今日も今日とて
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いつまでも「俺の股間はかゆい」で日記を止めておくわけにもいきません。 華族出身のワタシの品性が疑われてしまいます。 ということで、無理矢理日記を更新いたします。
昨日のことです。 ワタシは打ち合わせでちょいと遠くまで車を走らせておりまして。 打ち合わせも終わり帰り道になり、次の打ち合わせまで中途半端に時間があいちゃったなー、なんて思いながら運転しておりました。 そうしましたら、携帯がプルプルと鳴りましてね。 誰かしらと思いましたら、あらめずらしい、K姫からでございました。
「もしもーーーし!」気合いを入れて電話に出ます。 「あ、Kです。おつかれさま」
このK姫の「おつかれさま」の「ま」がビミョーーーにアクセントがついてかわいらしいんです。 なんというか、こう、「ああ、ねぎらってくれているのね(*´∀`*)」という印象を与える「ま」なんでございますよ。 もう少し詳しく解説するならば、「おつかれさま」の「ま」に
「ごはんにします?それともお風呂?それとも わ・た・し?」
という趣まで匂わせるような、そんな「おつかれさま」の「ま」。
もちろん、K姫がそんなものをワタシに匂わせるはずぁーないのですが、ワタシの脳内で勝手に匂う分には自由にさせてください。ぷうん。
早急にちょろっと打ち合わせたいことがあるんだけどー、ということだったので、ではこの足で向かいますよーと電話を切りまして。 K姫とちょろっと打ち合わせをすれば、次の打ち合わせまで時間が良いあんばいです。 おまけにK姫に会えます。にこにこ。
運転をしながら「なんだか視界が曇るなあ」と、メガネを拭こうとメガネに手をやりましたら、「すかっ」と空振り。 そうだそうだそうでした。 今日のワタシはコンタクトなんでした。 ここのところずーーーーーーっとメガネで過ごしていたせいか、鼻と耳のメガネのあたる部分が痛くなってきてしまいましてね。 鼻には跡ができちゃうし。 なので今日は久しぶりにコンタクトにしたのでした。
なんとなくですが、男性からはコンタクト顔のほうが好まれるようなんですけれども、メガネってこれで七難隠すんですよねー。 目周りのシミは厚いフレームで隠れますし、目周りのクマはレンズでごまかせますし、目周りのくぼみは・・・って、だんだん悲しくなってきたのでこのへんでやめますが! 上記のように、ネガティブに自分の欠点をカバーするためにメガネをかけていたフシもあるんですが。 まあでもとにかく、今日は久しぶりにコンタクトで顔がパキっとしているワタシなわけですよ! どうだどうだいい女だろうこんちくしょう。(ワタシは誰にケンカを売っているのか)
K姫の会社に到着しまして。 さっそくさくっと打ち合わせ。
おや?
今日のK姫ったら、いつもよりもワタシの顔をじーーーっとよくご覧になります。 ああ、コンタクト顔、めずらしいですからね。 パンダでも見るような気分なんでしょうか。おもしろい顔ですからね、ワタシの顔。
・・・また見てる・・・。 何か緊張します。 ということで、ワタシは恥ずかしくて、いつもよりもK姫を見ることができず。
・・・また見てます。 な、なんだろな。
これはもしかして。
K姫ったら、ワタシのコンタクト顔にノックアウトですか? うんうん、ありえますよ! ワタシ、目だけはK姫好みなんですから!
