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2008年10月28日(火) 伝染(うつ)ルンです

土曜日、あきさんが彼女さんと一緒に遊びにいらしてくださいました。遙か西の彼方から。<大袈裟

あきさんとはネット上だけのおつきあいとはいえ、ワタシが存軽を始めてけっこう早いうちに遊びにきてくださり、そして気さくに声をかけてくださるおおらかでやさしいお人柄ゆえ、もう数年に渡るおつきあいをさせていただいております。
数年前に仕事で西へ行ったときも、駅までちょろっとお顔を見せてくださいまして。
そのときも、人に余計な気を使わせない、すごく良い人だなーと思ったのですが。

で、存軽掲示板やマシマロのコメント、さらにあきさんのブログをご覧いただいている方ですと、あきさんてものすごくほわほや〜んとしていて「まいど〜」な感じで誤字脱字が多くてちょっと抜けてる、という印象だと思うのですが。(っていったいどんな紹介のしかただワタシ)
実際にお会いしてお話してみると、落ち着いてらっしゃるんですよ。
そこはかとなく姐さんぽくて。しかもやさしい姐さん。しかも美人ときたもんですよ。
もうですね、隣にいる彼女さんがあきさんにすっかり甘えてて、これまたかわいらしいんですが(こちらも美人。世の中の不公平を感じます)、こんな年上の彼女を持てば、そりゃあワタシだってというか誰だって甘えたになろうというものですよ。
ああ、アルさん(彼女さんです)と取って代わりたい。
あきさんよりワタシのが年上だけど!
さらにずうずうしいことを言えば、アルさんもかわいいので取って食ってしまいたい。
そんな思いで一日を共にしたじょりぃでありましたよ。
あー、ワタシも年上の彼女欲しい!とか、自分にも年上の彼女がいることをすっかり忘れて思いまくりました。

さてさて。
おふたりの仲良しっぷりがうらやましくて、紹介に字数を稼いでしまいましたが。

事前にお写真などを拝見して、おふたりが「容姿に恵まれた人たち」ということは存じ上げておりましたので。
イマイチ恵まれなかったじょりぃとしては、気合を入れざるを得ません。
一緒に歩いていながら、3人一組と思ってもらえないかもしれないのはワタシがかわいそうすぎます。

というわけで、髪型もちゃんとしなきゃと思いましてね。
ワックス塗りたくった。

・・・・・・・。

塗りすぎた。気合入れすぎた。軽くするはずが重くなった。もっさりした。 <こーゆーことって誰でもありますよね。あると言ってください。

いつもよりカッコ悪い。
でももう時間ない。駅まで迎えに行きました。

改札から出てきたおふたりは、何がどう、ということはないのですが、西の華やかさがありました( ^ ∀ ^ )
こういう地域性は、なんかうれしい。
そして一緒にいると、ワタシ、地味。
それになんか、ふたりともすらっと背が高いんですわ。
一緒にいると、ワタシ、ホビット族。

どうもどうも、まいど〜と挨拶を交わしまして。
小さいですね、とか言われまして。<これ良く言われるんですよねー。特別小さくないんですけどね!
アルさんとはお初だったのですが、ありがたいことにすぐ打ち解けることができまして。
甘えたような意地っ張りなような雰囲気を漂わせた中性的なルックスで、コチラ系がお好きな方ならたまらないものがあると思います。

きれいなお姉さん、ボーイッシュ美女、髪がもっさりホビットという組合せで、駅から街へと旅だったワタシたちだったのですが。

まずは念入りに計画していたランチがさくっと失敗。
行った店がレストランウエディングのために貸切だったのです。
じょりぃ、あわあわしまくり。
しかしおふたりが「○○が名物ってことなので、それが食べたい」とおっしゃってくださり、無事にお昼にありつけました。

で、その後に、アルさんご希望の某施設へご案内。
名物も某施設も、割とめずらしいものでして、これらがわかっちゃうとワタシの地元がカジュアルに知れてしまうので、歯切れの悪い文章になってしまって申し訳ないのですが。
その某施設も、なんつーか、すごいボロくて、わざわざ遠くまでいらしてくださった方をご案内するのは少々気が引けたのですが。
でも珍しいのは確かですし、あの独特のカビ臭い、廃れたような雰囲気を味わっていただくのもまた一興かと、お連れいたしました。

