今日も今日とて
INDEX過去未来


2008年11月18日(火) 迷走する会話

本日、会計クンが年末前の経理チェックに来てくれました。

先月中から「18日に行くからね( ^ ∀ ^ )」と言っておいてもらっていたのに、相変わらずの泥縄式で慌てるじょりぃ。
とはいっても、11月に入ってからはこつこつと進めてはいたのですが。
ワタシでなくて、なっちゃんが(°▽°)

なっちゃんはワタシが仕分けしておいた領収書を打ち込んだり、売上げ伝票を打ち込んだりといった実務的なことはせっせとこなしてくれるのですが(それはもう、せっせと)、帳簿の付け方の基本がわかっていないので(ワタシもよくわかっていないんですが)、込み入った部分はワタシの仕事になるわけですよ。
で、それがほぼ1年分たまってたもんですからアナタ。

まあ、早い話が、徹夜になったわけですよ。昨夜。

会計クンとの約束は午前中だったんですが、まだまだ見せられる状態になっていないわけですよ。
でも乙女として、お風呂には入りたいわけですよ。なので慌てて入った。
お風呂から出たら9時を15分ほどまわっちゃってるわけですよ。
何時に来るかはハッキリ聞いていなかったんですが、とりあえず午前中は来るな!とか勝手なことを思ったわけですよ。
なので「この時期会計クンが忙しいのはわかってるんだけど!わかってるんだけど!・・・午後にできない?(´∀`)」と、ずうずうしいメールを送ったですよ。
10分ほどしてからメール着信。
「もうそっちに向かってるところだったんだけど、無理そう?」

ぎゃぼーーーーーん。早っ。
てか、ワタシの言う午前中って、11時〜お昼のことだから!
それ前も起きてるけど、脳内ねずみ君がまだ全然滑車を回してないから!
それくらいもうわかってくれてないと!<勝手

「うん。無理」 あっさり返信。
さらに「今見ても、帳簿のなんたるかになってないから、ムダだと思う」と、自分の怠慢を棚に上げて、たいした態度のワタシ。

人との約束をなんだと思っているのか。
ていうか、これが女性ならここまで強気に出ないワタシなんですが。
男性相手だと、わがままになる仕様になっております。
まして、いつでもフェミニストでジェントルマンな会計クンでありますので、そこに甘えてじょりぃは増長する仕組みでございますよ。

「わかった。じゃあ、午後に出直すね」 いつでもやさしい会計クン。
「ごめんねー。今度夕飯おごるからー」 <口だけ

とまあ、さんざん振り回したあとにやっと経理を見てもらい、いつものようにワタシから見ると魔法使ってるみたいに、合わない収支をちゃっちゃと合わせてくれたんですけれども。
会計クンの趣味の話なんかをしながら、次のチェック時までにやっておくことを教えてもらい、はい終了ーとなってから。

いきなり、自分の持ってきたUSBメモリをワタシのノートパソコンに差し込む会計クン。
何かしら。
と思う間もなく、USBメモリをパパッと開きましてね。

ワタシ、会計クンが来ているときは、いつも彼の横に椅子を並べて、くっついて画面見ながら彼の作業を見守っているわけですが。
見守るというか、覚えておかなきゃーと必死なわけですが。

このときもいつものように隣で眺めておりましたら、開いたウインドウの中には、会計クンのお客様の名前がついたフォルダが並んでおりまして。

「あ、これってワタシが見てはいけないものじゃない?企業秘密とかさ。席外そうか?」とワタシ。
「ああ、中味見るわけじゃないし(笑) 大丈夫だよ」穏やかににこにこと会計クン。

あらそう。じゃあ何するかわからないけど、まあ見てることにしますか。

って見ていたらですね。

なんか!
見てはいけないであろう、エロめいた画像アイコンを発見しちゃったし!
しかもそのファイル名ったらもう。

こ、これは見たって気付かせたらダメよね?
ワタシが見たってわかったら、会計クン、恥ずかしくて死 って感じじゃないかしら!

と慌てたんですが、ワタシったら文字を読むのは速いもんで、そのエロめいたあやしいファイル名、3つとも読めてしまってました。


特大チ○ポシリーズ

パコパコママオリジナル182 加納愛34歳 アナル 

0930は痴女 ゴールド015



ぎゃぼーーーーん(白目)って、どうしよう!!!


