今日も今日とて
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つい先日のことです。
「あたし昨夜、金縛りに遭ってさー」ときょん。
「へー」 「でもほら、じょりぃがいつも『金縛りは怖くないよ』って話してくれるじゃない? だからパニックにはならなかったんだけど」
今までも何度か日記で金縛りについて話しておりますが、金縛りってアタマより先にカラダが寝ちゃって思うように動かなくなり、でもアタマもちょっと夢見状態、というのがワタシの持論でして。 半分起きて半分寝ている状態で、本人は覚醒しているつもりで怖い夢を見てしまうので、あたかも現実にそれが起きていると勘違いしてしまうものだと思っております。
とはいえ、本人は起きてるつもりですし。 そもそもただの怖い夢だって怖い。 理屈でわかっていても、実際体が動かない状態で怖い思いすれば、そりゃー怖いわけです。
なーんて話を、きょんにもいつもしておるわけです。 なぜそんな話をするかといえば、きょんが怖がりだからです。 心霊現象なんぞに怯えられていては、きょんを置いて自分だけ夜遊びとか、しづらくなるからです。<ここテストに出ます 霊の存在の可否についての話になると、それだけで日記3日分くらい語れちゃうので、それは置いておくとして。 とりあえず、「うちには悪いモンいないから」と言い切ってあります。 コウモリとゴキブリとカマドウマくらいですよ、こっちが困る悪いモンは。 邪悪なものっつったら、じょりぃくらい。
とりあえず、フツーに起こりがちな金縛りについては、 「オバケとか怖がらなくていいんだよ(´∀`) それより疲れがたまってるかもしれないから、その日は甘いモノでも食べに行こうね」 と話してあるわけなんでございますよ。
と、前置きはこれくらいにして、きょんの先日体験した金縛り話を。
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きょんがすうすうと寝ておりましたら。 足下に何かが
どさっ
と落ちるように乗ってきて、目が覚めました。
一瞬「ハナコかな?」と思ったのですが、現在ハナコはきょんの部屋に入れないようになっております。 (この事情は長くなるので省略)(後でシロちゃんに関連した話で語らせていただくかもしれませんが)
なので、
「・・・てことは、 なに?!」
と思った途端に、金縛り。 動けません。しかもギリギリ痛い。 そして、何モノかに足もとに乗られているのは確か。 まだ重さも感じております。
やだやだ怖ーい・゜・(ノД`)・゜・。ドウシヨウ と思ったものの、ここでじょりぃの菩薩のような笑顔とともにこのセリフが浮かぶわけですよ。
「金縛りは怖がらなくていいんだよ(´∀`)」 「オバケなんて、このうちにはいないんだよ(´∀`)」
そうだそうだ。これはただの金縛り。 これは夢。
と思おうとしたところで、足もとのソイツ、動き出しました。
きょんの使った表現↓
「貞子が這ってくるみたいに、ずりっ ずりっ ずりっ て、あたしに覆い被さったまま だんだん顔の方に重みが這い上がってきた」
ああ! そのことか!(・∀・)
それ、夜這いにいったワタシだわ。
生理前だったもんで、ちょっと桃色分泌が活発になってさー。 ごめんごめん(*´∀`*)
って、そんな貞子みたいな乗っかり方で夜這いはしませんワタシ。 ある意味すごいサービス精神。エンタメ魂。カツラかぶって白目まで剥いちゃったりしてネ! だいたい布団の上から襲ってどうする。 ということで、その貞子、ワタシではありません本当は。 ワタシがきょんに夜這いをかけるときは、全裸で乳首には★シール、股間には葉っぱをつけて、コアリズムで培った腰フリダンスで踊りながらきょんの部屋に乱入。 セクシーダンスで視覚的に犯してからコトに及ぶのが常ですから。 ってこれもまたある意味貞子よりも恐ろしいサービス精神&エンタメ魂。 ていうより、変態。 こんなことして気分が盛り上がってコトに及べるのは、アダルトビデオの中の陽気なアメリカ人のみです。
話をきょんの金縛りに戻します。 ここからは会話形式で。
「で、『金縛りは霊的なモノではない』ってアタマではわかっていても、怖いわけよ」ときょん。 「そりゃそうだ。その状況はかなり怖い(笑)」 「で、霊は怖がると増長するから強気に出たほうがいいって、何かで読んだ覚えがあったもんだからさ」 「うんうん。どうしたの?」 「とりあえず、『あっち行け!あっち行け!』って」 「言ったんだ?」 「言おうと思ったけど、怖くて声が出なくて、『あうぁ、あうぁ』みたいになっちゃってさ(笑)」 「わはははははは。でもそれわかるー」 「なもんで、気合入れて声出した」 「なんて?」
「やーーーーーーーーー!!!!!!って」
(°▽°)矢?
