今日も今日とて
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こんにちは。島崎藤村です。ってそれは「夜明け前」。 今日の話題は生理前です。
一昨日だったか、夕飯を外で食べまして。 買い物があったので、ついでに外でー、という感じで、きょんとふたりで出掛けたのであります。
そうしましたらば。
きょん、車で移動中に「また院長の話なんだけどさー」と、仕事のグチというか院長の困ったチャンな話をしはじめまして。 しかしワタシからすると「そんな目くじらたてることでもなかろうに」と思ってしまう内容でして。 何かこう、文句を言うために文句を言っているような。 聞いてるこちらとしては「ふーん」としか言えないような。
でもワタシにだって、そういう話を聞いてもらいたいことはありますし、たいてい聞いてるきょんのほうが興奮して怒ったりしてくれて溜飲が下がる、ということも多いので、日頃の恩返しもあって「うん、うん」「なるほど大変だね」と話を聞いておりました。
が。
食事をする段になっても、まーーーーーだあれもこれもと「わざわざな」欠点を挙げては院長攻撃を。 しかもなんと言いましょうか、人の悪口言って、自分の優秀性・優位性をアピールしちゃうときってあるではないですか。 ワタシもよくやっちまうんですが。 きょんのこの日の院長の話は主にそんな内容でして。 もちろん、動物医療の知識に関してきょんが院長に勝るわけはないのですが、院長、ホスピタリティに欠ける部分があるのと、患者さんだろうがスタッフだろうが、はたまたエライ人が相手であろうが分け隔てなく癇癪を起こすので、そのへんがきょんにしてみたら「なってない」ということらしく。
食事が終わってコーヒーを飲んでいるときもまだ上記の話が続いていたので、ワタシもついつい口を出し始めました。
「あなたがそこまでわかっているのならさー、上手に院長をフォローするとか、その場で誘導するとかすればいいんじゃないの?」
というような内容のことを、もっと具体的な内容で理屈っぽくくどくどと話すじょりぃ。 相手を変えることはできないんだから、自分ができることからやればー?というまっとうな意見です。
まっとうです。 まっとうですが。
今のきょんのような精神状態の人間には、まっとうな反論こそしてはいけないのであります。
わかっちゃいるのにやってしまったじょりぃ。
険悪な雰囲気。 きょん、むすーーーーー。 「できればとっくにやってるよ。でもあの院長相手だもん、何も言えないじゃん(`へ´*)」と。
「でもさ、ホスピタリティとか患者さん優先の見地に立てば、院長の癇癪が怖いとかは後回しにすべきなんじゃないの? なんとなく、自分は安全なところに身を置きながら、相手をバカにするために事態を嘲笑しながら傍観しているような印象があるよ」
言い過ぎですワタシ。
もちろん、さらに険悪な雰囲気に。
そして思い至るワタシ。 今日、ワタシったら何か、イライラというのではないんだけど、全身をこう、かゆいようなもぞもぞするような落ち着きのない感情を感じていたんですが。 そしていつもよりも食欲があるような。 この何がもぞもぞと気に入らないのか!という言葉にできないイヤな感じは
ワタシ、生理前だわー。
だとしたら、言わなくていいことをたっっっくさん口にしている可能性があります。 自分の生理的な感情のむずがゆさを、きょんにぶつけている可能性大です。 きょんはちょっとグチを言いつつ、「自分はがんばっている」という話をしたかっただけなのに。 実際、きょんは相変わらず家でも動物医療の雑誌を定期購読して勉強していたり、最近では読書嫌いのきょんがワタシの本棚からホスピタリティ関連の本を何冊か引っぱり出してきて熱心に読んでいたりしてがんばっていたのでした。
ということで。
「ゴメン、ワタシ、今生理前みたい。 いつもにも増して理屈っぽくなっちゃって、言わなくていいことまで言ってしまったかも。 ごめんね。きょんががんばっているというのはよくわかっているのだ」
と、謝りまして。
「そうだよまったく」 と文句を返しつつも、ワタシが素直に謝罪したことでちょっとゴキゲンを直してくれた様子のきょん。
「どうも理屈っぽくなってしまっていけない」とワタシ。 「もともと理屈っぽいのにそれ以上ならないでよね」 ぷんすかきょん様
でもさー。 あなたのその院長の悪口の言い方。わざわざくどくどな物言い。日頃の寛容さがすっ飛んでる感じ。 それも毎月覚えがあるのよ?
「あなたも生理前なんじゃないの?」 とワタシ。 「どういう意味よ!」 きょんは生理前の情緒不安定を、自らには認めないのであります。 「(あわあわ)いや、あの、ほら、ワタシが生理前ということは、 周期的にはあなたのほうが少しだけ早いから当然考えられるかなとか思って」 表現に工夫をしてみました。 「あたしは違うわよ!生理前だからって院長のこと言ってるわけじゃないもん!」 「そ、そうだよね」 もうやめとこ( ´_ゝ`)
しかし、ワタシが謝ったので、この後は和やかに。 車に乗って家に帰り、いつもどおりに過ごしまして。
そして昨日。 昨夜は野菜たっぷりメニューできょんが夕飯を作ってくれたんですが。 けっこうもりもり食べていたきょん。 しかも、夕飯のあとも、何かをもりもりと食べていたきょん。 ワタシは夕飯後すぐに仕事に戻ったのですが、しばらくしてパソコンが再起動になり手持ちぶさたになったので、リビングに顔を出してみましたら。
きょんの前には、お菓子のゴミが山積みに。
あらら、随分食べたわねと思いつつ、そのゴミを捨ててやり。 のそのそと仕事部屋に戻り、仕事の続きをしておりましたら、ノックの後にきょんが入ってきまして。
「あたし、やっぱり生理前みたい」と。 「なんで?」 「ものすごい食べてるから」
昨日の自分の精神状態では「生理前じゃないよ!」と言い切ったくせに(しかもあからさまに生理前っぽかったのに)、 食欲のすごさの前では自分をごまかすことができなかったようです。
いつもそうなんですよ。 イライラしてきて、ワタシに「生理前?」と指摘され「違うよ!じょりぃはいつもそう言うんだから!」と大怒りした3日以内(早いときは翌日)には生理になっているきょん。 カッコ悪いったらありません。素直に「そうかなぁ?」とか言えばいいものを。 恥ずかしくないんでしょうか毎月。
実績があるんですから、ワタシに「もしかして生理前?」と指摘されたときは「あらもしかしてそうかしら」と認めるくらいの学習能力は身につけてほしい。 という意地悪なことを考えるワタシももちろん生理前なわけなのでありますが(°▽°)
女ふたり暮らしだと、「同周期でやってくる生理」というのは、実に鬼門だと思ったりするのであります。 生理がやってくるまで「心はゆったり」を心がけて過ごそうと思います。 くわばらくわばら。
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