はしゃいでふざけてたら、早々に苔に滑って転びましてね、ワタシ。
いや、転ぶまではいかずに、なんとか踏ん張ったのですが。膝はしたたか打ちました。
膝をつくということは、バレエの世界においては敗北を意味します。恥ずかしい。
恥ずかしいですが、「もしかしたら気付かれなかった範囲かも」とへらへらしておりましたら、
「大丈夫ですか!」と、けっこう真顔でおふたりに心配されました。
きっとふたりはバレリーナなんだと思います。
ていうか、家に帰ってから膝を見たら、膝頭のてっぺんが青々としてましたが。ええ、痛かったです。

おふたりがここに来たい、というのは事前にうかがっておりましたので。
少し前に、きょんとふたりで下見に来ていたワタシは、もう余裕綽々で、蘊蓄たらたらしながらご案内しましたですよ。
余裕綽々な割に今自分がどこにいるか、これからどこに行けば良いのか、そういう難しいことになると相変わらず「はて?」となってしまう愛らしいじょりぃ。
早い話が、方向音痴発揮ということであります。
園内、広いですからね( ^ ∀ ^ )
「きょんさんと下見に来たんじゃなかったんですか?」と(ホントは関西弁で)ツッコまれ。
結局アルさんが、園内図を見ながら案内してくれちゃったりして。

「この資料館は、地味ですがなかなかおもしろいですよ!( ^ ∀ ^ )」<役立たずなのに知ってることは知ったかぶるじょりぃ
と、勇んで某館に足を踏み入れたじょりぃは、その室内のかび臭い空気に、2分もしないうちに息苦しくなりまして。

風邪が治りきっていなかったのか、ぜんそくの兆候が!
なんか、気管というか気道というかが、みるみる狭くなっていくのを感じまして。く、苦しい。
咳き込んだらおしまいです。早々にここを出ねば!酸素酸素!ひゅー、ひー、ひゅー、ひー。

「わたしはなんか空気が悪いせいか咳き込みそうなのでけほいったん外に出ますがけほおふたりはゆっくりけほ見ていてくださいすみませんけほごほ
と、たぶん早口で一気に告げ、とたとたとたとたと外に出まして。

ああ、助かった。
と、げほげほしつつもセーフ。
元々「ヘンな空気」に敏感で、資材売場なんかを歩いていても、悪いモンが使われている売場だとすぐ反応しちゃうんです。
息苦しくなるか、目がおかしくなっちゃう。
なんといいますか、たぶん「空気がちゃんと読める人」って言うんじゃないかなって思うんですが( ^ ∀ ^ )KYってナニ?

気道を確保してぼけーっと  する間もなく、おふたりも外に出てきまして。
あら、心配かけちゃったかしら。やさしい人たちですからね。悪いことをしました。
と思ったら

「なんか、あたしたちも息苦しくて・・・」(ホントは関西弁で)

どんな施設だ。旅人を殺す気か。
ていうか、自分がぜんそくめくほど空気の悪いところに「あんたらはゆっくりしろ」と言い放つワタシもいかがなものかと思いますが。

その資料館を出た目の前に、ぼろんぼろんの廃墟と化した、施設の残骸があったので

「せっかくですから、おふたりの写真を撮りましょう!
 ほら、ちょうどいい具合に廃墟がありますから、それをバックに!( ^ ∀ ^ )並んで並んで!」

と言ってふたりの写真を撮ったのですが、今このように思い出して書いてみると、廃墟をバックに記念撮影するのがいったいどんな風に「ちょうどいい具合」なのか、自分でもさっぱりわかりません。
他にもたくさん、もっと「この施設ならでは」な撮影スポットはあったというのに。


園内とずっこけじょりぃを堪能していただいた後、お茶しながらお喋りし、おふたりをホテルに届けた後、ワタシはいったん仕事をしに家に戻りまして。
なっちゃんは仕事をしてくれていたので、引継なんかをいたしまして。

「じょりぃちゃん・・・今日どうしたのその髪。  重い。エア感ゼロ」

がーーーーーーんΣ (゚Д゚;)やっぱりそうなのか!

ヘンに思えるのは自意識過剰なせい、と思いこもうとしていたというのに。
鏡を見たら、だせーーーーワタシーーーー。

「それに、右目どうしたの? 充血を通り越して、目玉半分が真っ赤じゃん!」となっちゃん。
うわ!ホントだ!

「もしかして怖くない?」とワタシ。
「・・・怖い・・・」
「この顔で美人ふたりと話してたよ・・・」
「・・・髪と違って目は自分が悪いせいじゃないから、しかたないよ・・・」

髪はワタシのせいなのか。そうでしょうね( ´_ゝ`)

コンタクトをすぐ外すようになっちゃんから指令が出まして。
ワタシもちょっと怖かったので、おとなしくメガネマンに。
さらに美人度が落ちることに。

しかしなんだろなこの充血・・・。
あの「死の館」(だんだん呼び名が大袈裟に)で、何かおかしな毒にでもやられたのだろうか。
ふたりのお目目は無事だろうか!