ワタシの母は、小さい頃からワタシにいろんなことを教えてくれました。
今だっていろいろ教えてくれます。
困ったとき、どうしたらよいかわからなくなったとき、いつだってワタシに「答」ではなく「ヒント」を与え続けてくれる、頼りになるおかあさん。

でもこんなときどうしたら良いのか、教わっておくのをうっかりしました。

お母さん!どうしよう!


こういうときに、軽いノリで「やだー、なにこれー?(・∀・)もう、エッチ」とか言えないワタシ。
いや、会計クンがワタシに見せるのを承知で見せてるなら「なにこれー(笑)うけるー。しかも特大て(笑)」とか言えますけど。
日頃の会計クンのジェントルな様子から察するに、露骨なエロを軽やかにワタシに見せるような人ではありませんから。
これはもう、「ぅお!オレったらうっかりこんなもんじょりぃに見られちゃったよ!」って動揺しているに違いありませんですよ!
なんか悪いー。
ワタシが悪いわけではちっともないんだけど、それでもなんか悪いー。どうしようー。

ぎゃぼーんぎゃぼーん。
と思いつつ、ずりずりと椅子を少しずつ後ろにずらしてみちゃったりして。
で、なんか、ワタシ、何も見てないんだよねー、みたいに、うつろな瞳で天井の蛍光灯眺めてみたりして。

しかし、ワタシのそんな努力に気付いているのかいないのか、
そのファイルの存在に気付いているのかいないのか、
会計クンはいたって平常心。
もう、あからさまにそのファイルが画面のまん中に来てるっつーのに、隠すことすらしませんし。

・・・・はて?
も、もしかして。

ワタシの読みまつがい?(°▽°;)
特大ペ○スとかアナルとか痴女とか、すべてワタシの脳内のみでのできごと?
いやいや、確かに書いてあった。こんなもん読み間違えたくないし。

て、ちょっと待てい!!

そのファイル3つ、ワタシのパソコンにコピーしてるんですけど!!!!


心のアゴが外れる勢いであんぐりしておりましたら。
会計クン、爽やかに微笑みつつこう言いました。


「じょりぃと約束してたアダルト動画、やっと持ってこられた( ^ ∀ ^ )コピーしておいたからね」


ワタシと、何を、約束したって?


・・・何言ってるか全然わからない。
ちょっとさすがに、即座に言葉が出なかった。
しばらくたってから「へ?」って、やっと言った。


「すっかり待たせちゃって悪かったねー。
 じょりぃの好みがわからないから、適当におもしろそうなの選んできちゃった。
 とりあえず、外人の方がいいって言ってたから、それも入れてある」


ちょっとちょっとちょっとちょっと待て! てか、うんと待て!
それって、ワタシじゃなくて、誰かほかの人とごっちゃになってなあい?
よく考えて! よく思い出してみて! 会計クン!
ワタシ一応、清純が売りってことになってるんだから!
「エロい話も対応するけど、いい年こいて清純派☆」、これ、ワタシの対男性時のキャッチコピーだから!


「・・・あー・・・・・・ありがとう」


って、なんでお礼言ってるのよワタシ!むきゅーーー!
どうしよう。なんか全然どうなっているのかわからないんですが。
でも、会計クンがワタシにこれらを見られたことについて「やっべー・゜・(ノД`)・゜・。ハズカシー!」って思ってないならワタシも話のしようがあります。
沈黙になるのもなんだから、何か、何か言わないと!

「ええと・・・・・これって無修正?

何言ってるんだワタシは。

「そうだよ。じょりぃ、無修正がいいって言ったじゃん(笑)」


言ってねえから!


「じょりぃが録ってくれたビデオが無修正だったから、オレも無修正を渡さないとね☆(笑)」

ワタシが録ったビデオ・・・?


はっ!


なんか思い出してきましたよ。

あれはオリンピックまっさかりだった頃。
会計クンのお友だちが、とある競技でオリンピックに出場していたのですが。
その中継が、BSアナログでしか放送されないとのことで。
「オレんち、BSアナログ見られないんだ。じょりぃんち見られるよね?悪いけど録画してくれないかなー」
と頼まれ、親切で有名なワタシは「いいよーん」と録画してあげたのでした。

