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2008年05月22日(木) 希望ポジション

我が家は現在、女子バレーのオリンピック予選にはまっております。
我が家っていうか、ワタシがたまたま気まぐれに見始めて「おもしれーーー(・∀・)!」と思い、きょんも巻き込んでしまったのですが。
きょん、いつも巻き込まれてくれます。つきあいが良いです。
プロ野球のときもそうだった。
モーグルのときもそうだった。
NBAのときもそうだった。
ワタシはスポーツ観戦て、基本的にあまり興味がないのですが、その分「おもしろい!」と思うと集中してハマっちゃうのです。
そしていつも、結果的には巻き込まれたきょんの方がハマって、雑誌を買いあさったりきちんきちんと録画したりします。
ホントにつきあいがいいというか、ノリが良いというか、ワタシの上げたトスを「ほいよ!」とアタックしてくれます。


で、先日、きょんと一緒に女子バレーのオリンピック予選を見ておりましたら

「やはりここ一番で、エース栗原が決めたーーーー!!!」

という、アナウンサーの声が。
それを聞いてふと思ったワタシは、きょんに聞いてみました。

「あなたさ、エースというものになって、今みたいにアナウンサーに言われてみたくなあい?」
「うん。言われてみたーーーい」

やっぱり(・∀・)


「バレーボールやるなら、エースがいいんでしょやっぱり?」とワタシ。
「そうよ!もちろんエースよね!」
「ふふ」

きょんは華やかなポジションに憧れます。
それはたぶん、実生活ではなかなかそうはいかないからだと思います。
パッと見、地味ですし。
ってワタシが言っていたことはきょんにはナイショにしてくださいね!
ワタシ本気でお願いしてますから。


「あたしが栗原なら、スパイク決めるときに『主役よーーー!!!!』って絶叫しながら打つわ!」ときょん。
「うわー。引かれそうーー(笑)」
「いいじゃないの!名付けて『主役アタック』よ!」 名付けるも何も、そのまんまじゃんか。
「そのときは周りに蝶も数羽舞わせて、花もバックにしょってね」
「あだ名はお蝶夫人にしてもらおうかしら。バレー界のお蝶夫人」

お蝶夫人は「主役よーーー!!!!」って絶叫しないと思うヨ。


「ワタシがバレーするなら、どのポジションを希望すると思う?」とワタシ。
「あーん? 簡単すぎ。セッターでしょ?」
「なぜわかる!」
「ふっ」

ワタシはエースとか「もろ目立つ」というポジションよりも、参謀めいて試合を組み立て、かけひきを考え、うまいところにトスを上げ、それが決まったときに

「実は今の、ワタシの手柄( ^ ∀ ^ )」

と、ひとりでほくほくと満足できるようなポジション、つまりセッターがとても希望。
(※注 えらいセッターはそんなことでほくほくしません)
野球ならキャッチャー。
バスケならポイントガード。


マンガ「エースを狙え!」でも、華々しく世界に羽ばたいていく岡ひろみよりも、それまでの自分のキャリアはさておき、ひろみのバックアップに献身する、藤堂さんやお蝶夫人にシビれます。
うぉーーーかっこいいいいいい!!! ああなりてえぇぇえぇぇええ! と、悶絶。

エース希望のきょんと、セッター希望のじょりぃ。
なんとかかろうじて長いつきあいができているのは、この役割分担(希望)のおかげかしら?と思ってみたりして。
って、今とっさに思いついただけですけど。思いつきで世界に発信。いつものことですが。

ふたりともエース希望(主役アタックの応酬)、とか、ふたりともセッター希望(かけひきの応酬)、とかだったらどうなるんでしょうね。
それはそれで、うまくいくのでしょうかね。いくんでしょうけど。ていうか、人によるんでしょうけど。
しかしいずれにしろ、疲れそうですねえ、なんとなく。

ふたりとも「レシーブこそ醍醐味」な人だと、ずーっと相手にいい球返してそうで、いちばん微笑ましいでしょうか。

「ちゃんと受け止めて、ちゃんと返すよ(*´∀`*)」ぽーん
「あたしもー(*´∀`*)」ぽーん
「はい(*´∀`*)」ぽーん
「はい(*´∀`*)」ぽーん  エンドレスに(*´∀`*)ぽーん

ああかわいい。ほほえましい。
なんたる穏やかさ。
そして、地味ながらも技術と度量の必要そうなこのプレイ。
レシーブって、愛(ぅあい)ね! 

でもワタシなら途中で飽きて、自分でトスして自分でアタックしちゃうかも。
それでも相手が「レシーブ命」だと、「はい(*´∀`*)」ぽーん ときれいに返してくれちゃったりして。
そんなにいい人なのに、きっとワタシ

「つまんね」

って言って、「ワタシのトスをアタックしてくれる人はいねがー」ってさまよい始めるんだわ!
(スポットライトを浴びながら酔いしれつつ独白中)(しかもこの人サイテー)


この流れで思いましたが、自分ではセッターを気取っているじょりぃでありますが、実生活ではなんだかんだ言って、セッター的内助の功はきょんの方が上手みたいです。
いや、決してうまかぁないけど、ワタシよりはずっとマシ。

ワタシの場合

アナ「あー!またセッターがツーで無理矢理押し込んで失点です。
   ・・・あの場面は、辛抱してうまいトスをエースに上げないといけませんねえ」

解説「じょりぃ選手の場合、セッターでありながら『自分が自分が』が強すぎるんですよねえ」

アナ「セッター向きと言えるんでしょうかねえ?」

解説「セッターのフリして、心はエースなんじゃないですかねえ? セッター失格ですね」

アナ「セッター向きなのは身長だけですね」

解説「あ、ほら。エースのきょん選手にまたどつかれてますよ。きょん選手、相当怒ってますね」

アナ「無理もありません。今日もじょりぃ選手ひとりのせいでチームの流れもムードも悪くなってますからね」

解説「あ! きょん選手、すごい高さから振り下ろして、じょりぃ選手の頭を殴りました!
   こーれーは見事に決まりましたね」

アナ「やはりここ一番で、エースきょんが決めたーーーー!!!」 <きょんの念願

解説「見ている我々も胸がスッとしましたね! こうでないと!」




・・・かけひき云々よりも、レシーブをきちんと受け止める練習をしようと思います。
いや、まずは走り込みからだじょりぃ!
いいって言うまで帰ってくるな! 走れじょりぃ!





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