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2007年04月19日(木) |
二番目に長い片想いの話・その6 |
さて、隔離部屋に隔離された病傷人3名です。
発熱したチズは薬が効いてきてぐうぐういびきをかいて寝ております。 この部屋で起きているのは、ワタシとユーコだけです。
・・・と、いくらはしゃいだところで、ここはみんなで来ている合宿です。 おまけにふたりとも「要!安静」のケガしてますし。 そんな状態で一体何を期待できると言うのでしょう。あははははは( ^ ∀ ^ )
なんて思っていたのに、ワタシとユーコったら、いつの間にかいちゃいちゃもそもそしておりました。 どんな「いちゃもそ」をしたのかは省略させていただくとしまして。 ハードコアな想像をする必要はないとだけお伝えさせていただきます。
でもなんだか、このときって うーーーん・・・何て言ったらいいんでしょう。 ふたりとも「衝動的にそうなった」というよりも、何かどちらかというと「なんか、そうなんなきゃ」(これもしっくりこないけど)のようなものに突き動かされていたような気がしちゃうんですよね、ワタシ。 うまく言えないんですが。 ワタシだけだったのかな、そんな風に思ったの。 いや、ユーコからもなんとなくそんなものを感じたように思います。
ふたりともケガして無理してたからそう思うだけかなぁ? でもそれなら「ケガしてたのに無茶しちゃうくらいガーーーッってなっちゃってもう!」という思ひ出になって良いはずな気がしますし。
ちょっとよくわかりません。
でもワタシ、いちゃいちゃ系に関して、たまにそーゆー感覚に陥ることがあります。 ここでとりあえずこうしておかなきゃいけないんじゃないか、みたいな。 誰にでもあることかしら。
話はそれますが。 今年のソフト部の新年会で、その遊び合宿時に発熱していたチズに 「あのときあたしが寝てると思ってたんでしょ」と言われたときはビールが鼻に回るところでした。 「何の話?(笑)」と、とぼけて返しましたら 「遊び合宿のときだよ。あの隔離部屋で」 「ああ、隔離されたね。なつかしいなー」 おとぼけおとぼけ 「あたしが寝てると思って油断したでしょ」 「何を引っかけようと思っているのか知らないけど、何のことかわからない」 「今まで黙っててやったあたしに感謝しろ!(笑)」 「ははは。何言ってんの( ^ ∀ ^ )」
( ^ ∀ ^ ;)
あ、あ、あ、あ、ありがとうチズ!(´д`;) と、心の中では感謝しました。でも今になって言うな。みんなのいるところで。 ていうか、ホントに起きてたの? カマかけただけかしら。 ぐうぐういびきかいてたくせに。 ということでカマですきっとカマ!
話を元に戻します。
とにかく隔離部屋でそんな展開になったので、よし、今度こそ!とそれなりに自信を持ったワタシだったのでした。 が、ユーコはその後、そのときのことをまるでなかったかのように振る舞います。 あまりにもな「なかったこと」振りに、ワタシも「ワタシのこと好きなの?」めいた話はその後もできず。
でも一度だけ「あのときはどういう気持ちだったの?」と聞いたんでした。 答は「わからない」でございました。 そして「その話はもうやめよう」と言われました。 セクの問題などとも併せて、このときはけっこう落ち込みました。 「今思えばしなくても良い自己嫌悪」に陥ったりもして。 ユーコには伝えませんでしたが、自分のこともいやになっちゃってましたが、ユーコのことも「ひどい」と思っちゃったりしました。
さらに言えば、この頃からなっちゃんのことも本格的に好きになってきてしまっていたので、ワタシ自身、「ならいいよ、もう」という気持ちにもなってきてしまったりして。 1年の後半からつきあっていた子とも、まだ続いておりましたし。ナナのことも(略
ユーコとワタシって、こうやってなんだかよくわからないような状態でずっといくのかなー、なんてことも思ったり。 いくもいかないも、まだ進み始めてもいなかったかもしれなかったんですが。 とりあえず「こいつ何考えてるかわからない虫みたいなヤツだな」とか思ってました。 が、ユーコの存在というかありかたは、ある意味ワタシには都合がよく、「好きだー」と思っているだけの相手としては理想的とも言えました。 理想的でありながら、それでもユーコに「じょりぃが好き」と思ってほしくてしかたがなくて。 あのとき走って逃げていった女の子を、どうしても「ワタシのもの」にしたかったんです。
ということで、まだしばらくユーコに中途半端に片想いすることになります。
まだ続くのであった。どうしよう。
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