で、後日それを会計クンが取りに来たんですよ。
よくよく思い出してみると、そのとき確かに「動画がどうとか」「ダウンロードがどうとか」って、話していましたわそういえば。
が、そのときってワタシ、超ーーーー忙しかったので、長居してもらいたくなくて適当な相づちを打っていた上に、耳がよく聞こえない日だったんですわ。
なので、よく聞こえない部分はすべて自分に都合良く変換してしまった上に、どうでもいいやということで身を入れて聞いていなかったんですナ。
そして、ノリだけは良く返事をしていた、と思われる会話が、確かにあった。

ということで、だんだん思い出してきました。
てことでそのときの会話を再現。

「お礼に今度、ダウンロードしたアダルト動画焼いてあげるね(笑)」<冗談のつもりだったのであろう会計クン
「わー、ホントー? うれしー」

この時点で、「アダルト動画」の部分をちゃんと把握せず、フツウの映画だと思いこんだんですね。ていうか、どうでもよかったんです。

「え、マジで? 無修正だけどいい?」
「うん。(なんで修正の必要が?)てか、無修正のがいいなー、せっかくなら」
「わかった。どんなのがいい?」
「(とにかく早く帰ってほしいので)なんでもいいよー。あるヤツで」
「外人と日本人、どっちがいい?」
「? 外人かな?」 <洋画 という意味
「わかった。じゃ、今度会うときに持ってくるね」
「ありがとーー。じゃあねー」


あったわ。確か。こんな会話が。
脳内の見えるところには、カケラも記憶が残っていなかったけど。
掘り起こしたら、かろうじて、あった。


いやー、謎が解けた!
スッキリした!
さっきまでどうしようかと思ったよ!
会計クン、狂ったかと思った。
あははははははははは!


って笑ってる場合じゃないですよ!
「エロい話も対応するけど、いい年こいて清純派☆」なじょりぃにしてみれば。
会計クンの中では、これらの無修正アダルト動画、ワタシが所望したことになっちゃてるわけでしょ?

別に純情ぶるわけではないのですが、ワタシ本当に、この手のアダルト動画って見たことないんですよ。
あんまり興味ない、ということもありますし、ていうか、興味ないことはないんですが、動画のほかにどんなおそろしいモンがくっついて我がパソコンに落ちてくるのかしら!と思うと、危険をおかしてまで見たいとは思わないわけなのであります。
(見る人信じられない!とかは全然思いませんですよ。ワタシがそこまでして見たいとは思わないっつーだけです)
さらに言えば、きょんはそのへん、潔癖でありますから、ワタシがネットでそういう類のものを見ていると知れば、おそらくものすごーーーく嫌がるだろう、という恐れもあります。
ついでに言えば、なっちゃんもそういうのダメ。
つまらない連中ですねえ。

ということで、この手の動画には免疫がないじょりぃなもんですからね。
なんか、そういうものが自分のパソコンにあるってだけで、なんだかそわそわ落ち着かなくなっちゃうんですよ。
ふたりに見つかっちゃったら、ワタシ、なんて言い訳したらいいのー?(´д`)

という気持ちがワタシの口まわりの神経を刺激したのか、つい言ってみました。

「ワタシ、アダルト動画って見たことないんだよね」とな。
「そうなんだ(*´∀`*)」

なんであなたうれしそうなのよ。
なんかもう、「じょりぃのアダルト動画処女はオレが貰った」と言わんばかり。<考えすぎ

「けっこう笑えるよ」と会計クン
「そう」
「ちなみにこれとこれは、素人モノだから( ^ ∀ ^ )」 いや、聞いてないから別に。


そして最後に

「オレ、いっぱいダウンロードしてあるから。また言ってね( ^ ∀ ^ ) 今度は好み教えて」



・・・あなた(と書いて、中学時代のボーイフレンド)の口から、そんな言葉、聞きたくなかったわ・・・。



てか、「好みがわからないから」って言いつつ、ワタシのために適当に選んだのが、特大ペ○スとアナルと痴女かよ!
もっとソフトなのなかったわけ?


会計クンが帰ってから、事の次第をなっちゃんに話してみましたら(なっちゃんはこのパソコンを使いますので、後でバレるのがイヤだったんです)、ワタシの置かれた状況には大笑いしていたのですが、

「・・・なんか、会計クンへの見方が変わった・・・」

と真顔で申しておりました。


きょんにはまだ話しておりません。


とりあえず、せっかくの初アダルト動画であります。
近日中に、再生してみようと思っております。
自分でリクエストした、無修正外人モノからいくべきかしら。(たぶん特大ペ○ス)


じょりぃ |HomePage