今日も今日とて
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2008年09月20日(土) ちっともさびしくない

今日明日と、きょんが泊まりでいません。
また憧れのS先生関係の、研修だか学会だかに参加するためであります。
なんかもう、ひと月くらい前からダイエットに励み、研修だかは明日の朝からだというのに、
気合入れて一泊ですよ。たかが都内で( ´_ゝ`)
ひとりでお泊まりも楽しみそうだったので、それはそれでいいんですけども。
もしかして、ふたりでお泊まりなのかしら。
まあ、それはそれでいいです。

久しぶりにひとりなことだし、隠してあるアダルトビデオでも見るかー(・∀・)と思っていたのですが、
隠したのがきょんなので、どこにあるのかわかりません( ´_ゝ`)


よく、一緒に住んでいる恋人が泊まりとかでいないと、部屋が広く感じちゃってさびしー、とか言うかわいらしい人がごっそりといらっしゃるようですが、
ワタシはちぃっともそういう現象には見舞われません。
まあ、きょんが長期に渡って家を空けるということがないからかもしれませんが。
帰ってくるのがわかっているのに、なぜさびしいのだろう。
空間がさびしいということでしょうか。
ひとりって楽しいのに。楽ですし。
そう言いながら実際ひとりになるとさびしがる人もいますが、ホントはどっちなんでしょうか。
自分の都合の良いときにはひとりになりたい、とかいう身勝手な理由だと、ワタシにもよく気持ちはわかったりしますが。

きょんがいなくてワタシがイヤなのは、犬猫の世話をはじめ、家の用事が増えてしまうことです。
それだけ。
それさえなければ、いくらでも家を空けていても別にいいです。
ワタシに愛想つかしてとか、他に好きな相手作って家を出ていく、とかだと、こりゃさびしいというより悲しいですが。
と一応言っておきます。

とまあ、かわいくないことばっかり言っているアテクシでございますが。
きょんがいてくれてありがたい、と思うことだってあります。たまにはあります。
たとえば。

先日、ワタシは急に落ちましてね。気分が。
何かもう、すべてがわずらわしいいいいいいいと思ってしまったのであります。
特に人間関係。
無人島とか行きてぇーーーとは思わなかったんですが、人間いなくならねぇかなとかは思いました。

もうですね、鬼太郎の目玉おやじのこのセリフがアタマに浮かぶくらい、厭世的になってたんですよ。


「鬼太郎っ!こんな不自由なところは出よう。
 そとにはおけらだとか死人だとかお化けだとか話のわかる友人がたくさんいる・・・さあ いこう」



人間といるくらいなら、おけらだとか死人だとかオバケだとか・・・とも一緒にいたくはないですが。
まあ、おけらくらいならいいですよ。
死人は臭そうですし、オバケはルックス的に心配な部分もありますし。
オバケによってはしつこくてうるさいのもいそうですしねえ。

しかし「さあ いこう」と言われたところで、墓場の運動会とかに参加するのもめんどくさいので、
さいわい、その日は猛烈に忙しいという日でもなかったのと、なっちゃんもお休みの日だったのとで、4時頃からワタシは布団に入ってしまいました。
何もする気ねぇーーーという具合に。
寝てれば時間が経ってくれますからね。寝た。


6時頃起きまして。
しょうがない仕事でもすっかー、と。

そのうちきょんが帰ってきまして。
くっそー、人間が来ちゃったよ。
めんどくせーなー。

とは思わずに。

きょんの帰宅がうれしかったんです。
きょんも人間だというのに。

そのままきょんの話を聞き。
ワタシは特に話すこともなかった はずなんですが、なんだかぺらぺら話し。
楽しいなー、と思ったら、だんだん気分も回復してきました。

そうか。

きょんて、ワタシにとって、おけらだったんだー。(あるいは死人かオバケ)


そのあとごはんを食べに出かけ、ワタシはきょんに

「今日なぜか急に落ちて、誰とももう関わりたくないやーって思っていたんだけど、
 あなたと話していたら元気が出た。帰ってきたときうれしかった」

と話しまして。

きょんは「あらよかった」と。

うん、よかった。


オチがなくてムダに長くてつまらない話でも聞いてて楽しいと思えるって、良いことですよね。
って、ワタシは誰にイヤミを言っているのか。


そんなわけで、今日はきょんがいなくてせいせいさっぱりと楽しいじょりぃの夜なわけですが。
せいせいさっぱりとか言いながら、どこにも遊びに行かず、女の子を連れ込むこともなく(相手いないしね!)、健全に過ごしております。

夜、きょんから電話が入りまして。

「犬猫の世話、済んだ?」
「済んだ」
「水換えてくれた?」
「換えた」
「じょりぃはごはん食べた?」
「食べた」
「DVD返しに行ってくれた?」 <今日が返却期日
「行った」
「行ったんだ!? ひとりじゃ行かないかと思ってた」

ひとりで全然平気、と豪語している割に、ひとりではDVDも返しに行けないと思われているあたり情けなさもひとしおです。

返しがてら、何か次のDVDを借りてこよう( ^ ∀ ^ )と思っていたのですが、きょんがいないしーと思ったら、結局何も借りずに帰ってきてしまったじょりぃ。
どうももしかして、ワタシも言ってることとやってることが違っているのでしょうか。
おかしいなあ。そんなはずはないんですけどねえ。


まあとにかく。

ちっともさびしくはないんですが、明日、おけらが帰ってきたときに嫌われないよう、
犬猫の世話だけはちゃんとしておこうと思います。


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