今日も今日とて
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きょんと一緒にレンタルビデオ屋へ行きました。 たいてい相談して2本借りてくるんですが、たいてい2本ともワタシの見たいものだったりするあたりにワタシのワガママ度がうかがえますが! ちゃんときょんの希望も聞くんですが、ワタシが子犬のような目でキラキラときょんを見つめると 「あたしのは後ででいいよ」と言ってくれるのであります。 もちろん次にレンタルしに行ったときもワタシの見たいものを借りるわけですが。
そして、ワタシひとりで気まぐれにレンタルビデオ屋に行ったときなどに、きょんの見たがっていたものを借りてきます。 そうすると「わー、やさしーーー」とか言われます。 裏にワタシの「こうすれば効果倍増★」なんて腹黒く薄汚い計算があるなんて思いもしないのです。
ウソです。 ワタシもそこまで考えているわけではありません。 一緒に行くといつも譲ってくれちゃうので、一人で行くとなぜか「たまにはきょんの見たいものを」と思って借りてくるだけです。ホントです信じて下さい。
でまあ、今日もワタシの見たいの2本借りまして。(どちらもきょんも見たいものですけど)(言い訳みたいですけど本当ですから!)
そしてスミマセン。 レンタルビデオのことは今回の話に全然関係がないんです。
で、帰りの車中で。 数年前に一時期、きょんのダンスサークルの連中がよく集まっていた居酒屋の前を通りかかりまして。
「なんであの頃、みんなこんな店によく集まっていたのだっけ?」とワタシ。
ワタシも2度ほど同席させていただいたことがあったんですが。 普通以下のぼろくてサービスも悪い居酒屋で料理も特においしいわけでもなく。 しかも、2度目に行ったときは、メンバー全員、ありえない酔っぱらい方をしたのであります。 ワタシにいたっては、ジョッキ一杯のビールで、いつものジョッキ四杯分の酔い。 ちなみにワタシの酒量限度はビールならジョッキに四杯という少なさです。つまりこの日は一杯でリミット。 ということで、その日はぐでんぐでん、翌日は重度の二日酔いとさんざんだったんですが。 ジョッキ半ばで「こりゃおかしい。体調が悪いのかな?」と思ったワタシはきょんに申告。 しましたら「あたしもどうもおかしい」と、きょん。 そして周りを見回せば、みんな既にパプアニューギニアで呪いの実を割ってその汁を飲んだようなトランス状態。 というのは大袈裟ですが、みんなして「まわりが早い」と口々に。
絶対何か混ぜてたんだと思います。 ガソリンとか。殺虫剤とか。
それ以後は誘われてもその店には行かなくなったワタシときょんだったんですが。
という出来事を走馬燈のようにアタマに思い浮かべながらきょんに「なんで集まっていたのだ?」と質問したわけです。
「当時もそんな話していたじゃないの。覚えてないの?」ときょん。 覚えてない、と答えましたら教えてくれました。聞いてみれば思い出せるんですがね。
その頃、サークルのリーダーSさんが入れ込んでいる男性がいたらしく。 「男女の関係もあったと思う」と、かなり古くさい表現で「ヤってたよ」ということを教えてくれるきょん。 で、Sさんがその彼と会いたいがために、合コンのような形で彼がよく来るその店に集まっていたらしいのです。
その彼をHとしましょう。 Hに入れ込んでいたSさんだったんですが、Hには既に同棲している彼女がいたらしいのです。 で、Sさんがきょんにこう話したらしいです。
「Hはね、彼女のこと『ただの奴隷だよ。気にするな』って言うんだよね」と。
気分悪いですよね? ワタシは悪いです。
「自分の彼女のことをそんな風に言うHのこと、Sさんはイヤにならなかったんだろうか」とワタシ。 「それがさー、イヤなどころか、Sさんは優越感にひたっているかのようだったのよ。 『彼女はいるけど奴隷同然だから、あたしのほうが大事に決まってる』みたいなさー(´д`)」
気分悪いですね!( ^ ∀ ^ )
「なんじゃそりゃーーーーーー!!」とワタシ。
ここで話を終わりにすればいいものを、ワタシがいらぬ「もしもシリーズ」な話をきょんに振ってしまいましたのですよ。
「もしきょんがワタシとまだつきあわないうちにさー、ワタシに彼女がいたとしてさー、あいつは奴隷だから気にするなって言ったらやっぱ嫌いになるー?」 「えー? ・・・ちょっと想像するのが難しいなぁ」
そうですか。 ではもう少し具体的な「もしも」を設定してみればいいかしら?
「じゃあさ、ワタシがまりあとつきあっていた頃に、きょんにまりあのことを奴隷だとか言ったらどうだった?」 「・・・(間)・・・過去のリアルな話に置き換えられると、すごく不愉快なんだけど」<低い声で
Σ(゚ω゚;ノ)ノ
「すごいムカついてきた。奴隷云々でなくて、なんかヤ。そういうこと言わないでよ。無神経ね」<早口で
マジで怒ってます。
ど、どうしよう・・・。 まさかきょんが、今さらまりあのことで怒り出すとは思わなかった・・・。 ていうか、そーゆーの、いくら話しても全然平気なのかと思ってました。 って何年つきあってるんだワタシ! 自分で自分に呆れます。 しかもよくよく思い出してみてさらに呆れるのが、今までにもこの手の失敗は何度かやらかしていて、そのたびに「まさかきょんがこんなことで怒るとは思わなかった!」とビックリしているという自分の学習能力の低さです。
とにかくワタシが無神経だったのは認めますので、そのあと平謝りさせていただきました。 前回・前々回の日記に引き続き、謝りっぱなしのワタシ。 額を地面にこすりつけすぎて、額から火が出そうであります。
現在進行形で繰り広げられるワタシの怪しい行動には無関心なくせに、過去のオンナの話になると割と神経過敏になるらしいきょんであります。 ワタシなら現在進行形のほうがずっと気になるんですが。 みなさまはいかがでございましょうか。
そしてまたしばらくすると、このたびのことも「喉元過ぎれば」ってヤツで、きっとまた同じ過ちを繰り返し、そしてまた「きょんがこんなことで怒るとは思わなかった!Σ(゚ω゚;ノ)ノ」とびっくりするに違いないじょりぃ。
でもこれが、いつまでたってもおつきあいが新鮮でいられるヒケツですよね! ていうか既におつきあいも腐ってきて腐れ縁になってきてますが。
あーでも怖かった、きょん。
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