイレ・・・」<M某

こういう話の流れの中で、自ら席を外すのんきなM某。
のんきというより、おふたりの信頼関係の強さならではでしょうか。
ていうか、じょりぃ相手ならなんの心配もいらん、と判断したのでしょう。正解ですが。

「もうね、A子ちゃんのためなら何でもするよ!何でも願いは叶えるよ!すごく大事にするよ!
 でもきょんとナナとは別れないんだけどね(´∀`) って、そういう状況ってどうかな?」
「あははははは   うーーーーーーん・・・・・」

不躾な質問にも、マジメに考えて答を探してくれるA子ちゃん。
(ワタシがよほどギラギラと真剣に質問していたのかしら・・・)

「それは・・・別れてよー、っては、たぶん言わないと思う」
「そう(´∀`)」
「でも、すごく悲しい気持ちになると思う」

「・・・か、かわいちょーーーーー(´;ω;)」 <かわいちょー、じゃねえよと

「一緒に過ごしてるときは、楽しいなって思ってしあわせかもだけど、
 そのあとじょりぃさんはきょんさんのいるところに戻っていくわけじゃないですか。
 それを考えると、すごく悲しい気持ちになっちゃうと思う・・・」

「・・・かわいちょーーーーーーー(´;ω;)」 <だから(略


ひょこひょこひょこ 「どう? 決着ついた?( ^ ∀ ^ )」 <トイレから帰ってきたM某。余裕ね!


うん。
あなたの彼女、フルのも上手 ァ'`,、('∀`)まいったまいった諭された


という具合に、しあわせそうなカップルを見ているとこちらまでしあわせになって、
彼女が欲しくなるというか、その彼女ご本人が欲しくなってしまい、
ついつい余計なちょっかいまで出す始末に負えないじょりぃ。
もうホントしょーもないですねぇ。かわいいかわいい、しょーもないじょりぃかわいい。


いつまでも仲良くして、ワタシにもしあわせを分けてね、M某、A子ちゃん。
そしてM某、時々ワタシにA子ちゃん貸しt(ほとんど略になってない略


「じょりぃさんは口ばっかりだから」

ってA子ちゃんに3回は言われたワタシの言うことですから、
ふたりともワタシが何言っても全然気にせずに微笑んでくれていると思います。ええ。



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