じゃなくて、「イヤー!」の「やー!」か。 てか、すごい絶叫だな!
「それを3回くらい叫んでさ。そしたら消えた」 「すげー! 追い払ったね!(・∀・)」 貞子も耳にキタんだろうナ。 「じょりぃが起きちゃうかな?って心配なほど叫んだんだけど、聞こえた?」 「なんも( °▽ °) ゴメン、熟睡してたみたい」 「で、その後、怖いよ怖いよー、寝られないよー、じょりぃのとこ行こうかなって思ってたら、いつの間にか寝てた(笑)」 「そんなもんだよね(笑)」
そんなもんだよね、とか余裕こいて笑ってますが、 ワタシが今回のきょんと同じ状況になったら、迷わずきょんの布団に潜りに行っちゃうわけですが ァ'`,、('∀`)
で。
金縛りなんて怖くないよー、と日頃豪語しているワタシなわけですが。 我が家にはオバケなんていないよー、と言い切っているワタシなわけですが。
ワタシが最近遭った金縛りを思い出し、そしてきょんのこの「重みがずりずりと這い上がってくる」話を聞き、
もしかして、なんか、あやかしのものがいたらどうしよう(・_・) と。
この家、築4年の中古で買ったから、4年の間に何かあったのかも・・・。 だいたい、たった4年でせっかく建てた家を手放すなんて、何か事情があるとしか思えなくなってきたかも・・・。
なーんちゃって。 ホントは「何かあったんじゃ」とも全然思ってなくて、つまらない人間でスミマセン。 実際のところ、全然怖くなってないですし。 それでも、こうなってくると「実はワタシもさー・・・」なんて、上記の自分の金縛り話をきょんに話したくなっちゃうではないですか。 それに、きょんが今回のかなり怖いこの体験でも「けろっ」としているので、話しても怖がらずに「わー、そっちもそんなコワ楽しい体験したんだ!」って盛り上がれるかもしれないと思ったのですよ。 共通の話題が増えるのは楽しいですからね。
話したい話したい。 うずうずうずうずうず。 でも、話したせいできょんが怖がるようになって、夜遊びできなくなるのは、これは困る。 せっかく長年の洗脳が功を奏して、きょんがオバケを怖がらなくなってきているというのに。 でも話したい。 うずうずうず。葛藤葛藤葛藤。
数時間後、どうにも辛抱たまらなくなって、きょんにちょっと水を向けてみました。
「ねえねえ、もしワタシもこの家で怖い体験とかしたら、あなたひとりでいるのが怖くなっちゃったりするかねえ?」 とな。 「うん、怖い。じょりぃが怖いって思うことがあったら怖い」 「そうか(´∀`)」
がっかり・ふー( ´_ゝ`)-3
「・・・もしかして、何かあったの?」 「なーんもない。 つまらんねえ」 <自分のやさしい嘘にうっとり 「あたしのことうらやましい?(・∀・)」 「うん。うらやましい」
ホントはうらやましいじゃなくて、うらめしやーがいるかもしれないよ、きょん。(・∀・)キヒヒヒヒ
とにかく貞子! ワタシのところには来るんじゃねーぞ!(夢でも怖いのよアンタは!)
そしてみなさま、あやかしのものに遭遇したときの撃退方法は「やーーーーー!!!!」(絶叫)(気合入り)でございますよ! できれば三連発で。
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