今日も今日とて
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今日、きょんとリビングで夕飯を食べながら、ぼんやりとテレビを見ておりまして。 テレビ画面には、温泉番組。
「あたしさー、こないだセミナー行ったとき、展望大浴場のあるホテルに泊まったじゃない?」ときょん。 「ああ、しょぼかった大浴場ね」 「そう、ちっとも『大』でなかった浴場。 でも、久しぶりに足を思い切り伸ばして首までお湯につかってさー、 大きいお風呂いいなーって、思った」 「へえ、めずらしいね」 「うん」 「じゃあ、今度一緒に温泉行く?」 「うん、前より行きたいかも」
なーんて、まるで恋人同士みたいな、ほのぼのとした会話をしていたんですがね。 ほのぼのしながらも「きょんが温泉行きたがるようになっちゃうと、ナナとふたりで温泉行きづらくなっちゃうかな!」とか、ものすごく自分本位な考えがアタマを駆けめぐる青春めくことも忘れないじょりぃだったりしますが。
「あ、あの温泉、会社で行ったよね?」ときょん。テレビを指さして。 「え? 社員旅行?」 「違う、うちの部署の女の子数人だけ、日頃のごほうびにって行かせてもらえたの。 あの頃って景気良くてさー、福利厚生にやたらお金使ってくれたじゃん」 「あー、はいはいはい。思い出した」
いやー、なつかしいなー。 まだ思い切り若かった頃ですよ! きょんとつきあい始めて間もない頃だったのではないでしょうか。
「それでさ、その温泉旅行に行く前に、じょりぃ、胸を見せる練習をしたの、覚えてる?」ときょん。
胸を 見せる 練習 ?
覚えていないどころか、言葉の意味がよくわかりません。
「なにそれ。覚えてないな(笑)」とワタシ。 「忘れちゃったのー? あんなにアホなことやったくせに(´д`)-3」 「ワタシがやったの? 何を?」
きょんが教えてくれました。
当時まだつきあい始めで初々しかったワタシたち。 ていうか、ワタシったら変なところに神経質っていうかカッコつけっていうか往生際が悪いっていうか何考えてるかわからないっていうかで、 なんつーんですか、そーゆーシーン以外で、しかも明るいところで、我が胸をセキララにきょんに晒すのが恥ずかしくてならなかったんですよ!
きょんより大きいのが恥ずかしい、とかもありましたし。 なにしろ、自分の胸とか体とかに自信ないというかコンプレックスのカタマリといいますか。
ああ。 今なら。 今あのときの体に、乳に戻ってくれるなら。
ワタシ、誰の前ででも喜んでハダカになるんですけれども!!!
で、まあとにかく、きょんの話によると
今度のメンツできゃあきゃあ楽しくみんなで風呂に入っていれば、きょんの目の前でボロリとかも十分考えられるであろう。 突然そうなったら、ワタシも恥ずかしいし、なんだかそんなもんいきなり見せられるきょんも気の毒である。 (きょんはもちろん、そんなこと全然なんとも思ってませんし、ワタシの胸なんて見たって見なくたってどっちでもいいやくらいの感じでござろう)
ゆえに 「温泉に行く前に、ちょっと練習しておこうよ」 と、ワタシが提案したらしい。 です。
練習って、何をするんでしょう。 しばらくハダカで生活する、とかでしょうか。 明るいところでエッチして、これでもかっつーくらいワタシの胸を攻撃していただく、とかでしょうか。
どんな練習をしたか。 きょんの答↓
「ノーブラにTシャツであたしの前に立って、 『いい?いくよ?』って言ったかと思ったら、 Tシャツをパッ パッ パッ って、上げたり下げたりして、 なんか、胸見せてた。 一瞬だけを何度も何度も」
尻の粉瘤の痛みも忘れて後ろにのけぞりました。
「ワタシ、アホかーーーーーー!!!!!!」
思わず絶叫ですよ。
「うん、アホだよね」ときょん。 「アナタ、それにマジメにつきあったの?」 「うん。 あなたがマジメだったから」 マジメにパッパパッパやってたのかワタシ・・・orz 「・・・で、それで、 肝心の乳は見えたの? そんな状態で」 「見えた」
いっそ普通に見せればいいじゃんね・・・。
そんな練習の記憶、封印したままにしたかったです。 と言いながら、その恥を今日も世界に向けて発信するじょりぃなのでありました。
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