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2007年12月25日(火) |
ハンドルネームでメリークリスマス |
ワタシと同じ職種の人って、「クリスマス?けっ(゚д゚)、」という人が多い・・・というよりほとんどクリスマスやそれに浮かれる人間共を呪っているんじゃないかという人も多いんですが。 ワタシも「クリスマス?けっ(゚д゚)、」という感じでございます。 過去のこの日記を読み返してみても、クリスマスに悪態をついているようなものが多い気が。 この時期が一年でいちばん忙しいのではないでしょうかね。 どの職種でも暮れの押し迫ったこの時期、忙しいのは同じだと思いますが。 家を守るお母さんだって忙しいでしょう。 なんなの年末って。 のんびりと年の瀬を過ごすという流れに変えられないものなのでしょうか。
とまあ、ぐだぐだ言っているワタシのクリスマスでございますが。 24日クリスマスイブは、きょんがたまたまお仕事がお休みでしてね。 一日中家にいたわけですが、ワタシはお仕事です。 きょんも出たり入ったりせわしなく自分の用事を済ませていましたが。 で、「休みだから、たまにはいつも作らないようなごちそうを作ってあげるね☆」というきょんのサービスがありましてね。 それはとてもありがたかったです。気持ちが。 どんなごちそうだろう(・∀・*)と期待しすぎてしまった感がありましたが。 でもうれしいです。ええ、気持ちが。 そしてお互いにプレゼントも用意していないような、そんなクリスマスイブ。
で、問題はそのささやかなごちそうの後でございますよ。 「休みだから、たまにはいつもしないようなプレイをしてあげるね☆」というきょんのサービスがありましてね。 なんて展開は、こちらをいつも読んでくださっているかたからすれば「ありえねえ」と思われるでしょうが。 ええ、ありえません。そのとおりです。 や、きょんは燃えていたんですが。ごうごうと。 もちろんじょりぃとのプレイとかセクースとかそういうものに燃えていたのではありません。 ではきょんは何に燃えていたのか。それをお話させていただきます。
きょんの大好きな、獣医師であり大学の助教授でもあるキュウトでマジメで優秀な男性・S先生がブログを始めたらしくてですね。 パソコンを持っていないきょんは、ここのところちょこちょことワタシの仕事場に来ては、空いているパソコンを指さしてもじもじと 「S先生のブログ見ていーい?」とやっていたわけです。 そんなのいっくらでもどーぞ、まあジャマだけど、てな感じだったんですが。
まー、この人(きょんです)が細かい性格っつーかなんつーか。 ブログにある言葉(S先生の言葉でなくて、トラックバックとかコメントとか拍手とかそーゆーの)を、いちいちワタシに質問してくるわけですよ。 「ヘルプを読め!」と言い放ってやりたいんですが、それはそれでまた面倒な事態になるのも目に見えているので、質問されるたびにワタシは仕事の手を止め、解説せねばならないわけです。
さらに。イブの夜という今宵になって
「あたしもS先生のブログに、コメントとやらを書いてみたい」と言い始めまして。 「うん、書きなよ。S先生もよろこぶよ」と答えましたら 「ハンドルネームってやつはどうしたらいいのか」と。
勝 手 に 決 め ろ ( ^ ∀ ^ )
と乱暴なことを言うわけにもいきませんので「きょんの好きなのにしたらいいんじゃない?( ^ ∀ ^ )」と。 やわらかい言葉で「勝手に決めろ」とお伝えしまして。
「好きなのかー。うーーーん」
ということで、きょん、考え始めまして。 きょんが考え込んでいる間は仕事が進む、と油断していたら、ハンドルについてまたいろいろと聞かれましてね。 コメントするたびに名前変えたりもするの?とか。ワタシたちからするとびっくりするような質問するんです。 あんたそれは軽く荒らしだろーという話をしてやったりですね。 本名で書かないとあたしが書いたってS先生にわからないよね?とかそんなん知るかいなということまでワタシに聞いてきまして。 「コメントしたあとに『○○って名前でコメントしておきましたー』ってメールしておけば?」とワタシ。 どうせしょっちゅうメールしてるんですから、それくらい自分で思いつけよという話ですよ。
で、もうホントにワタシ、仕事にならない。 きょんも遠慮してはいるんですが、なにしろわからないことが多すぎて質問の嵐。
で、そのうちもじもじと
「ねえ、あたしを表現できるハンドルをいくつか考えてみたんだけど、じょりぃ、どれがいいと思うー?」と。
あたしを表現できるハンドル ってなんじゃらほい、とちょっと笑えたんですが、興味深いじゃないですか。 この、シャイな明治の頑固親父風のオンナが、いったいどんなハンドルを「あたしを表現できるもの」として考えたのか。
見てみました。
全部で4つ挙げてあったのですが。 そのうちいくつかはホントに使うかもしれないのでここでは伏せさせていただきますが。 どれもこう、「ワタシだったらつけない・・・」と絶句してしまうような、珍妙なセンス。 その中から一目見るなり、じょりぃから却下が下されたものをご紹介させていただきます。 それは
柿ピー
・・・・あなたが柿ピー好きなのは知ってますけど。
しかし、憧れの、大好きな、恋といっても良いくらい好きな人のブログにコメントするにあたってのハンドルを決めているというのに、
柿ピー
ってアリなんでしょうか。 しかもこの人 「あたしもじょりぃみたく、コテハンていうの?今後ずっとそれでいく。うふふ。いつか自分のブログも持っちゃったりして☆」 とか言ってたのに、コテハンで柿ピーかよと。
気取りのないのは結構なことですが、もうちょっとこう、自己演出に長けてほしい。 せっかくこう、パッと見た目は女らしいですし、S先生にも「デキる人」と思ってほしくてがんばって勉強もしているというのに。 「む、5分前にこの部屋で柿ピー食べたな!」とバレるほど匂うような、そんな名前で良いのかねキミは。 「柿ピー食べるとピーナッツあるからおならが出るよね」って日頃自分で話しているような、そんな名前で良いのかおまえは!