夜、飲みに行くために迎えに行ったら、おふたりの目は相変わらず澄んでいて美しいままでした(°▽°)なんでワタシだけ?!

なーんかですねえ。
目は赤くなっただけでなく、ヘンにしょぼしょぼしちゃってますし、髪はヘルメットみたいになってますし、おまけに太っちゃったし。<これは今日突然になったわけではないんですが!

数年前にあきさんにお会いしたとき、ワタシ人生でMAXな体重だったんですよ。
なので、だいぶ前に「そちらにうかがいますー」って打診をいただいたときは「あのときの体型をなかったものにするチャンス!」と小躍りしていたんですが。
ここ数ヶ月、超多忙と体調不良のために全然運動ができずにいたじょりぃは、半年前から3キロほどさくっと太っていましてね ァ'`,、('∀`)
それでも数年前よりは痩せてますが、自分としては「デブ圏内」にいたもので、そのへん、割と落ち込んでおったですよ。
それに加えて目が悪魔状態、髪はヘルメットでしょー?
相手は美人ふたりでしょー?

(´・ω・`)・・・・・。

でもまあ、飲み始めちゃえばですね!
自分がかっこわるいことなんて忘れて楽しいばかりですからね!
飲んで食った! 体重気にしてるくせに、食いまくった!

関西人のおふたりは、ワタシのハズシのギャグも繰り返しのギャグも、見事に拾い上げ、笑いに変えてくださいます。
これってすげーー!関西人ていつも笑いに気を張って生きているんですね!
取りこぼしがないんだもの。
すべったギャグがテーブルの上を漂うようなことがないんですよ。
なんかもう、ふたりとも、名キャッチャー山田太郎。
取れないボールがあるものか構えたミットが受け止める、な勢いで拾いまくります。

レズトークもたっぷりできて、楽しゅうございました( ^ ∀ ^ )

途中で、女番長・areyさんの話になり「元気なんだろーか」ということで、電凸☆
そもそもあきさんとの初めての出会いは、areyさんのサイトでありました。

areyさんをご存知の方でしたら、誰も「元気じゃないだろうな」とは思わないと思いますが、案の定とっても元気でした。
突然の電話にも、ご用の途中だったというのに快く楽しくお相手をしてくださり。
電話口からもキラキラと張りのある生活をなさっているのが伝わってまいりました。
areyさんファンのみなさま、ご安心くださいませ。

そんなこんなで、もてなすはずのワタシがすっかりもてなされる形で盛り上がり、宴はお開きとなりまして。
なにしろ、代行の手配まであきさんがしてくれたくらいですからね!
面倒見が良いんですよねー、あきさん。
ていうか、地元民としてそれでいいのかワタシ。


朝になって目を見たら、見事に両目が真っ赤っか。
きょんに見せましたら「うわっ。それ結膜炎じゃないの?」と言われましてね。
にわかに心配になるじょりぃ。
自分の目はさておき、結膜炎だとしたらおふたりにうつしちゃってるかもしれないではないですか。
別れ際に、お互いの目玉をぐりぐりとこすりあわせるという、関西式の挨拶を交わしてしまったことですしって嘘ですが。
結膜炎じゃないといいんだけどなぁ。
ワタシが結膜炎でもいいんですが、とにかくうつしちゃってないといいんですが。

そしてうつるといえば。

一緒に話していると、どうしても関西弁がうつるんですよ。
でもほら、あちらの方はエセ関西弁を嫌うじゃないですか。
だからご一緒してるときは口から出ないように気を付けるんですが、関西弁の感染力ってハンパじゃないですよ。
英語にここまでの感染力があれば、ワタシったら今頃ぺらぺーらになれているんですが。
今日になってもまだ残ってまして、きょんと話すとき、イントネーションがおかしなことになってます。


ワタシのけったいなイントネーションはさておき、心やさしき西の友ふたりとのデートは楽しゅうございました。
案内人が頼りなくて申し訳ござらんでござった。
今回はあきさんがご自身でも公開ブログをなさっていらっしゃることもあり世界に己を発信しなれているということと、おふたりから日記に書いてもいいと許可もいただきましたので、こってりとご報告させていただきました( ^ ∀ ^ )


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