なんだなんだ。 こんなことならいつもコンタクトにしておけばよかったなー(*´∀`*) とワタシが勘違いしてもおかしくないくらい、ワタシの瞳をじっと覗き込むK姫。 困ったなー(・∀・;)ハァハァ
打ち合わせが終わりまして。 「ぢゃ!」と帰ろうとしましたら、
「じょりぃさん、あんまり無理しないで、体大事にね?」と、 いつもよりもひときわやさしく甘く声をかけてくださるK姫。
ふ。 もうワタシにメロメロっつー感じですなこりゃ。 ワタシのことが愛らしくて、何かと心配でならないのでございましょう。 もしや、先日デートのお誘いを断るという、高度なかけひきに出たのも功を奏したのかもしれません。
----デートのお誘い断りシーン再現-----
K姫「ねえ、ファルコン(K姫の憧れの俳優)の舞台があるの。・・・一緒に行かない?」 じょ「えー。いやです」きっぱり。 K姫「どうしてよーーー」<口をとがらせて愛らしいです じょ「他のならともかく、ファルコンのじゃなぁ・・・(・д-)」<正直です K姫「いいじゃないのー」 じょ「ワタシにはおもしろい材料がひとつもありません」 K姫「じゃあいいわよひとりで行くから」ぷん じょ「そうしてください」
-----再現おわり----- 「ファルコンて何?」という方はこちらをどうぞ。
やっぱり日頃「姫」扱いでちやほやされてるよーな人にはですね、 たまにこのように冷たく突き放したりすると、逆に「めろっ」ときちゃったりするんじゃないですかね! ていうか、かけひき云々でなくて、単にワタシがモーレツにファルコンのことなんて見たくなかっただけなんですけど! ファルコンに興味ゼロですし、ファルコンに熱上げてるK姫なんてちっとも見たくありませんし!
とまあ、そんな具合にほくほくニヤニヤしながら車に戻りましてね。 次の打ち合わせに行く前に、口紅つけなおしておこー、と乙女モードに切り替わったじょりぃは、運転席のサンバイザーについているバニティミラーをのぞきこみまして。
おや?
鏡の中には見たことのある顔が。 って自分の顔なんですからあたりまえなんですが。 でもそういう意味ではないんですよもちろん。 誰かに似てる。どこかで見たことある。思い出そうとしても忘れられないこの顔というか目元は。
思い出しました。 そう。 おそれ多くも、アンジェリーナ・ジョリーですよ!
そうですこの人。この顔。
うっふん。
なんてはずはなくてですね。
思い出したのはこのアンジーでした。
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ちなみに言わなくてもわかると思いますが、顔立ちは微塵も似ておりません。 似てるのはクマ。クマだけです。
すんげえクマだなこりゃ。と鏡を見て愕然とするワタシ。 ていうか、クマとは呼べませんよワタシのこれ。 骸骨と言ってもいいでしょう。 顔立ち的に頬骨と眉骨がしっかりめな分、目周りの落ちくぼみが強調されております。 上記の「目のまわりクマだらけアンジー」は「腐っても鯛」「腐ってもアンジー」でございますからたとえ腐っても美しいわけですが。 ワタシはワタシです。 ただでさえ腐っているのに、もはや腐乱死体のような様相を呈しております。
・・・・寝不足続きな上にビリーズ・ブートキャンプに入隊したものですから、限界まで来た疲労が目のまわりにぼっこりと現れたようです。 いったいなんのカルデラ地形ですかこれは。 さらに、本日のワタシはコンタクトレンズ。 いつもならそれらをカバーしてくれるメガネという小道具のない裸一貫な顔だったわけです。
なるほど。 この顔なら「ちょっとじょりぃさんのこのひどい顔はどうしたことかしら」とか 「こんなに目周りが陥没している人もめずらしいから、どうせならよく見ておきましょう」とか 「もしかしてヤクでもやってるのかしら」とか思ってワタシの顔をじーーっと見るのも無理はありませんし、
「じょりぃさん、あんまり無理しないで、体大事にね?」
と、帰り際にやさしい声をかけてくださるのもむしろあたりまえの話という気もします。
次の打ち合わせ先でシャチョーさんとブチョーさんに
「あれー。寝てないの?」
と言われましたが、K姫も最初からこのようにおっしゃってくだされば、ワタシも余計な妄想をして自分の気持ちを無駄に盛り上げるようなことをしないで済んだんですけどね!<好きでやってるくせに
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