と、こんこんと説教しましてね。 「きょんの好きなのにしたらいいんじゃない?( ^ ∀ ^ )」と言っておきながらあんまりな仕打ちですが。
きょん、えらくしょんぼりしちゃいましてね。かわいそうに。 いつもなら反論してくるところを、しょぼしょぼしょんぼりですよ。 ひとつだけ「うん、これならいいんじゃないの?」というのもあったんですが、すっかりしょげちゃって「ホントはこれも変? じょりぃ考えてー」とこんな(´・ω・`)顔。
ワタシもこりゃ言い過ぎたなと思いましてね。 いやいや、柿ピーだっていいと思うよと慰めてみちゃったりもして。 しかしなんつーのでしょうか、カキピーとか全部カタカナにするだけで一気にかわいくなるのに。かきぴぃとかね。 しかしきょんのチョイスはストレートに柿ピー。 ぽりぽりと音がしてきそうな、せんべい臭さが匂ってきそうな柿ピー。 ってまた文句言ってますがワタシったらもう。 柿ピーってハンドルの人がいたらごめんなさい。 でもですね。 きょんの目的は「S先生に素敵とかかわいいとか思ってもらいたい」「認めてもらいたい」というところにあるというのに、コンセプトから外れすぎじゃないですかね柿ピー。 もういっそのこと、存軽でもきょんではなくて柿ピーにしてやろうかしら。
で、結局、挙げた中ではいちばんかわいらしげな名前に決めまして。 それだってたいしてかわいくないんですよと申告しておきます。
で、今度は「コメントのしかた」のレクチャーですよ。 これがまたこまっっっかいところまで質問してきましてね柿ピーったら。 その間、ワタシは柿ピーが使っているパソコンに張り付くわけで、自分の仕事はストップでございますよ。
お作法から操作のしかた、書いたコメントがうっかり消えないようにと校正ができるように下書きするんだよ、まで教えて自分の席に戻りまして。 しかし戻ってからもあーじゃないこーじゃないの質問の嵐。 操作のしかたならまだしも「こういうこと書くとこんな風に思われちゃうかな?」「こういう言い方って、高飛車な感じ?」とかもう、ワタシはアナタの恋の魔術師ですかと、こども電話相談室に確認したくなるほどに。 さらに「あ、この日のこの話って、あたしが送ったメールに関連してるのかなー、うふふ、どう思う?」とか浮かれてたり。そんなの知るか。
そして柿ピー様、コメント内容を考えに考え、パソコンの前でしばらく沈思黙考。
まだまだ黙考。
まだ黙考。
そして言いました。
「やっぱ、今日はやめとくわ(・∀・)ナンカツカレタ」
ぬおおおおおおおおおおおおおおおおお!
ごっくん。<怒りを飲み込んだ音
「そうだね、いつでも書けるもんね。タイムリーなネタのときを狙えば?( ^ ∀ ^ )」 とにかくこれで今日はワタシ、お役ご免だ! 「うん。でもねえ、今日書き込めば、S先生にメリークリスマスって書けたのにーって思って、ホントは今日がよかったの」
( ° д ° )
めりーくりすますってあなた。
そ ん な の メ ー ル で 送 れ 。
と、これはきっちりお伝えさせていただきましたら 「そうね☆」とあっさり返されました。
ツカ(°▽°)レタ
ほーらやっぱりワタシはクリスマスが好きでないです。 なーにが「メリークリスマスって書けたのに」だよ。けっ(゚д゚)、
追記
今日、きょんが仕事から帰ってきてから 「あなたの柿ピーハンドルネタ、ネットで公開してもいい? 柿ピーだけ」 とたずねましたら
「どうぞ。 あ、あたしね、ハンドル、いいの考えたの(・∀・*)モジモジ」 と。
また罵倒しなきゃならないのかしらと心配しつつ聞いてみましたら。
うん。 それはとてもいい。
恋人のハンドルセンスに、ホッと安堵した今宵、クリスマスの夜でございました。 ・・・もしやこの安堵がサンタさんからのプレゼントでしょうか。
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